こんにちは。大阪府池田市/阪急宝塚線池田駅の自然療法治療院【関西カイロプラクティック】院長の鹿島 佑介です。
先日、薬に関するこのような記事を見つけました。
『クスリは全身に広がる前、効果を発揮する前に一度肝臓で代謝(分解)を受けることになります。これを「初回通過効果」といいます。初回通過効果によってクスリの効果がなくなってしまうようであれば問題外なので、そうならないように一錠あたりの成分量を増やすなどの工夫がなされています。』
https://news.yahoo.co.jp/articles/120d317d2b1adfb97454edeffe355689793dd26e より引用
西洋医学的薬のほとんどは肝臓に負担がかかる
西洋医学的薬のほとんどは、解毒が必要で解毒しきれなかった化学物質が効くということです。
当然のことながら肝臓に負担がかかるということです。
なぜ肝臓に負担のかからない薬が作れないのかについては過去記事で説明していますのでお読みください。
『服用したときには効果を示さずに、肝臓で代謝(分解)を受けることで初めて効果を示す形になるように設計されたクスリもあるのです。このように、体内に入ってから全身に広がったり患部に到達するまでの間に効果を発揮するようにデザインされたクスリを「プロドラッグ」と呼びます。』
https://news.yahoo.co.jp/articles/120d317d2b1adfb97454edeffe355689793dd26e より引用
プロドラッグと言う言葉は初めて聞きましたが、有名な薬は消炎鎮痛薬ロキソニンですね。
当然のことながら肝臓の代謝能力によって薬の効きかたは違ってきます。
『投与経路で初回通過効果を回避することもできます。門脈を通らなければよいわけですから、内服薬でなければよいということになります。例を挙げると、注射薬、貼付薬、座薬、吸入薬、そして狭心症の発作時に用いられる舌下錠などがそれにあたります。』
https://news.yahoo.co.jp/articles/120d317d2b1adfb97454edeffe355689793dd26e より引用
例えばお医者様がよく使うシップは経皮吸収消炎鎮痛薬です。
皮膚から鎮痛成分が吸収され、肝臓を通る前に全身に広がるので効果が早いといえます。
メリットは肝臓ですぐに代謝されないので少量の薬剤で全身に回るということと、少しづつ長時間薬が効くということです。
西洋医学の薬が肝臓や腎臓に負担をかけるということを、説明を受けないので知らない患者様も多いです。
よくサプリメントが肝臓に負担をかけるとお医者様は説明しますが、これは西洋医学の薬が肝臓に負担がかかっていることをごまかすため?かもしれません。
それについては下記の記事で詳しく書いていますのでご覧ください。
⇒ Q&A:サプリメントは肝臓に負担をかけませんか?~作用のある物には必ず副作用があります~
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