ビタミンA(レチノール)の効果・効能
こんにちは。大阪府池田市/阪急宝塚線池田駅の自然療法治療院【関西カイロプラクティック】栄養カウンセラーの鹿島 佑介です。
本日は、ビタミンA(レチノール)の効果・効能についてお話しします。
当院のフィシオエナジェティック検査ではビタミンA(レチノール)などの栄養を使って症状に対応することがあります。
ビタミンA(レチノール)の効果・効能
ビタミンAとは、レチノール、レチナール、レチノイン酸の総称で、脂溶性ビタミンです。
脂溶性ビタミンは蓄積するビタミンですので、過剰摂取は害になる可能性があります。
ビタミンA不足の原因のほとんどは、甲状腺機能低下によるビタミンA合成不全です。
ビタミンAをβカロテンやαカロテンから合成するには甲状腺ホルモンが不可欠なのです。
もちろん、βカロチンの摂取不足のケースもあります。
ベータカロチンは黄色の色素ですので、合成がうまくいかないと肌が黄色くなるなどの症状を伴うことがあります。こういう方はニンジンベースの野菜ジュースには要注意です。
ビタミンA(レチノール)の効能
- 皮膚や粘膜を正常に保つ
- 結合組織(ムコ多糖(グリコサミノグリカン:ヒアルロン酸、コンドロイチン硫酸))の合成)
- 暗順応や視力を保つ(網膜成分)
- 病気の感染に対して抵抗力を増す(粘膜)
- 子供の歯・歯茎や骨の成長に関与
- 毛髪に関与
- 抗酸化作用
- 甲状腺機能亢進症の治療
- 肺気腫の治療を助ける
- DNAの修復
など。
ビタミンA(レチノール)はこんな症状に効果があるかもしれません
- 夜盲症
- 眼精疲労
- 眼球乾燥症(ドライアイ)
- ニキビ
- 吹き出物
- 口内炎
- 角質軟化症
- 感染症
- 鼻水(ドライノーズ)
- 咳
- ドライマウス
- 歯の変色
- 腎臓結石
- 乾燥肌(肌荒れ)
など。
ビタミンA(レチノール)を多く含む食品・魚
- うなぎ
- 魚介類
- レバー
- 肝油(タラ肝油など)
- 卵
など。
ビタミンA(レチノール)サプリメント
※体質に合わない方もおられますので、自己判断での長期摂取にはご注意ください。
もしかしたらあなたの症状にはビタミンA(レチノール)が効果あるかもしれません。原因不明の症状でお悩みの方、栄養療法に興味がある方、お気軽にご相談ください。