こんにちは。大阪府池田市/阪急宝塚線池田駅の自然療法治療院【関西カイロプラクティック】院長の鹿島 佑介です。
先日、ベンゾジアゼピン受容体作動薬の依存性に関するこのような記事を見つけました。
『厚労省医薬・生活衛生局は3月21日、催眠鎮静剤、抗不安薬、抗てんかん薬で使用されるベンゾジアゼピン受容体作動薬などの医療用医薬品について、承認用量の範囲内でも漫然とした継続投与により依存性が生じることがあるとして、医療現場に注意喚起するため44成分の添付文書を改訂するよう、日本製薬団体連合会に通知で指示した。』
https://news.yahoo.co.jp/articles/f1cda2bc2a7f54f1787ab142ef1712c4353f6807 より引用
ベンゾジアゼピン受容体作動薬の依存性
ベンゾジアゼピン受容体作動薬の依存性は、依存症というより離脱症状により薬がやめられなくなることです。
さらにベンゾジアゼピン受容体作動薬の薬剤の怖いのは、薬をやめなくても薬の量を増やしていかないと離脱症状(禁断症状)が起こること。
絶対に飲んではいけない薬です。
ベンゾジアゼピン受容体作動薬の種類
ベンゾジアゼピン受容体作動薬は
- 催眠鎮静剤
- 抗不安薬
- 抗てんかん薬
- 睡眠薬
などで使用されます。
ベンゾジアゼピン受容体作動薬の作用機序
作用機序としては脳の神経伝達物質ギャバを増やす作用があるのですが、だんだんと効かなくなり、ギャバ不足による禁断症状が出るのです。
抑制性の脳神経伝達物質ギャバは興奮性の神経伝達物質グルタミン酸から作られるのですが、ベンゾジアゼピン受容体作動薬を取り続けると最終的にグルタミン酸過剰により脳が興奮状態になります。
ベンゾジアゼピン受容体作動薬はとにかく絶対に飲んではいけない薬
ベンゾジアゼピン受容体作動薬はとにかく絶対に飲んではいけない薬です。
てんかんならばてんかん発作の頻度が増えます。
睡眠障害ならば睡眠障害がひどくなります。
不安症ならば不安感がどんどん増えていきます。