ビタミンE(トコフェロール)の効果・効能
こんにちは。大阪府池田市/阪急宝塚線池田駅の自然療法治療院【関西カイロプラクティック】栄養カウンセラーの鹿島 佑介です。
本日は、ビタミンE(トコフェロール)の効果・効能についてお話しします。
当院のフィシオエナジェティック検査ではビタミンE(トコフェロール)などの栄養を使って症状に対応することがあります。
ビタミンE(トコフェロール)の効果・効能
ビタミンEの化学名は「トコフェロール」です。
ビタミンEにはα-トコフェロール・β-トコフェロール・γ-トコフェロール・δ-トコフェロール・α-トコトリエノールなどがあります。
サプリメントではα-トコフェロールが使われることが多いです。
ビタミンE(トコフェロール)の効能
- 強力な抗酸化作用でリン脂質などの脂質の酸化を防ぐ(神経細胞障害の抑制、細胞膜の酸化防止など)
- 過酸化脂質やLDLコレステロールの酸化を防ぐ(動脈硬化の抑制など)
- 活性酸素を除去する
- ビタミンA、C、メチオニン、シスチンの酸化を防ぐ
- 炎症を抑制(アラキドン酸カスケード、プロスタグランジン)
- 血液の抗凝固作用
- 血栓予防・溶解
- 血管拡張作用、手足の血流の流れを活発にする
- 血管のカルシウム沈着を防ぐ
- 疲労を和らげる
- ホルモンの分泌を円滑にする(脳下垂体(内分泌系))
- 抗アレルギー作用
- 抗炎症作用
- 免疫力を上げる
- 血圧を下げる
- 流産防止(胎盤における血流促進作用)
- 卵巣の活動の正常化
- 肝臓・腎臓の機能を助ける
- 足の痙攣・筋肉の硬直・萎縮を防ぐ
- アルツハイマー病のリスクを下げる
など。
ビタミンE(トコフェロール)はこんな症状に効果があるかもしれません
- 冷え性
- 生理不順
- 生理痛
- 生理前症候群(PMS)
- 不妊(流産など)
- 精子減少
- 動脈硬化
- 静脈炎、静脈瘤
- 心筋梗塞(冠状動脈の問題など)
- 脳梗塞
- 間欠性跛行
- 感染症
- 老化
- 赤血球の破壊
- 筋肉の退行変性(筋萎縮症)
- 貧血
- 肌荒れ
- 神経伝達の問題、神経伝達物質の問題
- 免疫力低下
- 内分泌系機能低下(下垂体・甲状腺・副腎・卵巣)
など。
ビタミンE(トコフェロール)を多く含む食品・魚
- ナッツ類(アーモンド、くるみ、ピーナッツ、カシューナッツなど)
- 玄米
- 大豆
- 卵
- 魚介類
など。
ビタミンE(トコフェロール)サプリメント
※体質に合わない方もおられますので、自己判断での長期摂取にはご注意ください。
もしかしたらあなたの症状にはビタミンE(トコフェロール)が効果あるかもしれません。原因不明の症状でお悩みの方、栄養療法に興味がある方、お気軽にご相談ください。