こんにちは。大阪府池田市/阪急宝塚線池田駅の自然療法整体院【関西カイロプラクティック】院長の鹿島 佑介です。
先日、降圧剤に関するこのような記事を見ました。
『最近のARBやACEIと言われる種類の降圧剤は、体内の水分量が減少するとレニンというホルモンが活性化して血圧を下げる働きが強くなる。昨年のような猛暑の中、冬と同じ量の降圧剤の服用を続けていると、逆に低血圧を招きやすくなる場合がある。
横尾教授は「暑さにつれて発汗量が増えれば体内の水分と塩分量は減少して血圧は下がり、むくみは少なくなる。しかも、最近の主流の降圧剤は水分の減少に応じて降圧作用が強まるものが多いので、より血圧が下がってしまう。高血圧の人は血圧が下がってよかったと思うかもしれないが、血圧の急な変化や過度な降圧は、めまいやふらつきが起きやすくなるし、脳梗塞や心筋梗塞のリスクも増える。適切な範囲内に血圧を抑えるのが重要なのです」と話す。 』https://news.yahoo.co.jp/articles/d93a89a679fcf4da9b0f935443d0834760cdd8bb より引用
降圧剤を飲んでいる人は低血圧と脱水症状に注意!!!
降圧剤には様々なタイプの薬があります。
簡単に説明するとカルシウム拮抗薬(血管を緩める)、β遮断薬(自律神経である交感神経系を抑制)、利尿作用系(利尿剤など)があります。
上記の生地の出ているARB(アンジオテンシンii受容体拮抗薬)やACEI(ACE阻害薬 =アンジオテンシン変換酵素(ACE)阻害薬 )と言われる種類の降圧剤 は結果的に利尿作用があります。
身体からナトリウムと水を排出するので、当然のことながら脱水症状になります。
夏場に汗をかき水分不足になると、脱水症状により急激な低血圧になり血栓や脳梗塞、脳虚血によるふらつきなどのリスクが上がります。
患者様はそんなこと知らずに薬を飲んでいるケースが多く、きちんと説明してよ、って思うことはあります笑