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胃酸抑制薬(胃腸薬の一種)のリスク(副作用)

投稿日:2025年2月13日 更新日:

こんにちは。大阪府池田市/阪急宝塚線池田駅の自然療法整体院【関西カイロプラクティック】院長の鹿島 佑介です。

本日は薬に関する素晴らしい本をご紹介します。

『この薬、飲み続けてはいけません!!: 自分の体は自分で守る』
著者:内山 葉子
出版社: 三和書籍
価格:1,980円(税込み)

この薬、飲み続けてはいけません
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全ての薬剤師さんとお医者さん、そして薬を飲んでいるすべての人に読んでいただきたい本です。

前もって言っておきますが、当院では薬の指導は行っていません。

フィシオエナジェティック検査において薬が影響している可能性があるかもしれない、ことは言うことがありますが、あくまでお医者様の指示に従ってください。

⇒ フィシオエナジェティックについて詳しくはこちら

 

★薬の問題点(副作用)

下記の薬の問題点について書かれています。

  • 抗菌薬(いわゆる抗生物質)
  • 胃酸抑制薬(胃腸悪の一種)
  • 痛み止め(解熱鎮痛薬)
  • 高脂血症薬(コレステロールを下げる薬)
  • 降圧薬(血圧を下げる薬)
  • 向精神薬(中枢神経に作用し、精神症状に影響を及ぼす薬、抗うつ薬など)

 

前回は抗菌薬(いわゆる抗生物質)の問題点(副作用)についての内容と個人的な考えをご紹介しました。

⇒ 抗菌薬(いわゆる抗生物質)の問題点(副作用)

今回は胃酸抑制薬(胃腸薬の一種)のリスク(副作用)についての内容と個人的な考えをご紹介します。

 

胃酸抑制薬(胃腸薬の一種)のリスク(副作用)

胃酸抑制薬(胃腸薬の一種)のリスク(副作用)については過去にも記事にしたことはあります。

今回は胃酸抑制薬(胃腸薬の一種)について本に書かれている大事なポイントと、個人的な考えを書きたいと思います。

胃酸抑制剤は使用量の多い薬です

『「胃がムカムカする」「胸やけがする」などの訴えで医療機関に行くと、最近は、すぐに胃薬が出される傾向があります。特に多いのが、胃酸の分泌をおさえる「ポロトポンプ阻害薬(略称=PPI/商品名=ネキシウム、オメプラール、タケプロン、タケキャブなど)」と、「H2ブロッカー(別名=H2受容体拮抗薬)/商品名=ガスター、ザンダックまど)」です。』

 

胃酸抑制剤は使用量の多い薬です。

本当に胃酸が少ない人がこれほど多いのでしょうか?

問題点や副作用については、後ほど説明します。

胃酸が多いことを調べずに胃酸抑制薬を処方しています

『実は胃酸抑制薬には、そんほかにも特有の問題があります。それは、「実際は胃酸が多くないのに、胃酸抑制薬を処方されたり、その市販薬を買って飲んだりしている人が多い」と言う問題です。』

なぜ胃酸が多くないのに胃酸抑制剤が処方されるのでしょう?

胃酸が多いことを調べずに胃酸抑制薬を処方しています。

現実には胃酸が多いのか少ないのかを検査できる病院はほとんどありません。

もう一つは胃酸を増やす医薬品がないからですね。

 

胃酸の逆流が起こるメカニズム

『胃酸が少ないと、胃の中のPH(酸・アルカリ度)が上がります。PHは、数字が低いほど酸性を示します。』
『実は、私たちが食事をしたときも、食道から胃にかけて、一時的に中性に傾きます。体はそれを察知して、食べものを通すために、胃の入り口(噴門部)の筋肉を緩めます。』

 

胃酸の逆流が起こるメカニズムとしては、

胃酸が減る ⇒ 胃のPHが上がり中性に傾く ⇒  食べ物を通すために胃の入り口である噴門を開ける ⇒ 食べてないのに胃のPHが上がると噴門が
開き胃酸が上がったきてしまう ⇒ 胃酸の逆流

と言うメカニズムですから、胃酸抑制剤を摂取すると空腹時のPHが上がり、噴門が開きっぱなしになり胃酸が逆流するのです。

 

胃酸は病原菌の防御

『胃酸は体内で非常に大事な働きをしています。強い酸によって、食物を消化するだけでなく、口から入ってきた細菌などの病原体をブロックしています。胃酸がへると、この働きが弱まるため、ウイルス感染や食中毒を起こしやすくなります。』

 

胃酸は病原菌の防御にとってとても重要です。

細菌やウイルスだけではなく寄生虫の防御にとっても、胃酸のPHを強酸性に保つことが重要なのです。

 

胃酸が少ないとアレルギーになりやすい

『また、たんぱく質や脂質を分解する酵素は胃酸によって活性化するので、胃酸が少ないと、たんぱく質や脂質がスムーズに分解できなくなって、未消化物が増えます。それだけではなく、未消化物がふえることでアレルギー症状を起こしやすくなります。』

 

ペプシンというたんぱく質分解酵素は胃酸のPHが強酸性の時にかっせいかするので、胃酸のPHが上がるとたんぱく質が消化できなくなります。

胃酸が少ないとアレルギーになりやすくなります。

未消化のタンパク質が食物アレルギーの一番の原因ですから。

 

胃酸は消化にとってとても重要

『多くのミネラル(カルシウム、マグネシウム、亜鉛、鉄など)はたんぱく質と結合して体にとり込まれるので、たんぱく質が消化できないとミネラル不足を招きます。さらに脂質が円滑に消化されないと、脂溶性ビタミンも不足することになります。』

 

胃酸が減るとたんぱく質だけではなく、ミネラルやビタミン(ビタミンB)の吸収が難しくなります。

 

塩酸のサプリメントもあります

『胃酸によく似た働きをする「塩酸ベタイン」というサプリメントもあります。ビートと言う植物からとったベタインという天然成分と塩酸を結合させたもので、胃酸の少ない人がその働きを助けるために活用できます。』

 

塩酸のサプリメントもあります。

ベタインHCLサプリメント

塩酸ベタインというサプリメントです。

塩酸ベタイン

ベタインHCL

 

 

※当院でおこなうフィシオエナジェティック検査は医学的な検査ではありません。どうすれば解決するのかはわかりますが、診断は基本的には行いません。あくまで診断については医療機関でお願い致します。

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