ギャバ(GABA)|阪急宝塚線池田駅の自然療法治療院
こんにちは。池田市/阪急宝塚線池田駅の自然療法治療院【関西カイロプラクティック】院長の鹿島 佑介です。
精神疾患や睡眠障害の問題に脳内の神経伝達物質が関与することがあります。
例えば、精神安定剤や睡眠薬の中にはギャバ(GABA)を増やす作用のものが多いです。
当院はフィシオエナジェティック検査により、ギャバ(GABA)の問題の根本原因を探ります。
[toc]ギャバ(GABA)とは?
ギャバ(GABA)とは中枢神経系に存在する神経伝達物質で、側頭葉で作られる抑制性の神経伝達物質です。
他の神経伝達物質すべてを抑制しています。 γ(ガンマ)- アミノ酪酸(Gamma-Amino Butyric Acid)といいます。
脳以外の部分にもギャバは存在しますが、脳で働くギャバ(GABA)は血液脳関門を通らないため、脳の中で作られます。
ギャバ(GABA)不足によって起こる症状
- 不安感が強くなる、恐怖症
- うつ、気分のムラ、躁鬱神経質、情動不安
- いらいら、怒りっぽい
- 不安神経症、不安障害
- 強迫神経症(ひとつの事が気になると止まらなくなる・歪みが気になることが多い)
- 強迫性人格障害
- 攻撃的な行動が多くなる
- 睡眠障害、不眠症
- 集中するのが困難、頭のもやもや
- 妄想、記憶障害
- 理由の分からない痛み、筋肉痛
- 頭痛、偏頭痛
- 息切れ、呼吸が浅くなる、咳き込む、胸の痛み
- 動悸、頻脈、不整脈、血圧上昇、高血圧
- アレルギーにかかりやすくなる
- 斜頚のようなテタニー(手足に起こるしびれ)
- 嚥下障害、ゲップ、よだれ
- てんかんのような痙攣
- 振え、不随意運動(ジスキネジー)
- 大腸の問題(便秘や下痢、適正な消化管の運動)
- 眼球運動異常、視界がぼやける
- 知覚異常、嗅覚異常
- 頻尿
など。
ギャバ(GABA)不足の原因
- 有害な重金属(水銀など)
- 栄養不足(亜鉛・マグネシウム・活性型ビタミンB2・活性型ビタミンB6(P-5-P)、必須脂肪酸)
- 電磁波
- 精神心理的問題
など。
その他の脳内の神経伝達物質
脳内の神経伝達物質は現在わかっているだけで60種類以上あります。
100種類以上の神経伝達物質があると推測されます。
脳内の神経伝達物質は脳内で独自につくられています。
脳内の神経伝達物質の種類
など。
脳内の神経伝達物質は脳以外の神経伝達物質とは別物です
神経は全身にありますが、脳脊髄系とその他の部分ではそれぞれ独自の働きがあります。
血液脳関門があり、神経伝達物質が直接脳にいかないようにガードをしています。
食べ物で気分が大きく変わってしまったらまずいですからね。
脳のギャバ(GABA)は脳で独自でつくられます。ですので血液検査では脳の神経伝達物質の状態はわかりません。
脳の神経伝達物質を正確に調べるには脳脊髄液を調べる必要があります(※代謝物などから推測することはできます)。
脳内の神経伝達物質の問題の原因
- 栄養不足
- 有害な重金属の影響
- 有害物質・毒素の影響
- 精神心理的問題
- 受容体の問題(必須脂肪酸不足、自己免疫疾患、炎症など)
精神科や神経科に行っても治らない精神疾患の原因はギャバ(GABA)の問題かもしれません。精神疾患でお悩みの方、お気軽にご相談ください。