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抗がん剤治療で栄養不足になるのはなぜ?

投稿日:2021年6月7日 更新日:

こんにちは。大阪府池田市/阪急宝塚線池田駅の自然療法整体院【関西カイロプラクティック】院長の鹿島 佑介です。

本日は、がんになった人、抗がん剤の治療中の方、そしてそのご家族の方に知っておいてもらいたい情報が書かれた素晴らしい本をご紹介します。

 

抗がん剤治療で栄養不足になるのはなぜ?

「がん」では死なない「がん患者」 栄養障害が寿命を縮める
「がん」では死なない「がん患者」 栄養障害が寿命を縮める (光文社新書) [ 東口高志 ]

 

この本を何気なく読んでみてびっくりしました。がん患者様に対して栄養療法をしているお医者様がおられるのか、と。

私自身、癌の治療中の患者様はそれほどたくさんの人をみているわけではありません。

その中で抗がん剤を受けている人をフィシオエナジェティック検査で調べると

  • 免疫力の低下による感染症(骨髄での白血球の細胞分裂能力の低下)
  • 消化酵素不足による消化不良
  • 小腸の粘膜異常による栄養吸収障害

が起こっています。

⇒ フィシオエナジェティックについて詳しくはこちら

 

小腸の粘膜の問題は栄養吸収障害だけではなく、細菌や真菌類が血管やリンパ管に入り込み免疫がどんどん疲弊していく。という問題が必ず起こってくるのです。

この本に核心が書かれていますが、がん患者様はガンで亡くなるではなく栄養障害や感染症で亡くなる、という事実があります、

ただし私個人的には「では抗がん剤をやめた方がいいのですか」と聞かれると「抗がん剤は続けてください」と答えます。

そこに注釈をつけるとしたら、理想は抗がん剤のペースを私が指示できれば一番理想的なのですが、ということです。

もちろんお医者様に指示することは不可能なので、不可能なんですが…

 

抗がん剤治療の問題点の一番は小腸の問題です

栄養障害は小腸の問題がメインなのですが、小腸の問題は命に関わります。

抗がん剤を長く続けていくと、小腸は穴の大きなザルのような状態になってしまい、未消化のタンパク質や細菌などの異物が肝臓に流れ込み肝臓や免疫を疲弊させていくだけでなく、異常な栄養吸収障害になるのです。

ひどくなると食べ物から何も栄養を得られていないような状態になるのです。

こうなると、初期状態では消化不良や結合組織の弱化によりおなかがポッコリ出てくるだけですが、だんだんと筋肉や脂肪もなくなってきます。

栄養不足により細胞がエネルギーを作れなくなると心不全につながってしまうこともあります。

 

抗がん剤の副作用

抗がん剤はいろいろなタイプのものがあると思うのですが、抗がん剤のほとんどは亜鉛というミネラルの利用を阻害し細胞分裂(DNAのコピー)を止めるものです。

今までの臨床が少ないのでほぼ妄想ですが…

亜鉛の利用が阻害されると、細胞分裂が活発に行われている場所に影響が大きくなります。

機能的に影響が大きいのは小腸と骨髄です。

小腸粘膜の細胞は約2~3日で総入れ替えされます。小腸は栄養を吸収する場所なので、どうしても細菌などの異物が入り込んでしまうのです。

小腸のリンパ組織では常に白血球が戦っているため慢性炎症が起こります。だから常に細胞を作り替えないといけないのです。

骨髄での血球成分の分化が行われないと、貧血や免疫力の低下などの問題が起こります。

免疫力低下は慢性感染症につながるのです。

ちなみに抗がん剤でしびれで苦しむのは、結合組織の劣化による毛細血管の破壊によるものだと思っています。

この本の内容によると、西洋医学では栄養療法をするとガンが成長する、逆に言えば栄養を断つと癌の成長が止められる、という考えの先生が多いそうです。

確かに、私もそう思っていた時期もありました。臨床で栄養障害がこれほどひどくなる現実を知るまでは。

著者はさまざまな視点で栄養障害を考えられておられます。

  • 細胞の中でエネルギーを作るとき、酸素の必要ない嫌気性解糖と酸素を必要とする好気性解糖(ピルビン酸をミトコンドリアに取り込んで行う反応)があります。ところが、がん細胞は酸素のある状況でも好気性解糖を行わないのです。嫌気性解糖ではたくさんの乳酸がつくられ、一部はブドウ糖に戻るのですが、それにもATP(エネルギー)が大量に必要なため、すべてを戻すことができず、癌患者様は乳酸がたまり身体がだるくなるのです。
  • 好気性解糖をできるだけ活性化するための、そして乳酸を減らすための栄養療法をしているそうです。
  • 小腸のエネルギー源であるGFO(グルタミン(アミノ酸)と水溶性ファイバーとオリゴ糖)を使い、腸管の機能を活性化する治療法を行っているそうです。
  • 『経静脈栄養では、栄養を直接血管に入れますから、腸を使いません。そのため腸の粘膜が萎縮しますが、小腸の粘膜が萎縮すると免疫機能が低下して、小腸の中にあった細菌や毒素が全身に回ってしまうのです。』
    ですので経腸栄養と経静脈栄養をを使いわけるそうです。

全てのがん患者様が、栄養障害や感染症で亡くならないよう、このような考え方のお医者様が増え、標準治療になっていくといいですね。

がんの臨床例

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※当院でおこなうフィシオエナジェティック検査は医学的な検査ではありません。どうすれば解決するのかはわかりますが、診断は基本的には行いません。あくまで診断については医療機関でお願い致します。

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