こんにちは。大阪府池田市/阪急宝塚線池田駅の自然療法整体院【関西カイロプラクティック】院長の鹿島 佑介です。
本日はガンに罹患された方がガンに勝つには、どういう心構えでいればいいのか、が書かれた本をご紹介します。
精神的ストレスがガンを育てる!?
アメリカの元MDアンダーソン癌センター終身教授で「全米ベストドクター」に11年連続で選ばれたドクターだそうです。
簡単に要約すると、ドクターが長年医者として生きて行く中で、癌が発覚した後の気持ちの持ちようによっては奇跡が起こることがある、ということ。
いくつか重要なフレーズをご紹介します。
太字の部分は引用です。
『私たちの身体は「心」をどのように扱うかで変わってきます。』
当院でも「心」の問題がない人はいない、というのが実感としてあります。
優先順位の上の方に出てこないことはありますが、掘り下げてみると必ず「心」の問題があります。
中には「心」の問題だけで大きな病気になっているクライアント様もおられます。
『多くの人々が、死への過ぎたる恐怖によって、残された人生をあきらめてしまいますが、本来、そんなことがあってはなりません。』
ガンが見つかったときにどう考えるのか、によってガンの治る確率は大きく違ってくるでしょうね。
ガンのケースではありませんが、当院でも根本原因が分かったときにどう考えるのか、によってその後の治癒の仕方が大きく変わってきます
どれだけいい説明・カウンセリングをしても全ての人がこのポイントを理解できるわけではありませんが、それに近づける努力をしないといけませんね。
『ガンに対する態度は、謙虚で柔軟でなければなりません。一太刀でなぎたおすべき”敵”ではなく、自分の身体の中で巧みになだめていくべき、少々危険でやっかいな”お客様”と考えるべきなのです。』
『考え深くて計算高い人よりも、純朴で他人を信じやすい人のほう(ときに短気な気質であっても)、医師の言葉によく従い、誠実に治療に臨みます。また明朗な性格の人たちは、治療にもよく耐えることができます。』
わかってはいますが、例えば自分自身がガンになったとすると、このような対応ができるかどうか、、、、
私は純朴ではありませんので、、、
『患者さんがもつべきもっとも大切な心構えは、病気に振り回されないという意志と、どんな状況でも笑顔を忘れない心の余裕です。』
ガンが見つかることによって絶望し廃人のようになってしまう人もいれば、ガンが見つかったことによって、逆にいろいろなことに気づき、働き方を変えたり、趣味を楽しんだり、よりよい生活を送れるようになる人もいます。
その違いは何なのでしょうか?
『過度の心配や精神的ストレスがガンを育てるという事実は、すでに多くの人たちが知っている、だから、そういう精神状態を変えようとしないのは、最初からガンとの闘いを放棄することにほかならないのです。』
精神的ストレスがガンを育てるんです。
ガンになったときにどう考えるかによって、その後に大きな差が生まれます。
今までの生活を改めることによって、ガンが見つかる前より幸せな生活を送れる人もいます。
自身の身体を無視して働き続けてきた方にとっては人生を好転させるきっかけになるかもしれません。
『人生の価値と幸福は寿命に比例するものではありません。ときには、六十年を三百年のように生きていく人もいます。』
早くにガンで亡くなった方は不幸なのか、なんてことはわかりませんよね。太く短い素晴らしい人生だったかもしれません。
長生きしても不幸せな方も多いですからね。
『病気の予防のためにできる簡単な方法のひとつが、白米ごはんの代わりに麦飯や玄米雑穀ごはんを食べることなのです。』
日本人は白米を食べだしてから身体が弱くなってきたのは明らかです。
今ちまたで糖質制限がはやっていますが、糖質制限ではなく精製された穀物や砂糖を制限すればいいのです。
『ガンに対する姿勢が大切なのですが、姿勢とは「思考の反映」のようなもの。痛みを感じたからといって、いつも痛いと考えていたら、何でもなかったところまで痛み出します。』
ガンでなくても、思考によって痛みというのは大きく変わってきます。
何かに夢中になっているときは痛みすら忘れます。
当院でも問診の時に症状や痛みにとらわれている人にあえて症状を聞かないで施術をすることがあります。
「私は過去に〇〇があったせいでこうなってしまったんだ」と思ってしまっている方には、トラウマにも触れないで施術することもあります。
「○○のせい!!」と思っているうちは症状はなくならないからです。
本人にとっては無くなったら困るんです。私自身もそうでした!!
『ガン細胞が生きられない身体を作るには、このようにフィトケミカルが多く含まれる野菜や果物、ナッツ類、種子類、キノコ類を多く摂取し、抗酸化物質とビタミンをきちんととることです。』
ガンに対するいろんな食事療法がありますが、このフィトケミカルだけは共通ですよね。
やって損をすることはほとんどありません(ただしなかには抗がん作用が強いといわれているニンニクやブロッコリーなどが身体に合わない方もおられます)。
『適度な運動を行ってこそ、身体がビタミンを吸収して活用することができます。』
『慢性炎症を減らしたければ、一日に40分ほどの有酸素運動をするとよいでしょう。』
日常の運動も健康にとってはほとんどの人にとって重要で役立ちます。
もちろんスポーツなどの激しい運動の場合は別です。
あくまで適度な運動です。
自然にも触れられるようなウォーキングは一番いいですよね。
『病気を治す要素の80パーセントは患者さん自身の治癒力なのです。』
お医者さんが言うな!、と思われる人もいるかもしれません。
長年患者様を診てきた著者だからこそ、同じ治療をしても良くなる人もいれば効果がない人もいることに気づいているのです。
当院でもそうですが、しっかり受け入れて自身の食生活を見直して、ポジティブに生きている人だけが良くなります。
ポジティブというのは取りあえず何でもやってみるという姿勢ですね。
ガンの予防法
- 家族歴にガンが見られる人は、該当するガンについて徹底的に勉強し、そのガンに対する定期検査を頻繁に受けること。
⇒ 心配だけど検査に行くのは怖い、という人も多いですよね。私もそうです(^^; - 動物性脂肪や白米の摂取を避ける、カレーに含まれるクルクミンは抗ガン効果が大きい。動物性ダンパク質を摂るのなら脂肪が少ない鴨肉がよい。
⇒ クルクミンは体にいいですが、日本式のカレーは乳製品や酵母エキスなどの添加物、トランス脂肪酸という悪い油がたっぷり、、、ですから避けた方がいいでしょうね。 - 40代以降はいくつかの分解酵素やインスリンなどの分泌が減少するため、小食を心がけること。
⇒ 特に精製穀物や精製砂糖は減らした方がいいでしょうね。 - 適度な運動を続けること。心臓に負担がかからないので、ウォーキングがよい。
⇒ YES!! - 心をおだやかに保つこと。生死の問題を乗り越えなくてはならないとき、宗教が助けになる。
⇒ スピリチュアリティ(精神性)を重視するのはよいことですね。宗教にはピンからキリまであるので何とも言えませんが、、、 - 仕事を続けることも、予防と治療の助けになる。
⇒ 仕事が趣味というかたは仕事が役に立ちますね。できれば仕事以外の趣味があった方がいいでしょうね。 - 音楽を聴いたり、心がおだやかになる趣味をもったりするとよい。
⇒ 私自身も最近になって少しゆったり休む時間も必要だなと思えるようになってきました。 - たくさんの水を飲むこと。毒素が円滑に排出される。
⇒ YES!!ただしアルコールやカフェイン飲料はNG!! - よい友人を作り、コミュニティ活動を行う。人とつきあうこと。
⇒ 私自身も最近になってようやく人間関係の重要性についてわかり始めてきました(遅い!!(^^;)) - 経験豊富な専門家の意見に耳を傾けること。
⇒ もちろんいい先生もいれば悪い先生もいると思います。判別するのは難しいですね。先生を信じると決めてから治療に当たらないと効果はでないでしょうね。
最後に
『他の人の幸せと自分の幸せを比較して、自分は不幸だと考える人は、お金がいくらあっても幸せにはなれません。身の丈にあった所得、欲を持たずにいられるほどの所得が、人生の満足や家族の幸せをもたらします。お金だけを目標に走ってきて、人生を振り返ることができないという愚かなことをしてはいけません。』
たぶんこの言葉を聞くためにこの本に導かれたんでしょうね!!!
ガンが発覚した皆さまのなかには、藁をもすがる思いで色々なことを調べる人もいると思います。
あまりにもたくさんの情報があってどの情報を信じたらいいのか迷われると思います。
私が思うことは二つあります。
- 食生活を変えてみること。
何に変えたらいいかわからないと思いますが、精製されたものを控えること、乳製品やアルコール、タバコ、カフェインなどの嗜好品を控えることは、して損がないことだとは思います。入院してしまえばお医者様を信じるしかありません。信じるのと信じないのでは結果が違います。 - 出来るなら日常生活を変えてみる。適度な運動をしたり、規則正しい生活をする。
当たり前のことですが、お金がかかりませんからね。入院したとしてもいろいろ工夫できることはあるかもしれませんのでお医者様と相談してください。