こんにちは。大阪府池田市/阪急宝塚線池田駅の自然療法整体院【関西カイロプラクティック】院長の鹿島 佑介です。
先日、日本人に多い、右肩上がりに増えている大腸がんについての記事を見ました。
『では、食物繊維が少なく、脂肪と蛋白質が多い食事は本当に大腸がんを招くのでしょうか? 食物繊維の摂取不足は、以前から大腸がんの発生を促すと考えられており、日本でも約10万人を対象に大規模な調査がおこなわれました。この調査では、食物繊維の摂取量をもとに参加者を5つのグループに分けたうえで、その後の10年間に大腸がんを発症した人の割合を比較しました。
ところが食物繊維を多く取っても、大腸がんの発症率が下がる傾向は認められなかったのです。ただし、食物繊維の摂取量が最も少ない女性のグループを、さらに3段階に分けて分析し直したところ、摂取量が本当に少ないグループは、女性全体のなかで最も摂取量が多いグループとくらべて大腸がんに2倍以上なりやすいことがわかりました。』
https://news.yahoo.co.jp/articles/349dea9a420fcb4fb0bc93135fc4083415652b12 より引用
昔から肉の摂取が大腸がんの原因になるという記事をよく見ますが、私個人的には違うと思っています。
全く関係ないというわけではありませんが、他の要因の方が大きく日本人は肉の摂取量はそれほど多くないにもかかわらず、大腸がんが多いです。
胆汁酸が大腸がんの要因になる?
胆汁酸が大腸がんの要因になるという説もあります。
『役目を終えた胆汁は大部分が小腸から吸収されますが、脂肪をたくさん摂取すると胆汁も大量に分泌され、こうなると小腸で吸収しきれずに、一部が大腸まで流れ込みます。米国人は、平均的な日本人の3倍も胆汁を分泌するという報告があるほどです。
これだけなら良いのですが、このとき大腸に悪玉菌がいると、入ってきた胆汁が分解されて、発がんと関連する物質ができるのです。発がん性物質まではいきませんが、発がんを手助けする物質です。つまり、脂肪を多く摂取して胆汁の分泌が増えれば増えるほど、大腸がんが発生しやすくなるということです。』
https://news.yahoo.co.jp/articles/349dea9a420fcb4fb0bc93135fc4083415652b12 より引用
余った胆汁酸を排泄するのに食物繊維が重要という記事を見たことがあります。
そういう意味ではやはり食物繊維は取ったほうがいいですよね。
米国人が日本人の3倍も胆汁酸の分泌量が多いですし、日本人は肉の摂取量も少ないのに、大腸がんが多いのはどうしてでしょう?
大腸がんを増やすのは、砂糖、乳製品、パン、アルコール
結論から言うと大腸がんを増やすのは、砂糖、乳製品、パン、アルコールだと思っています。
日本人は胆汁酸が少ないだけではなく胃酸分泌量も欧米の半分と言われています。
胃酸も胆汁酸も多い欧米人は砂糖や乳製品、パンなどを食べても腸内環境は簡単に悪くならないのに対して、日本人は簡単に悪くなるということです。
砂糖や乳製品、パンなどを食べたりアルコールを飲むと悪玉菌であるカンジダ菌が増えます。
さらに日本人はアルコール(アセトアルデヒド)の分解能力も低く、発がん性物質アセトアルデヒドの影響も受けやすいと思われます。
カンジダ菌は発がん性物質であるアセトアルデヒドを作ります。