こんにちは。大阪府池田市/阪急宝塚線池田駅の自然療法整体院【関西カイロプラクティック】院長の鹿島 佑介です。
インフルエンザワクチンを受けるべきか、新型コロナウイルスワクチンを受けるべきか、悩んでいる人は多いと思います。
皆様、その副作用や副反応がわからないから恐怖なんですね。
本日は、免疫とワクチンについての本のご紹介です。
免疫力を強くする 最新科学が語るワクチンと免疫のしくみ/宮坂昌之【1000円以上送料無料】
ワクチン(予防接種)による免疫の暴走やアナフィラキシーなどの副反応(副作用)の恐怖
この本は、内容としては免疫全般のことが書かれていますが、とくにワクチンのことを正しく知るのに役立ちます。
結論を先に言うと、
- ワクチンはメリットもデメリットもあるが、インフルエンザワクチン以外はメリットのほうが大きい。インフルエンザワクチンはデメリットの方が大きいし効果が薄い。
- ワクチンのデメリットは副反応ですが、一番の問題は副反応が起こったときに補償されないケースが多いということ。
上記のことは、過去に私が言っている内容と同じですね。
ワクチンの副反応(副作用)
ワクチンの副反応として怖いのは免疫の暴走とアナフィラキシーです。
その確率はワクチンの種類や質によっても違いますが、おそらく5万人~100万人に1人くらいでしょうか?
数字だけで見ると大したことはないと思うかもしれませんが、国民全員が受けたら6000人~120人ということです。
怖いですよね?
ワクチンの副反応(副作用)が出たときに補償されるのでしょうか?
何度も言ってますが、私はワクチンを否定も肯定もしていません。
何度の言っていることは、
- ワクチンはメリットもありデメリットもある
- そしてインフルエンザワクチン以外はメリットのほうが大きい
- インフルエンザワクチンはデメリットのほうが大きい
- 最大のデメリットは「何か起こってもほぼ自己責任(ほとんど補償は出ない)」ということ
です。
日本と海外における副反応の補償
海外での補償の仕組みのことまで書かれていて面白かったです。
『アメリカでのワクチンによる健康被害の対応策を見てみましょう。アメリカでは国家ワクチン被害補償プログラムという制度があり、アメリカ合衆国保健福祉省内の組織が運営しています。そして、国民が受けるワクチンの費用には、ワクチン1件あたり75セントで上乗せされていて、このお金をそれぞれのワクチンメーカーから国に上納するかたちで補償用の基金が積み上げられています。そして死亡例に対しては、約100万ドルが支払われます。つまり、「ワクチンにはリスクがあるもの」という前提をもとに、ワクチン代に一定の上乗せをして、これを基金として活用することにより、皆で副反応に対して調べて支えあおうという体制が組み込まれているのです。2018年だけで522件に対して合計約2億ドル、すなわち、一件あたり約40万ドルもの補償金が支払われています。』
ワクチンに補償に使うお金が上乗せされていて、集めたお金で副反応の補償を支払うという制度、これは素晴らしいですよね。
もちろん当たり屋みたいなこともあるでしょうが、それもしゃーないという形で補償していかないといけないですよね。
『(日本の状況)ワクチン接種後に重い健康被害が見られた場合には、厚生労働省所管の独立行政法人である医薬品医療機器総合機構に対して、医療機関からその内容について報告することが義務つけられています。すると、医薬品機構が情報を整理して必要な調査を行い、その結果を厚生科学審議会に報告して評価を求めます。もし、この審議会が、ワクチン接種との因果関係を認めた場合には、被害者に対して、救済制度が適用され、障害があった場合には障害年金や障害児養育年金が支払われます。そして万が一、被害者が死亡した場合には、定期接種の場合、死亡一時金として4400万円が遺族に支払われることになります(2019年4月25日現在。ただし任意接種による死亡事故の場合はこの6分の1程度となります)。』
ちゃんと補償されるんだ、と思った方、甘いです!!
『実際のケースを見てみると、どうもその運用方法にはかなり問題があるように見えます。というのは、実際に申し立てられた健康被害に対しては、非常に辛めの評価が多く、特に重篤な健康被害の場合には、「情報不足のため、ワクチン接種との因果関係は不明」という結論がしばしば見られ、そのまま「うやむや」になってしまうケースが多いようです。』
『日本の状況は、たとえば、平成29年度はワクチン関連で救済給付があったのは112件で、そのほとんどは医療費・医療手当のみです。』
おそらく、めんどくさい手続きをしたうえで医療費が返ってくるだけってことですね。日本らしい(笑)。
ほとんどの人は泣き寝入りなんです。
もしかしたら口止め料くらいはもらっているかもしれませんが…
新型コロナウイルスワクチンは副反応を国が保証するとのことですが、因果関係はどのように証明するのでしょうか?
今までの流れでいえば泣き寝入りになるでしょうね。
ワクチンについてのデメリットは、この本に書かれていることより大きいと思いますが、メリットもあります。
インフルエンザ以外の予防接種を子どもに摂取させていいのか、をお悩みの方はこの本をしっかり読むことをおすすめします。
その他、マスクに関する情報など
『イギリスで行われた調査では、「インフルエンザに関する限り。マスク着用だけでは予防効果はほとんどないか、きわめて低い」という結果が出ています。』
『さらに、世界保健機関(WHO)発行の感染予防マニュアルには「マスクによる上気道感染の予防にははっきりしたエビデンスはない」と書かれています。』
『インフルエンザウイルスの直径は0.1マイクロメートルくらい、一方のマスクの網目は10マイクロメートル以上だからです。』
この本にも書かれていますが、新型コロナウイルスやインフルエンザウイルスは飛沫感染ですので、マスクをすることにより飛沫の拡散を防ぐことはできます。
でもウイルス感染の予防にはなりません。
一般的には売っていない医療用の特別なマスクでは、網目が0.3マイクロメートル位のものもあるようですが、それでも完璧ではないですし、相当息苦しいみたいですね。
WHOは科学的な情報をもとに「マスクは効果がない」と言っていたのですが、本当は「メリットもあるがデメリットのほうが大きい。飛沫は防ぐが入ってくるウイルスは防げない。」と言っていればよかったんじゃないのか、とは思います。
『これらのワクチンの問題点は、体内で増えることがないので、一回だけの免疫では十分な抵抗力をつけることができないということです。このために、ワクチンには「アジュバンド」とよばれる免疫増強剤を加えたうえで、数回の摂取を行うのが普通です。』
『一方、アジュバンドは、からだの免疫のしくみを強く刺激して局所に炎症性サイトカインを作らせることから、投与を受けた部位が赤く腫れたり、熱が出たり、時には全身性に発熱することもあります。これもデメリットです。』
このアジュバンドが免疫を過剰に刺激し、免疫が暴走してしまうことがあるのです。
『インフルエンザワクチンは、効きの悪いものの代表であり、年によっては30%程度ときわめて低いことがあります。この大きな原因は、後で述べるように、インフルエンザウイルスの場合、毎年、次から次へとウイルスが変異するため、ワクチン接種によっていったんできた免疫が変異をしたウイルスに効かなくなる、ということがあります。さらに、もう一つの大きな原因として、インフルエンザ自体の効果があまり高くなくて、ウイルスの変異がなかったとしても、他のワクチンと比べて、その有効率がかなり低い、ということがあるようです。』
『インフルエンザウイルスの効果持続時間は、4か月程度の短さです。』
前から言っていますが、インフルエンザワクチンは製品化のメリットがあるギリギリの線なんです。
4割の人しか効果ありませんし、型がなかなか当たらないですし・・・
インフルエンザワクチンは他のワクチンと違ってデメリットのほうが多いですよね。
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新型コロナウイルスワクチンについて思うこと
今話題になっている新型コロナウイルス。ワクチン開発はもう始まっているようです。
ワクチンは一度感染すると2度目は感染しない(しにくい)という特徴を生かしたものです。
ある程度広がれば、同じ地域で2度目の流行はウイルスが変異しない限り起こらないんです。
それを人工的につくるのがワクチンです。
この考え方が役に立たないのがインフルエンザウイルスと新型コロナウイルスです。
何回でも流行します。
ウイルスの変異が簡単に起こるのがインフルエンザウイルスとコロナウイルスだからです。
ウイルスの変異にワクチンが追い付かないのが、インフルエンザワクチンの効果が薄い一因です。
抗インフルエンザ薬ではタミフルの時代から薬飲んだ時点でかなりの確率で耐性インフルエンザウイルスができることがわかっています。
変異が早いから、戦っても無駄なんです。
ワクチンによって集団免疫という理論もコロナウイルスとインフルエンザウイルスではありえませんし、現実としてインフルエンザはなくならないですよね。
新型コロナウイルスは死者が出ているので恐ろしいイメージがありますが、インフルエンザウイルスの日本での死者数を見れば、それほどでもないことはわかると思います。
日本での年間死者数は約1万人です。それほどでもないかもしれませんが、インフルエンザも新型コロナウイルスも乳幼児と高齢者(特に入院中の高齢者)にとっては命に係わる大きな問題なんです。
毎年のようにインフルエンザで院内感染が起こりたくさんの方が亡くなられているのです。
大変だと思いますが、院内感染と高齢者施設だけしっかり予防し、その代わり国民や事業主などに使う対策費用をすべて院内感染対策に回せばよかったのに…
個人的に楽観視するのはいいことですが、国家レベルではしっかりと対策をすべきだと思います。
今年は肺炎による死亡者数は激減してるらしいです。
もちろんそれは素晴らしいことですが、ちょっとやり過ぎましたよね。
バランスが悪すぎます。
医療崩壊というのも医療のほんの一部の話しで、コロナ対応をしてない病院は暇で困っているんです。
救急だけでコロナ対応している病院なんていろんな意味で大変ですよ。
院内感染のリスクがありますからね。
ある意味、医療崩壊ですよね。
不安に思えば思うほど、ウイルスを引き寄せます。一番いいのは明石家さんまさんの考え方ですね!!
国家レベルでは広がらないようにしっかり対策をして、個人としては「私はかからない」と思っておくのが一番理想だと思います。
はっきりどこで見たかは覚えていませんが、インフルエンザワクチンを打った人の方がインフルエンザにかかりやすいというデータを見たことがあるような‥‥(妄想かもしれません(笑))
インフルエンザや新型コロナウイルス予防の基本は日光に当たることです
- 紫外線によるビタミンD産生は免疫を上げます(自然の動物は風邪を引くとひなたぼっこをします)。冬場は肌の露出が少ないですし紫外線も少ないですから、サプリメントで摂取してもいいかもしれません。
- 紫外線には抗ウイルス作用があるかもしれません。
- 日光により血行を良くし体温を上げることにより、免疫に関する酵素が働きやすくなります。
その他、インフルエンザや新型コロナウイルス予防
- 日頃に軽い運動をする(歩くのが一番いいです)
軽い運動は血行を良くし、免疫を上げる作用があります(発症してからは安静に!!) - 早寝早起きをし、睡眠をしっかりとる
夜更かしはビタミンCを大量消費し、免疫力を下げる原因になります。ストレスもビタミンCを消費しますので、日頃ストレスの多い人や睡眠時間が短い人は、ビタミンCをサプリメントで飲んでもいいかもしれません。
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