こんにちは。大阪府池田市/阪急宝塚線池田駅の自然療法整体院【関西カイロプラクティック】院長の鹿島 佑介です。
本日は、子宮頸がんワクチンについて書かれた本のご紹介です。
子宮頸がんワクチンの副作用はミュンヒハウゼン症候群/代理ミュンヒハウゼン症候群かも
『10万個の子宮 あの激しいけいれんは子宮頸がんワクチンの副反応なのか [ 村中 璃子 ]』
10万個の子宮 あの激しいけいれんは子宮頸がんワクチンの副反応なのか [ 村中 璃子 ]
過去に何度もブログに書いていますが、私はワクチン肯定派でもないし否定派でもありません。
結論から言うと、
「ワクチンは効果があります。でも副作用のリスクもあります。副作用が起こっても自己責任ですので誰も補償はしてくれません。じゃあどうしますか?」
ということです。
新型コロナワクチンは仕組みが違うので別の話しになります。
子宮頸癌ワクチンについては、
「子宮頸癌ワクチンは65%の人に効果があります。でも副作用のリスクもあります。副作用が起こっても自己責任ですので誰も補償はしてくれません。じゃあどうしますか?」
ということ。
この本は肯定派の本です。
あえて肯定派の本をご紹介したのには理由があります。
その中にミュンヒハウゼン症候群/代理ミュンヒハウゼン症候群の話しがあるからです。(本の中には「やりたかったことを奪われた少女」と書かれています)
それについては後ほど説明します。
子宮頸がんワクチンの問題点
ワクチンには一つ問題があります。
「副作用が起こったときは自己責任である、ということをお医者様はきちんと説明していますか?」ということ。
それが伝わっていないから、問題が起こるのだろうと思います。それは、すべてのワクチンやほとんどの薬でも同じです。
個人的には、変異するウイルスに対するワクチンであるインフルエンザワクチンはメリットがほとんど無く、デメリットのほうが多いと思っています。
インフルエンザワクチンにメリットが無いのは、半年以上前に〇〇型が流行ると予測してワクチンを作るのですが、外れることが多い。
そして、流行が去るまで当たっていたかどうか発表しないことです。発表しちゃうとワクチン余っちゃいますからね。
「インフルエンザワクチンは型が当たれば効果があります。でも外れることのほうが多いです。
しかも副作用のリスクもあります。副作用が起こっても自己責任ですので誰も補償はしてくれません。じゃあどうしますか?」
ってことですね。
他のワクチン、例えば子宮頸がんワクチンにはメリットはあります。
子宮頸がんワクチンのメリット
では、この本を理解できる部分について説明します。
ひとつは、子宮頸がんワクチンによって助かる命があるということです。これは正しいことです。
毎年3000人の命と1万の子宮が失われていますからね。
副作用の問題と比べたらメリットのほうが大きいのは間違いありません。
ミュンヒハウゼン症候群/代理ミュンヒハウゼン症候群
それから、もう一つの問題、この本にもある子宮頸癌ワクチンの副作用を訴えているのは「やりたかったことを奪われた少女ばかり」という章に書かれている問題。
結論から言うと、母親が子供を支配している可能性がある、ということ。
母親は被害にあった娘を持つかわいそうな母親、そしてワクチン被害と戦っている素晴らしい母親を演じているということです。
これらは、ミュンヒハウゼン症候群/代理ミュンヒハウゼン症候群とか共依存と呼ばれる状態です。
ミュンヒハウゼン症候群とは?
ちなみにミュンヒハウゼン症候群とは、
ミュンヒハウゼン症候群(ミュンヒハウゼンしょうこうぐん、英: Münchhausen syndrome)は虚偽性障害に分類される精神疾患の一種。症例として周囲の関心や同情を引くために病気を装ったり、自らの体を傷付けたりするといった行動が見られる。1951年にイギリスの内科医、リチャード・アッシャー(英語版)によって発見され、「ほら吹き男爵」の異名を持ったドイツ貴族、ミュンヒハウゼン男爵にちなんで命名された。
この病気には、虚偽の病気に罹患している対象について、患者自身であるミュンヒハウゼン症候群と、近親者(母親の子供に対するケースが多いが、配偶者などのケースもある)を病気に仕立て上げる、代理ミュンヒハウゼン症候群の2種類が存在する。日本の厚生労働省の平成20年度の統計によれば、日本では2008年4月から2009年3月までの間に心中以外で虐待死した児童67人中3人の児童が、代理ミュンヒハウゼン症候群により死亡している。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%83%A5%E3%83%B3%E3%83%92%E3%83%8F%E3%82%A6%E3%82%BC%E3%83%B3%E7%97%87%E5%80%99%E7%BE%A4 より引用
代理ミュンヒハウゼン症候群とは?
代理ミュンヒハウゼン症候群とは、
代理ミュンヒハウゼン症候群(だいりミュンヒハウゼンしょうこうぐん、英: Münchausen syndrome by proxy、MSbP、MSP)とはミュンヒハウゼン症候群の一形態であって、傷害の対象が自分自身ではなく何か代理のものであるような精神疾患である。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BB%A3%E7%90%86%E3%83%9F%E3%83%A5%E3%83%B3%E3%83%92%E3%83%8F%E3%82%A6%E3%82%BC%E3%83%B3%E7%97%87%E5%80%99%E7%BE%A4 より引用日本小児科学会の公式サイトによると、代理ミュンヒハウゼン症候群(代理によるミュンヒハウゼン症候群、MSBP)とは、子どもを病気にさせ、献身的に面倒をみることで自分の心の安定をはかる行為。虐待の特殊型とされている。
https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_5f598635c5b6b48507fb91d0 より引用
この二つを合わせると共依存のような状態ですね。
自分自身、このことに気づいたのは、ある子宮頸がんワクチンによる副作用でお悩みの患者様を診た時です。
もちろん、私はワクチンの影響と思われる内容をたくさん見てきました。それは現実にあると思います。
でも、このケースは違いました。
つまり、本当の副作用で苦しんでいる人と、母親に支配もしくは母親の影響を受けて体調を崩している人がごっちゃになっているということです。
「やりたかったことを奪われた少女ばかり」というのは、母親に支配され、いい子を演じている子どもの話ですね。
こういう母親たちに政治家さんやお医者様が群がって、反対運動を起こす。
つまり政治的に利用される。
そして本当に苦しんでいる方がそこに巻き込まれてしまう。。。
こういう問題に便乗してワクチンが効果がない、とか陰謀論(子供を産めなくして人口を減らす)などのウソを広めようとする人も出てきますが、騙されないように注意してください!!
それでも、本当に苦しんでいる人が何らかの補償が行われれば、それはそれで意味のあるものかもしれませんが。。。。