鬱にSSRI抗うつ剤は効かない？

こんにちは。大阪府池田市/阪急宝塚線池田駅の自然療法整体院【関西カイロプラクティック】院長の鹿島佑介です。

先日、このような海外記事をアップしているナチュロパスの方のブログを読みました。

『鬱に対するSSRI抗うつ剤の使用が初めて公に否定されたと言ってもいいくらいの研究論が発表されました。
UCL（ロンドン大学）の精神医学ユニットの研究者による発表です。』
https://ameblo.jp/namstar/entry-12755168043.html　より引用

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私個人的なフィシオエナジェティックでの臨床の中で思うことは、鬱病のすべてに抗うつ薬が効かないわけではなく、一部しか効かないというのが真実だとは思います。

何故、一部の鬱にしか効かないのかの答えを出す前に、SSRI抗うつ剤の作用について考えてみます。

抗うつ剤には、

があります。

SSRIは選択的セロトニン再取り込み阻害薬というタイプの抗うつ剤です。

セロトニンの再取り込みを阻害することによりセロトニンを増加させる作用があります。

つまりセロトニンが減っているひとが摂取すると役に立つということです。

SSRI抗うつ剤はセロトニン受容体にしか作用しないという触れ込みですが、当院の臨床でいうとドーパミンやノルアドレナリンという神経伝達物質も増やします。

SSRI抗うつ剤が一部の人にしか効かないのは、そのうつ症状がセロトニン不足によるものではないからです。

ではSSRI抗うつ剤が効かない鬱の原因は何が考えられるのでしょうか？

など、さまざまです。

SSRI抗うつ剤が効かないだけならまだいいんですが、躁うつ病の人がSSRI抗うつ薬を飲むと逆効果になるという大きな問題があるのです。

これは禁断症状の人に覚せい剤を渡すようなものになるので最悪です。

それについては過去記事に書いてあるのでそちらをご覧ください。