こんにちは。大阪府池田市/阪急宝塚線池田駅の自然療法整体院【関西カイロプラクティック】院長の鹿島 佑介です。
本日はうつ病に関する本のご紹介です。
うつ病の原因になる脳神経伝達物質アナンダミド(AEA)
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著者である先生は、うつ病の指標になる血液検査であるPEA検査を開発した先生だそうです。
PEA検査は、脳内うつ病の指標になるかもしれない神経伝達物質のアナンダミドの量の指標になる可能性があるそうです。
アナンダミドとは?
アナンダミドはアラキドノイルエタノールアミド (AEA) とも呼ばれています。
アナンダミドは脳の神経伝達物質の一つで、「快感」や「喜び」などの感情に関わります。
主に脳神経が生成する物質です。
カンナビノイド受容体に結合し作用します。
カンナビノイドは大麻に含まれている成分で、その成分が結合することからその名称がついたみたいです。
つまり体内でその受容体に結合するものがあるということですね。
脳内マリファナ類似物質とも呼ばれる、つまり体内でマリファナ用物質が作られているということですね。
まだ詳しいメカニズムは研究中だそうです。でもこの理論が証明されると大麻が抗うつ薬に、なんてことになるかもしれないという恐ろしい問題もありますが…
今のところ副作用が強く、抗うつ薬としては使われていないようです。
チョコレートもアナンダミドを増やすそうです。
それって覚醒物質ってことですね。
外から摂取すると依存症になるってことです。
それよりもアナンダミドが減ってる原因に対して対処したほうがいいですよね?
構造的にはアラキドン酸に由来するエイコサノイドのというリン脂質から合成された脂質メディエーターの一種だそうです。
アナンダミドの役割
アナンダミド(AEA)の役割としては、
- 記憶
- 睡眠
- 鎮痛
- 摂食の調節
- 動機づけや快感の形成
- その他、心理・行動に関係する
アナンダミドが少ないとうつ病になりやすい?
そのアナンダミドが少ないとうつ病になりやすいのでは、という考え方のようです。
血液検査で調べるPEA(リン酸エタノールアミン)という物質は、脳内に多く存在するリン酸アナンダミドから作られる物質です。
リン酸アナンダミドが分解し、PEAとアナンダミドになります。
アナンダミドは主に脳内で働き、PEAは血液を通じて抹消まで流れていきます。
PEAはサプリメントとして使われ、抗炎症作用や鎮痛作用があるともいわれています。
通常、脳内の神経伝達物質は脳内の血液もしくは脳脊髄液の中でしか調べられません。
脳内の神経伝達物質は脳内で独自で作られるため、通常の血液に含まれるものは脳内の神経伝達物質の指標にはならないのです。
これを検査するのは大変な事ですが、PEAなら調べられるというわけです。
PEAが少ないということは、リン酸アナンダミドの量が少ないという指標になります。
そして、そこからつくられるアナンダミドの量も少ないということになるので、うつ病の指標になるのでは、ということなんです。
ふと私がアナンダミドという検査アンプルを持っていることに気づきました。
よくわからなかったので使ってなかったですが、今後調べてみよう!!
アナンダミドがセロトニン不足やドーパミン不足とどのように関わるのか、が私の中では謎ですので。
もしかしたら関係ないかもしれませんしね。
もしかしたらアナンダミドの材料になるリン脂質(フォスファチジルコリン・フォスファチジルセリン)は役に立つかもしれません。
インターネットを見るとかなり疑わしい怪しい情報がたくさんありますね。
アナンダミドがアラキドン酸から生成されるのでアラキドン酸を含む肉が役に立つとか、逆に肉は依存症になるとか…
当院で行うフィシオエナジェティック検査は、西洋医学的検査ではありませんが、私個人的な考えとして何か役に立つのではと思い、今後調べていきます。
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