こんにちは。大阪府池田市/阪急宝塚線池田駅のホリスティック療法整体院【関西カイロプラクティック】院長の鹿島 佑介です。
当院では、フィシオエナジェティックというカイロプラクティックのアプライドキネシオロジー(筋肉反射)テクニックから派生した検査法を取り入れています。
⇒ フィシオエナジェティックについて詳しくはこちら
フィシオエナジェティックの検査項目に神経伝達物質ドーパミンの問題があります。
ドーパミンとは?
ドーパミンは中枢神経系に存在する神経伝達物質で、交感神経を刺激するアドレナリン、ノルアドレナリンの前駆体でもあります。
主に前頭葉で作用します。
ドーパミンとアセチルコリンには拮抗作用があります。
アセチルコリンは主に副交感神経を刺激する神経伝達物質です(交感神経に関与する部分もあります)。
ドーパミンが減るとアセチルコリンが増え、ドーパミンが増えるとアセチルコリンが減ります。
交感神経と副交感神経がバランスをとっているのです。
ドーパミンの役割
ドーパミンの役割としては、
- 運動調節
- ホルモン調節(特に交感神経を刺激する)⇒ 血管調節など
- 意欲、動機、学習
- 快の感情
- 想像力(妄想)
などがあります。
ドーパミン不足によって起こる症状
ドーパミン不足によって起こる症状としては、
- パーキンソン病(身体の振るえ、身体のすくみ、動きが止められない、突進、動けなくなる、つまずく、歩きにくい、足が重たい)
- 動作が鈍くなる。集中力、注意力が無くなる、無気力、社会から離れる、人との関わりがなくなる
- 睡眠過多、睡眠障害(ナルコレプシー様症状)
- 嗅覚障害、嗅覚異常、嗅覚過敏
- 注意欠陥多動障害(ADHD)
- 筋肉硬直・痛み、顔の表情がなくなる、まばたきが減る、膝を伸ばせなくなる
- まぶしがり症
- 倦怠感、うつ病、双極性障害、恐れ
- 血糖値の問題(糖尿病、低血糖症)
- 便秘や下痢
- 胸に違和感
- 高プロラクチン(不妊症・無排卵)
- 甲状腺障害
- 嚥下障害
- 性欲低下
などがあります。
ドーパミン過剰によって起こる症状(最終的には交感神経を刺激)
ドーパミン過剰によって起こる症状としては、
- 不眠(寝つきが悪い・何度も目が覚める) 、悪夢、血管収縮( 頭痛、 吐き気、ふらつき 、ほてり、高血圧、動悸、血圧上昇、血行不良、冷え、 肩こり、しびれ)、発汗、多汗、食欲不振、胃腸障害(便秘、逆流性食道炎)、疲れが取れない、皮膚の痒み
- 寝言、歯ぎしり、食いしばり、レム睡眠行動障害、イライラ、不安感
- 注意欠陥多動障害(ADHD)、てんかん、失神、躁鬱病(双極性障害)
- 統合失調症(精神分裂病)、トゥレット症候群(チック症状など)
- 薬物乱用性頭痛(鎮痛剤、抗うつ薬、点鼻薬、鼻炎薬など)
- 幻覚、覚醒状態、性的行為へのモチベーション
- 筋肉硬直 、痛み、肩こり、腰痛、 起床時の体の痛み・硬直 、筋緊張型頭痛、顎関節症(朝起きたときに顎に違和感)、寝返りが打てない⇒朝起きた時調子が悪く、動き出すとましになる。
- パニック障害 、過換気症候群(過呼吸)、自律神経失調症、頻尿
- 鼻炎(突然鼻水が出る)、慢性鼻炎(点鼻薬の副作用など)、皮膚のかゆみ
- 低プロラクチン(不妊症、流産、むくみ、性欲減退、前立腺の問題など)
- ドーパミン受容体増加による依存症(過食症、アルコール・カフェイン・甘い物中毒)
- アセチルコリン不足の症状(眼の問題、ドライアイ、ドライマウス、鼻炎、便秘、下痢、食道裂孔ヘルニア、消化の問題、疲労感、昼間の眠気、関節炎、体臭)
などがあります。
最終的にはノルアドレナリンに反感され交感神経を刺激します。
ドーパミン合成機序
ドーパミンはこのように合成されます。
Lフェニルアラニン + (葉酸 + 鉄 + ナイアシン)
↓
Lチロシン + (葉酸 + 鉄 + ナイアシン)
↓
Lドーパ + ビタミンB6
↓
ドーパミン + (ビタミンC + 銅)
↓
ノルアドレナリン
ドーパミンを増やす栄養素サプリメント
ドーパミンを増やす栄養素サプリメントをご紹介します。
以下の栄養サプリメントは体質に合わない方もおられますので、自己判断での長期摂取はご注意ください。
ビタミンB100 コンプレックス (ビタミンB群)
ドーパミンに関する参考本
肌も体も不調の原因は脳だった かんたん「評価テスト」でわかる、あなたの脳の健康度 [ エリック・R.ブレーバーマン ]
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