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なぜ抗生物質を投与すると太りやすくなるのか?~太りやすい人は幼少期に抗生物質を摂取した可能性があります~

投稿日:2020年12月15日 更新日:

こんにちは。大阪府池田市/阪急宝塚線池田駅のホリスティック整体院【関西カイロプラクティック】院長の鹿島 佑介です。

本日は「なぜ抗生物質を投与すると太りやすくなるのか?」についてお話しします。

ダイエット

JJuni / Pixabay

 

なぜ抗生物質を投与すると太りやすくなるのか?

 

失われてゆく、我々の内なる細菌
失われてゆく、我々の内なる細菌 [ マーティン・J.ブレイザー ]

 

マイクロバイオーム(細菌叢)について研究した本です。

⇒ マイクロバイオームとは?

ちょっと難しく、ほとんどがマイクロバイオームがからだに与える影響をどのように研究したのかについて書かれた本です。一般向けではないかもしれません。

この中で今まで知っていたけど自分自身深く考えたことなかったことで「なるほど」と思ったことを紹介します。

 

太りやすい人は幼少期に抗生物質を摂取した可能性があります

結論から言うと、抗生物質を投与された家畜は成長促進効果があるが、人間にも同じ効果がある、ということなんです。

成長するならいいじゃないかと思う方もおられるかもしれませんが、その効果は体脂肪率があがる、つまり太りやすくなる、肥満につながるということなんです。

今や家畜に抗生物質を使うのは当たり前になっているようで、魚やうなぎの養殖にも使われているようです。

これはたまたま抗生物質をニワトリに与えたら大きくなる個体があったことからはじまったようで、理屈はいまだに分かっていないそうです。

これについては本にも書いてありますが、今回はインターネット(http://gigazine.net/news/20140401-antibiotic-fat-drug/)の記事を引用します。

『家畜に抗生物質が利用されるようになったのは1948年にオーレオマイシンが家畜に与えられたのが始まりです。生物学者のトマス・ジューク博士とレダリー研究所の同僚は、ひよこにオーレオマイシン入りのエサを与えたところ、体重が2倍になる個体が現れることを発見しました。ジューク博士は家畜を肥えさせる用途にオーレオマイシンを活用したいと考えましたが、その新薬は人間の病気を治療する目的が最優先であったため、レダリー研究所はジューク博士にオーレオマイシンの使用を禁じました。しかし、諦めきれないジューク博士たちは、なんとオーレオマイシン製造後に出てくるスラリーを飼料に混ぜて豚・羊・雄牛に与えたところ、すべての家畜の体重が増加することを見つけました。「ゴミを肉に変えられるかもしれない」可能性が見いだされた瞬間でした。』

 

その理屈を解明しようと研究した方がこの本の著者でもあるブレイザー博士です。

 

またインターネット(http://gigazine.net/news/20140401-antibiotic-fat-drug/)の記事を引用します。

『しかし、抗生物質の研究が進むと、「アメリカ人の肥満の原因の一つに抗生物質があるのではないか?」という疑念が投げかけられます。1980年にニューヨーク大学のマーティン・ブレイザー教授が家畜飼料へ大量の抗生物質パウダーを混ぜる光景を目の当たりにして、その量の多さに驚愕したとのこと。抗生物質が家畜を肥満化させるのを見たブレイザー博士は数年かけてハツカネズミの成長に対する抗生物質の影響を研究したところ、抗生物質を含むエサを与えられたハツカネズミが2倍多く脂肪をつけることを発見しました。ブレイザー博士は、抗生物質が余分な脂肪を蓄えるためのスイッチになっているのではないかと考えました。』

『さらに抗生物質と肥満の関係について研究を進めたブレイザー博士は、腸内細菌の数に注目しました。腸内で活動するバクテリアの中には、免疫反応、食物の消化、栄養素形成、健康的な体重の維持などに関係するものがあることが知られていますが、ブレイザー博士は抗生物質が有益なバクテリアを殺してしまうことが肥満につながっているのではないかと考えたというわけです。

これまで体内のバクテリアを識別しその数を測定する方法がありませんでしたが、近年開発された超高速ゲノム塩基配列解読装置によって体内バクテリアの検査が可能になりました。超高速ゲノム塩基配列解読装置を使った最近の研究では、抗生物質シプロフロキサシンを投与された患者の消化器官の細菌は全個体数が10分の1まで減少することが明らかになっています。』

『ブレイザー研究所のチョン・イルセン博士は、抗生物質が腸内細菌に与える影響と肥満の誘発との因果関係が徐々に判明してきていると考えており、抗生物質と違って腸内細菌を殺さない新薬の開発が望まれていると述べています。しかし、感染症に対して抗生物質が効果的であることは厳然たる事実であり、急に抗生物質の使用をやめることは現実的ではないとも話しています。抗生物質が副作用を伴うとしても、この特効性に鑑みれば使用せざるを得ない場面は確実にあるため、医療現場ではメリット・デメリットを考慮して乱用を避け、適度なバランスを保った使用が必要だとのことです。』(以上インターネット(http://gigazine.net/news/20140401-antibiotic-fat-drug/)の記事より引用)

 

この文章にも書いてある通り抗生物質は20世紀に様々な細菌による病気に役立ちたくさんの患者様を救いました。

しかしそれによって耐性菌の問題や肥満など新たな問題が出てきたのです。

 

風邪では抗生物質は飲んではいけない

大事なポイントは「本当に症状の原因が悪玉の細菌なのか?」ということを調べ、細菌が原因であることがわかれば抗生物質を飲むべきだということ。

風邪のほとんどがウイルスであり、ウイルスには抗生物質は効かないので軽い風邪程度では飲まないこと。

但し重大な問題を引き起こす細菌もありますので、診断が確定した場合は必ず抗生物質を摂取してください。

今後はしっかり細菌なのかウイルスなのかを診断して薬を飲む時代になっていくでしょう!?

この本にも書かれていますが生まれてから抗生物質の投与が早ければ早いほど肥満になる確率が上がるそうです。

さらに1回(1時期)抗生物質を投与するたびに善玉菌の種類が減り、その種類は戻らないそうです。つまり1回の抗生物質の投与が一生に関係するということ。

当院のフィシオネジェティック検査法でも腸内細菌の問題を調べますが、調べているのは数であって種類の問題ではありません。

⇒ フィシオエナジェティックについて詳しくはこちら

 

種類を増やす方法が確立されれば当院でも「腸内細菌の種類が減ってますので補充しましょう!!」という時代が来るかもしれません。

○○菌がいないので脂肪がつきやすくなってますね、補充しましょうって時代がくるかもしれません。

しかし、ここでも問題があるのですが腸内細菌叢のバランスは母親に似る、つまり母親の腸内細菌叢の情報によりある程度のバランスがコントロールされていることです。

ですので〇〇菌を取ればそのままその菌が増えるわけではない、ということ。これをクリアーするにはエネルギー的な施術が必要になるかもしれません。

抗生物質に関する記事

 

※当院でおこなうフィシオエナジェティック検査は医学的な検査ではありません。どうすれば解決するのかはわかりますが、診断は基本的には行いません。あくまで診断については医療機関でお願い致します。

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