こんにちは。大阪府池田市/阪急宝塚線池田駅の自然療法整体院【関西カイロプラクティック】院長の鹿島 佑介です。
新型コロナウイルスの前にあったWHOの重大案件は薬剤耐性菌の問題でした。
知らぬまに忘れられた存在にはなっていますが、問題は好転してはいません。
本日は薬剤耐性菌についてのおすすめ本をご紹介します。
新型コロナウイルスの前にあった重大案件は薬剤耐性菌の問題でした
内容紹介
人類は今、ふたつの医学上の危機に直面している。ひとつはペニシリンなどの「抗菌薬」が効かない「薬剤耐性菌」が蔓延し、死亡者数が増加していること。これによる世界の感染死者数は将来、ガン死者数を上回るとも推定されている。もうひとつの危機は感染症のみならず、アレルギー、ガン、肥満、ぜんそく、自閉症、生活習慣病、潰瘍性大腸炎などの患者数が増えていることだ。これらの危機は治療等で抗菌薬を乱用し、人が生きていくうえで欠かせない腸内や皮膚の細菌・微生物を殺してきたのが原因である。抗菌薬まみれの人類は危機を回避できるか? 細菌とウイルスに対する正しい知識を紹介し、最新感染症対策も解説。
【目次】
プロローグ 感染症の薬が効かなくなっている!
第1章 感染症の治療薬と薬剤耐性
第2章 抗菌薬の乱用がもたらした2つの災害
第3章 感染症を引き起こす病原微生物とその対策
第4章 ガンや循環器病の原因になる微生物
エピローグ 明らかになりつつある人体内の共生微生物の世界
おわりに
用語解説
参考文献
抗生物質による耐性菌は恐ろしい
耐性菌の問題は、WHOが5年くらい前から「このままでは壊滅的な状況になる」と警告をし続けており、ここ数年、さらに重大な問題として警告しています。
世界レベルでいうと、もうすぐ年間1000万人の人が、耐性菌によって亡くなるといわれています。
インドや中国では、もうすぐ年間100万人近くになると警告されています。
現在でも、アメリカで年間約3万人が無くなっているというデータもあります。
でも、日本ではそのデータが一切ありません。
日本では、そういう人は肺炎、もしくは敗血症で亡くなられた、ということになっています。
なぜか、世界の警告を無視し続ける日本。
いろいろ理由はあるでしょうが、薬業界に気を使っているのでしょうか?
ただ単に、抗生物質を飲むときに、耐性菌ができるかもしれないことを同意書にサインしていただく、だけでいいような気がします。
そうすることによって、抗生物質の問題を国民に伝えていけると思うのです。
まあ、本当はこの本に書かれているように、お医者様が伝えるべきだろ思いますが、、、
- 抗生物質は、ウイルスには全く役に立たないということ。風邪の約95%はウイルスです。
- 抗生物質は、体内の乳酸菌などの善玉菌を減らすので、結果的に真菌やカンジダ菌(酵母菌)などの悪玉菌が増えます。
- 人体は、さまざまな有益な細菌と共存しています。特に、腸管免疫機能(感染防御の抗体の7割を作る場所)にとって、とても重要な役割をしています。その重要な細菌が殺されると、腸管免疫機能に異常が起き、感染症に対しての対応ができなくなってしまいます。
- 抗生物質は、カビや放射菌という悪玉菌が作る毒であるということ。人体にとって害があります。肝臓を疲弊させます。それに、カビが増えやすい環境を作ってしまう事にもなります。
- 耐性菌ができるという問題。強毒化するケースもあるため世界中で大問題になっており、以前からWHOは抗生物質の使用を控えるように訴えています。
では、抗生物質を使うかどうかを、どのように自分で決めればいいのでしょう?
本当はお医者様が決めなくてはいけないのですが、、、
- 命に係わる問題かどうかが鍵です。結核菌なら仕方がないです。溶連菌は、難しいところですが摂らない方がいいような気がします。
- 手術を行う場合は、仕方がないですね。敗血症になったら大変ですから。じゃあ親知らず抜いた後は、、、、抗生物質を摂るとしても膿んでからで十分だと思います。
耐性菌ができたらどうすればいいのか?
でも、自然療法では耐性菌をやっつけるのは、それほど難しくないことです。
何が役に立つかは人によって違いますが、にんにくは役に立つことが多いですね。
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