自律神経失調症の原因はHPA軸の問題かも/吹田市より来院

こんにちは。大阪府池田市の自然療法整体院【関西カイロプラクティック】院長の鹿島佑介です。

本日は吹田市からお越しの、自律神経失調症でお悩みの患者様の例です。

Contents

自律神経失調症の症状としては、

でした。

自律神経失調症以外の症状としては、

などでした。

フィシオエナジェティック検査で、自律神経失調症などの原因を調べると、

でした。

ストレス応答（ストレスに対して身体反応）やホメオスターシス（恒常性）を維持するための睡眠・体温調節・摂食行動などをコントロールする内分泌系の『視床下部 → 下垂体 → 副腎』という繋がりと、フィードバックによる相互作用のことをＨＰＡ軸と呼びます。

ＨＰＡ軸は英語では「hypothalamic-pituitary-adrenal axis」と呼ばれＨは「hypothalamic＝視床下部」、Ｐは「pituitary＝下垂体」、Ａは「adrenal＝副腎」を意味します。

ストレスがかかると、

視床下部から副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモン(CRH)が分泌されます。
CRHの刺激を受けた下垂体前葉からの副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)が分泌されます。
ACTHは副腎皮質を刺激し、コルチゾールの分泌を促進します。
海馬、視床下部、下垂体にはコルチゾールを感知する受容体が存在します。コルチゾールの分泌量が増えるとこれら受容体が感知してCRHやACTHの合成・分泌を抑制します。結果、コルチゾールの分泌量が抑制され（ネガティブフィードバック制御と呼ばれます）

という順番でストレスが処理されます。

ＨＰＡ軸に問題が起こるというのは、

視床下部、下垂体、副腎の機能低下によりコルチゾールが分泌されず、海馬と扁桃体でのストレス処理（感情処理がうまくいかず、トラウマやＰＴＳＤ（記憶+感情）としての残ってしまうことがあります。
ネガティブフィードバックがうまくいかずコルチゾールが出続けると、海馬の萎縮を引き起こしたり、うつ病を引き起こしたりします。

などの問題を意味しますが、当院では特にネガティブフィードバックの異常の問題のことをＨＰＡ軸の問題と呼んでいます。

その他、ＨＰＡ軸の問題（コルチゾール過剰）が引き起こす症状としては、

などを引き起こす可能性があります。

HPA軸のネガティブフィードバックの異常の原因としては、

などが考えられます。

今回のHPA軸の問題の原因は、有害な重金属でしたが、ステロイドホルモン（薬剤）の長期服用によりHPA軸の問題が起こるケースもあります。

自律神経失調症に対して当院でできること

当院のフィシオエナジェティックは、クライアント様、お一人、お一人の身体の声を聴き、自律神経失調症の根本原因を探ります。

自律神経失調症の原因はさまざまです。

これらの問題を取り除くオーダーメイド治療をしています。

フィシオエナジェティックコースでは、自律神経失調症に対して必要な治療法、必要なハーブや栄養素をどのくらいの期間どのくらいの量摂取するといいのかを調べます。

自律神経失調症の原因はHPA軸の問題かもしれません。原因不明の自律神経失調症でお悩みの方、お気軽にご相談ください。