こんにちは。大阪府池田市/阪急宝塚線池田駅の自然療法治療院【関西カイロプラクティック】院長の鹿島 佑介です。

自律神経とは?
自律神経というのはシンプルなようでとても複雑なんです。
身体構造の問題(特に第1頚椎の歪みの問題)も生体化学の問題(ホルモンや神経伝達物質など)も精神心理の問題も経絡のようなエネルギー的な問題も影響します。
でも例えば呼吸のように意識によっても変化させる事もできます。
中枢自律神経線維網とは?
自律神経コントロールのメカニズムはとても複雑です。
視床下部がコントロールに関与しているといわれていますが、実際にはまだ全容はわかっていません。
中枢自律神経線維網という概念もあります。
ChatGPTに聞いてみました。
「中枢自律神経線維網(ちゅうすうじりつしんけいせんいもう)」とは、
**脳や脊髄の中で自律神経の働きを統合・調節している神経ネットワーク(神経回路網)**のことを指します。
🧠 基本の理解
自律神経系は「交感神経」と「副交感神経」からなり、
心臓・血管・消化器・内分泌・体温などを無意識にコントロールしています。
その中枢となる神経の束やネットワークが「中枢自律神経線維網」です。
これは単一の構造物ではなく、脳のさまざまな部位にまたがる広いネットワークを意味します。
🧩 主な構成部位
中枢自律神経線維網は以下の領域にまたがって存在します。
| 領域 | 役割の概要 |
|---|---|
| 大脳皮質(前頭葉・帯状回など) | 情動やストレス反応を自律神経活動に反映 |
| 視床下部 | 自律神経の「司令塔」:体温、血圧、ホルモン分泌、睡眠などを調整 |
| 中脳・橋・延髄(脳幹) | 心拍、呼吸、血管運動などの生命維持機能の中枢 |
| 脊髄側角(胸腰髄・仙髄) | 末梢自律神経への出力(交感・副交感の起点) |
これらが相互に神経線維でつながり、中枢自律神経線維網を構成しています。
⚙️ 機能的な役割
中枢自律神経線維網は次のような働きを担っています。
- 内臓機能の統合制御(心拍・血圧・消化・呼吸)
- 体温・発汗・代謝の調整
- 睡眠・覚醒リズムの制御
- 情動(怒り・恐怖・不安)と生理反応の連動
- ホルモン分泌(視床下部-下垂体系)との協調
🧩 関連疾患
中枢自律神経線維網の障害やバランス異常は、
以下のような状態を引き起こすことがあります。
- 自律神経失調症
- 起立性調節障害
- パーキンソン病・多系統萎縮症などの神経変性疾患
- 視床下部障害(体温調節障害や無月経など)
- ストレス関連疾患(胃腸障害、動悸、めまいなど)
🩺 まとめ
中枢自律神経線維網とは、脳内で自律神経の働きを統合的に制御する神経回路群の総称です。
視床下部を中心に、脳幹・大脳皮質・脊髄まで広く分布し、生命維持と情動反応をつなぐ重要なネットワークです。
自律神経を整えるには?
根本としては上記のような多様なネットワークの問題を根本から解決しないといけないです。
当院は自律神経に関する根本原因をフィシオエナジェティック検査で探り根本解決することができます。
⇒ フィシオエナジェティックについて詳しくはこちら
根本原因が分からない場合ぼ自律神経を整える方法
ですが根本原因が分からない場合は、自律神経を整えるためにどうしたらいいのでしょうか?

私がおすすめするものを6つご紹介します。
- 適度な運動(できれば適度に日光に当たりながら歩くこと、身体を動かすこと)
- 早寝早起き
- よく噛んで食べること。間食をしないこと
- 交感神経を刺激する食べ物や飲み物を控えること
- ゆっくり深い呼吸を意識すること(瞑想や呼吸法)
- 自然に触れたり、楽しいことをすること
この中で一つ説明を補足します。
交感神経を刺激する食べ物を避ける
交感神経を刺激する(体を緊張させる)食べ物を避けることが自律神経を整えることにつながります。
交感神経を刺激する食べ物や飲み物例
交感神経を刺激する食べ物や飲み物としては、
- カフェインを含む物(チョコレート・コーヒー・紅茶・緑茶・ウーロン茶・マテ茶など)
- ナス科の植物(ナス・トマト・ジャガイモ・ピーマン・唐辛子・たばこ、など)
- アルコール飲料
などです。
これらは避けた方が良いですね。
副交感神経を刺激する食べ物を食べる
逆に大人は特に副交感神経を刺激する(体をリラックスさせる)食べ物を食べることが自律神経を整えることにつながります。
交感神経を刺激する食べ物や飲み物例
交感神経を刺激する食べ物や飲み物としては、
- ポリフェノールやフラボノイドを含む野菜(ナス科の植物以外)や果物(熟しすぎた果物は注意)
- リラックスハーブ(ローズマリー・カモミールなど)
などです。
これらのものは積極的に摂取したいですね。
