こんにちは。大阪府池田市/阪急宝塚線池田駅の自然療法整体院【関西カイロプラクティック】院長の鹿島 佑介です。
原始人食が役立つ人はいるかもしれないです。
もちろんすべての人に役立つわけではありません。
原始人食って何でしょう?
原始人食について書かれた本をご紹介します。
「原始人食」が病気を治す (ヒトの遺伝子に適合した物だけ食べよう)
なかなか面白い本です。
簡単に言うと農業が始まった1万年前以前の食事に戻しましょうという内容です。
それ以前には摂っていなかった食べ物は、主に穀物と乳製品です。
つまり原始人食は乳製品と穀物を控え、肉・果実・野菜を食べましょうということです。
私が思うに、それプラス砂糖も控えたほうがいいですね。
ただし、この原始人食も完璧ではありません。
理由としては、
- 動物の筋肉ばかり食べて、内臓を食べていない。
- スーパーに売っている肉は普通、運動不足で脂肪のたっぷり付いた不健康な餌を食べた不健康な動物の肉しかない。
- 人によってはたんぱく質を取りすぎると、肝臓・腎臓に負担がかかったり、体液が酸性に傾いてしまうことがあります。
そもそもすべての人に役立つ食事法なんかありません。
以前ご紹介しましたが、『動物たちの自然健康法』という本の中にもこう書かれています。
『1万年前に農業が始まったが、それ以前は狩猟採集民であり果実と野菜と油のない肉を食べていた』
『穀物や他の動物の乳を飲んだりすることはめったになかった』
『私たちの体は数百万年にわたって狩猟採集するようにつくられてきた。まだ穀物や脂肪分の多い食事に対処できていない』
穀物や乳製品を食べ始めてからの歴史は、全体を考えると、まだ始まったばかりなのです。
ほとんどのヒトはまだ遺伝子的に対応できていません。