こんにちは。大阪府池田市/阪急宝塚線池田駅の自然療法整体院【関西カイロプラクティック】院長の鹿島 佑介です。
アレルギーの原因が腸にあることは、有名な話ですね。
本日はそんな事が書かれた本をご紹介します。
アレルギーの9割は腸で治る!?
アレルギーの9割は腸で治る! クスリに頼らない免疫力のつくり方 (だいわ文庫) [ 藤田紘一郎 ]
ちょっと変わった寄生虫博士の書いた本です。
びっくりするような内容ですが、一理あります。
特に重要なポイントは、
- 「キレイ社会」が免疫力低下を導く
- 大腸菌にはアレルギーを抑える働きがある。
- 母乳を与えていれば、遺伝的要素があっても食物アレルギーの発症が抑えられる
- 乳幼児が何でもなめたがるのは本能的に、バイ菌を体内にいれようとするためで、それが健康にいいと本能的に知っているのです
- 抗生物質は細菌にしかききません。たいていの風邪はウイルス性なので、抗生物質は本当は効かないのです
- 善玉菌の代表である乳酸菌群は腸の中を酸性にしています。多くの有害な菌は酸性状態ではいきられないので、乳酸菌は外来の有害な菌からの攻撃を防ぐ作用があります。
などです。
?な部分も多少ありますが、ほとんどが事実です。
是非、読んでみてください。
衛生仮説とは?
「キレイ社会」がアレルギーを引き起こすというのは有名な話で「衛生仮説」という概念があります。
「衛生仮説」は、もともとは1989年に英国の疫学者ストラカンが提唱した概念です。ストラカンは、1958年のある週に出生した英国の小児17414人を23年間観察していった結果を報告し、生まれたときの上のきょうだいの数が多いほど花粉症や湿疹が少ないことを示しました。そしてその理由として、「きょうだいからの感染症が多くなる環境だとアレルギーが少ないのではないか」と推測したのです
農村部で育てられた子どもは家畜の周辺に増える微生物にさらされたためではないかと考えられるようになってきています
すなわち「動物そのものに強くさらされるからではなく、動物が多い環境には微生物が多く存在するため」、喘息やアレルギー性鼻炎が減るということです。
(https://news.yahoo.co.jp/byline/horimukaikenta/20190712-00133843/ より引用)
日本人にアレルギーが増えている原因の一つになっていることは間違いありません。
かと言ってわざと汚くすることはできませんから、できるだけ殺菌を控えるしかありませんね。