こんにちは。大阪府池田市/阪急宝塚線池田駅のホリスティック療法院【関西カイロプラクティック】院長の鹿島 佑介です。
当院では、フィシオエナジェティックというカイロプラクティックのアプライドキネシオロジー(筋肉反射)テクニックから派生した検査法を取り入れています。
その中には解毒が必要なケースもあります。
⇒ フィシオエナジェティックについて詳しくはこちら
解毒が必要なケースもあります~解毒とは?~
フィシオエナジェティックの検査項目に解毒の問題があります。
解毒ってよく聴く言葉ですね。解毒とは体内に溜まった毒物を出すことです。
一般的には、サウナで汗をかくとかを思い受かべる人がほとんどだと思います。
ここでいう解毒というのはもっと科学的なお話しです。
解毒の仕組みのひとつキレーションとは?
解毒の一つの方法として「キレーション」があります。
キレートとは「挟み込む」という意味で、特に金属分子やミネラルを挟み込んでしまう化学物質の作用のことを言います。
その科学物質を用いて金属やミネラルを排除することを「キレーション」と呼んでいます。
解毒によって症状が改善するかもしれません。
その症状、有害物質(重金属・毒素・農薬など)が原因かもしれません。
上記は有害物質が原因の一つとなりえる病気や症状の一部です。
有害物質の怖いところは、体内の酵素と結びついてその酵素の働きを阻害したり、活性酸素を発生させDNAを傷つけ細胞を破壊したり、ホルモンや神経伝達物質が結びつくレセプターに沈着してホルモンなどの働きを邪魔したり、神経伝達を妨害したり、脳細胞などの神経そのものを破壊したりします。
有害物質の害
有害物質の害には以下のようなものがあります。
- 肝臓、腎臓などの解毒臓器への負担
- 脳や骨に蓄積します
- 活性酸素を大量に発生させます ⇒ 慢性炎症 ⇒ 内臓機能低下、悪性腫瘍、血管障害、脳神経伝達異常など
- ミネラルの利用を阻害します(酵素の生成を阻害する) ⇒ ミネラルをたくさん取ることにより有害な重金属の影響を減らすことができます。
- 神経毒性(水銀、鉛など)による神経の変性
- 脳神経伝達物質の異常(うつ病、パーキンソン病、アルツハイマー病、しびれ、振るえ、不安神経症、強迫神経症など)
解毒の手順
当院での解毒の手順を説明します。
- 問題となっている有害なミネラルや毒素の種類をフィシオエナジェティック検査で特定し、その物質の解毒に必要なハーブ・栄養を特定します。
- 解毒には3段階あり、必ず①⇒②⇒③の順番で行います。
①細胞の外側(結合組織)の汚れ(約1ヶ月~2ヶ月)
②脳や骨に隠れている物質(約1ヶ月)
③細胞の内側の汚れ(ホメオパシーを使用、約1ヶ月) - 腎臓・肝臓・大腸・脳の能力、耐性のサポートをします。
- 解毒中に発生する活性酸素を除去します。(ビタミンCなど)
- 微量必須ミネラルの充足(置き換え)をおこないます。
- フィシオエナジェティックで解毒の進行度をチェックしながら進めます
※解毒が完了するまでは通常3ヶ月~4ヶ月かかります。
1、問題となっている有害なミネラルや毒素の種類を特定します
解毒には段階があります。その段階を踏まないと副作用が出たり、有害物質の排除がうまく行かないことがありますので注意が必要です。
有害ミネラルが体内に溜まっていくには段階があります。最初に溜まるのは消化管の表面や鼻粘膜・口腔粘膜・呼吸器粘膜の表面です
。次はおもに血液などの体液です。
その次は細胞と細胞の間の繊維のような組織(結合組織)です。
その次に入り込むのは細胞の中です。
そして次が細胞の核の中で、最後にDNAに影響を与えます。
有害な重金属の例
有害な重金属には以下のようなものがあります。
- 水銀 ・・・ ワクチン接種、歯の詰め物(アマルガム)、大型魚(マグロ・メカジキ・ブリ・キンメダイなど)、母親から
- 鉛 ・・・ タバコ、白髪染め、毛染め、口紅、塗料、絵の具、印刷インク、排気ガス、鉛の水道管、ハンダ、ゴミ焼却、殺虫剤、魚介類
- 砒素(ヒ素)・・・ 魚介類、海草、井戸水、残留農薬、排気ガス、ゴミ焼却、塗料、防腐剤、防カビ剤
- カドミウム ・・・ タバコ、排気ガス、井戸水、米などの穀物、土、缶詰、石油、石炭、ハンダ、ゴミ焼却、プラスチック
- アルミニウム ・・・ 水道水、アルミ調理器具、アルミ缶、缶詰、制汗剤、化粧品、胃薬(制酸薬)、鎮痛薬、風邪薬、ベーキングパウダー(膨張剤)、ミョウバン、ワクチン、タバコ、排気ガス、殺虫剤、歯磨き粉
- ニッケル ・・・ ステンレス、アクセサリー
- パラジウム ・・・ 歯の詰め物(クラウン)、排気ガス、アクセサリー
- 銅 ・・・ タバコ、除草剤
- チタン ・・・ 制汗剤、着色料(薬剤、サプリメント、化粧品、日焼け止め)
- 鉄 ・・・ サプリメント、鉄剤、薬剤
- クロム ・・・ 革製品
- 銀 ・・・ 化粧品、制汗剤
- フッ素 ・・・ 歯磨き粉、フッ素加工、水、農薬
その他の有害物質
農薬、ダイオキシン、アスベスト、ベンゾピレン、PCB、キシオール(カップめんのケース)、毛染め、ホルマリン、塗料、クリーニング溶剤、各種ワクチンなど
口の中の解毒については、オリーブオイルなどの食用油を約20分くらい口に含ましておくという方法があります(オイルは捨ててしっかりすすいでください)。
2、有害物質の影響の深さを特定する
解毒する時にはその有害物質どのくらいのまで溜まってしまっているのかを調べます。もっとも浅いところから深い所へと解毒をすすめて行きます。
体液や結合組織が汚いままなのに、いきなり深いところから有害物質を浮き上がらせてしまうと、腎臓や肝臓が解毒・排泄する能力が追いつかないために有害物質が体液や結合組織に溜まってしまいます。
すると解毒も進まず、さらに強い副作用が出る場合があるのです。
その副作用とは、激しい頭痛、嘔吐、視力障害、腹痛、下痢、めまい、腎機能不全などです。
3、腎臓、肝臓、大腸、脳が有害物質の解毒・排泄に耐えられるか?
次に重要なことは、体の組織から浮いてきた有害ミネラルに腎臓、肝臓、大腸、脳は耐えることが出来るかということと、排泄されるべき有害物質を腎臓と肝臓は速やかに処理する能力が充分にあるかということです。
腎臓・肝臓の処理能力が充分でないと、最終的には有害物質は体外に出ることなく、再び結合組織に溜まることになります。
ですから解毒する際に腎臓・肝臓が充分な処理能力を持っているかをきちんと検査して、もし充分でなかったら腎臓・肝臓のサポートをする必要があります。
4、解毒中に発生する活性酸素を除去する
解毒を開始すると、解毒の際に活性酸素が大量に発生します。活性酸素の害から身を守るために抗酸化物質(ビタミンCなど)を摂取し、活性酸素を除去します。
5、フィシオエナジェティックでデトックス(解毒)の進行度をチェックしながら進めます
フィシオエナジェティックで確認しながらプログラムを組んでいきます。副作用なく安全なデトットクスが可能です。
その他、日常でできる工夫
- 水を1.5~2リットル飲みましょう。
- 活性酸素を取り除くために抗酸化物質(ビタミンC)をたっぷり摂りましょう。
- 必須ミネラルをしっかり摂りましょう(海草、豆類、ナッツ類がおすすめ、マルチミネラル(合わない方もおられます))
- お風呂で汗を出すのは効果的です。38~40度程度のお湯に20分程度つかりましょう。半身浴やサウナもおすすめ。お風呂前後の水補給は忘れずに。
- 温泉には解毒効果があります。特に硫黄成分を含んだ温泉がおすすめです。
- 軽い運動(ウォーキングなど)で汗を出すのも効果的です。
- 解毒作用のある食べ物としては、にんにく・ブロッコリー・玄米・たまねぎ・リンゴ酢・ごぼう、などがあります
注意点
- アマルガム、パラジウムなど歯の詰め物が影響している場合は、まず歯医者で取り除くことをおすすめします。
- 西洋医学の薬には着色料などとして、チタンや鉄などが使われるケースがあります。また化粧品、制汗剤、毛染め(白髪染め)、日焼け止め、胃薬などにも重金属が使用されていますので注意が必要です。
おすすめ本(アマルガム・水銀について)
アマルガム除去の注意点
アマルガム除去の際には注意点があります。
- できるだけ削らず砕いて分割して除去する
- 削りカスが身体に入らないように工夫している歯医者様を探す(歯医者様が猛毒マスクをつけている、アマルガムの毒性を理解している)
- 除去後がしっかり口の中をすすぐこと。
- 便秘の方は要注意
原因不明の症状でお悩みの方、ぜひご相談ください。もしかしたら解毒が必要になるかもしれません。