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池田市の整体院【関西カイロプラクティック】

フィシオエナジェティック臨床例 脳内の神経伝達物質 薬の副作用

幻覚剤様物質「L-ドーパ(ムクナ豆)」とは?

投稿日:2023年2月13日 更新日:

こんにちは。大阪府池田市/阪急宝塚線池田駅の自然療法整体院【関西カイロプラクティック】院長の鹿島 佑介です。

子どもの倦怠感に効くということでサプリメントを薦められて飲んでいる人がおられました。

このサプリメントを薦められて飲んでいるのですが大丈夫でしょうか?
院長 鹿島佑介
院長 鹿島佑介
人には体質に合う合わないがありますので調べないとわかりません。
でも一つ気になるものが入ってます。
それはムクナ豆です。
しかも原材料名の一番上に書いてあります。
これは幻覚剤のようなものです。
リスクがありますね。

 

その原材料の一番上にムクナ豆パウダーと書いてありました。

これは幻覚剤みたいなものです。

何の目的で入っているのかというと、即効性があり元気になった気になる効果を狙っているとしか思えません。

ということはそのサプリメントはその時点でお金儲けのため、ということになります

もちろん対症療法として役立つ可能性はないことはないですが。。。

 

このムクナ豆は何が悪いのでしょうか?

もちろんパーキンソン病など役に立つケースもありますが、その有効成分であるL-ドーパについて説明します。

 

幻覚剤様物質「L-ドーパ(ムクナ豆)」とは?

ムクナ豆には脳神経伝達物質ドーパミンの直接の原料になる天然L-ドーパが多く含まれる自然の食品です。

自然だから安全というわけではなく、簡単に説明すると幻覚剤みたいなものです。

L-ドーパはパーキンソン病の薬として使われます。

それは脳神経伝達物質であるドーパミンが減るのがパーキンソン病で、L-ドーパを摂ると1時間くらい体の動きが良くなるそうです。

ではL-ドーパを取りすぎると何が起こるのでしょうか?

  • 依存症
  • 幻覚
  • 不随意運動(勝手に体が動く)

などが有名です。

子どもに幻覚剤渡すか、って話しですね。

例えば、パーキンソン病の薬「L-ドーパ 副作用」と検索すると、ネットでこのように出ていました。

L-DOPAはパーキンソン病の治療において、 なくてはならない重要なくすりです。 おなかが張る、食欲低下、吐き気、頭痛、ジスキネジア (不随意運動)、幻覚、妄想などがあります。

https://www.boehringer-ingelheim.jp/sites/jp/files/documents/patient_doc/parkinson_2.pdf より引用

 

 

脳神経伝達物質ドーパミンとは?

ドーパミンは中枢神経系に存在する神経伝達物質で、交感神経を刺激するアドレナリン、ノルアドレナリンの前駆体でもあります。

主に前頭葉で作用します。

 

ドーパミンの役割

  • 運動調節
  • ホルモン調節(特に交感神経を刺激する)⇒ 血管調節など
  • 意欲、動機、学習
  • 快の感情
  • 想像力(妄想)

 

ドーパミン合成機序

L-ドーパ(ムクナ豆)はドーパミンの材料になります。

L-フェニルアラニン + (葉酸 + 鉄 + ナイアシン)

L-チロシン + (葉酸 + 鉄 + ナイアシン)

L-ドーパ + ビタミンB6

ドーパミン + (ビタミンC + 銅)

ノルアドレナリン

 

L-ドーパ過剰(ドーパミン過剰)によって起こる症状(最終的には交感神経を刺激)

  • 不眠(寝つきが悪い・何度も目が覚める) 、悪夢、血管収縮( 頭痛、 吐き気、ふらつき 、ほてり、高血圧、動悸、血圧上昇、血行不良、冷え、 肩こり、しびれ)、発汗、多汗、食欲不振、胃腸障害(便秘、逆流性食道炎)、疲れが取れない、皮膚の痒み
  • 寝言、歯ぎしり、食いしばり、レム睡眠行動障害、イライラ、不安感
  • 注意欠陥多動障害(ADHD)、てんかん、失神、躁鬱病(双極性障害)
  • 統合失調症(精神分裂病)、不随意運動(ジスキネジアトゥレット症候群(チック症状など))
  • 薬物乱用性頭痛(鎮痛剤、抗うつ薬、点鼻薬、鼻炎薬など)
  • 幻覚、妄想、覚醒状態、性的行為へのモチベーション
  • 筋肉硬直 、痛み、肩こり、腰痛、 起床時の体の痛み・硬直 、筋緊張型頭痛、顎関節症(朝起きたときに顎に違和感)、寝返りが打てない⇒朝起きた時調子が悪く、動き出すとましになる。
  • パニック障害 、過換気症候群(過呼吸)、自律神経失調症、食欲低下、頻尿
  • 鼻炎(突然鼻水が出る)、慢性鼻炎(点鼻薬の副作用など)、皮膚のかゆみ
  • 低プロラクチン(不妊症、流産、むくみ、性欲減退、前立腺の問題など)
  • ドーパミン受容体増加による依存症(過食症、アルコール・カフェイン・甘い物中毒)
  • アセチルコリン不足の症状(眼の問題、ドライアイ、ドライマウス、鼻炎、便秘、下痢、食道裂孔ヘルニア、消化の問題、疲労感、昼間の眠気、関節炎、体臭)

 

 

ドーパミン不足によって起こる症状

もちろんドーパミン不足のケースもありますのでL-ドーパは対症療法になる可能性はありますが、子どもに摂取させるべきではありませんね。

パーキンソン病はドーパミン神経の伝達問題によっておこるので、L-ドーパ(ムクナ豆)が効くのです。

  • パーキンソン病(身体の振るえ、身体のすくみ、動きが止められない、突進、動けなくなる、つまずく、歩きにくい、足が重たい)
  • 動作が鈍くなる。集中力、注意力が無くなる、無気力、社会から離れる、人との関わりがなくなる
  • 睡眠過多、睡眠障害(ナルコレプシー様症状)
  • 嗅覚障害、嗅覚異常、嗅覚過敏
  • 注意欠陥多動障害(ADHD)
  • 筋肉硬直・痛み、顔の表情がなくなる、まばたきが減る、膝を伸ばせなくなる
  • まぶしがり症
  • 倦怠感、うつ病、双極性障害、恐れ
  • 血糖値の問題(糖尿病、低血糖症)
  • 便秘や下痢
  • 胸に違和感
  • 高プロラクチン(不妊症・無排卵)
  • 甲状腺障害
  • 嚥下障害
  • 性欲低下

 

L-ドーパ(ムクナ豆)サプリメントに注意

上記にも書いてあるように幻覚作用がありますので、自己判断での摂取にはご注意ください。

もし摂取するならL-ドーパの材料になるL-チロシンを取った方がいいですね。

チロシン

Lチロシン(アイハーブ)

 

こういう情報で難しいのは、幻覚剤としてサプリメントを摂る、なんて人がいるかもしれないってことです。

そういう情報を広めてしまうかもしれない、というリスクがあるんです。

でも医療用麻薬(葛根湯・咳止め・総合感冒薬など)のように知らずにとっているという方も多いかもしれませんので、記事にしました。

⇒ 医療用麻薬について詳しくはこちら

※当院でおこなうフィシオエナジェティック検査は医学的な検査ではありません。どうすれば解決するのかはわかりますが、診断は基本的には行いません。あくまで診断については医療機関でお願い致します。

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