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更年期障害や骨粗鬆症の原因は女性ホルモン不足ではありません

投稿日:2023年9月13日 更新日:

こんにちは。大阪府池田市/阪急宝塚線池田駅の自然療法整体院【関西カイロプラクティック】院長の鹿島 佑介です。

今日は健康に関する本の紹介です。

『メディカル・ミディアム』
著者:アンソニー・ウイリアム
訳者:寺島裕美子
出版社:ナチュラルスピリット
価格:3278円(税込み)

メディカル・ミディアム 医療霊媒
メディカル・ミディアム 医療霊媒 [ アンソニー・ウィリアム ]

 

本の帯に『当たり過ぎる霊視で、今までの医療の通説をいつがえします!』とあったので、興味そそられて買いました。

内容を読んでみてビックリ!!

正直、どこが霊視やねん、と思う部分はありましたが、いつも私がクライアント様に言っていることが書いてありました。

ちょっと???な部分もありますが、内容について何回かに分けて説明したいと思っています。

 

更年期障害の原因は女性ホルモン不足ではありません。

更年期障害の原因は女性ホルモン不足ではありません。

『月経前症候群(PMS)と更年期障害』という章に書かれていることは、まさにいつもクライアント様に説明している事そのまま。

『今日でも、医者はこのホルモンに関する誤った情報を信じて治療しています。数えきれないほどの女性が、自分の苦しみの元凶はホルモンバランスの乱れだと告げられています。』

皆さん、更年期障害の原因は女性ホルモンの減少によるものだ、と思っておられます。

お医者様もそう言いますし、ネットで調べてもそう書かれています。

本当でしょうか?

 

女性ホルモンが減ってくると老化が止まる?

『しかし、そうではありません。更年期はあなたの味方なのです。信じようが信じまいが、老化の速度は更年期後、低下するのです。しかし、一般的にはそう思われていません。女性は更年期には高齢化とそれに伴う健康問題が始まると思っていますが、実際にはその逆です。』

いつもクライアント様に言っていることは「女性ホルモン・エストロゲンが減って行くと更年期障害は治るのです。

もしエストロゲンが減ることによって起こるのなら、どんどん悪化するはずですがそうではありません。』と言っています。

 

『女性の体がもっとも急速に成熟し老化するのは、思春期から更年期の間です。女の子の体形が月経が始まったとたん変わることを考えてみてください。これは生殖ホルモンが老化の速度を上げるステロイド化合物だからです。』

エストロゲンは炎症ホルモンなのです。

炎症というのは女性らしい体に変化させたり、生理を起こし子どもを生める体に変化させるのに必要なんです。

過去に『エストロゲンは炎症ホルモン~エストロゲンは魔法のホルモンではありません~』というタイトルでブログも書いています。

詳しくはこちらをご覧ください。

⇒ エストロゲンは炎症ホルモン~エストロゲンは魔法のホルモンではありません~

 

エストロゲンは炎症ホルモンでもあり老化ホルモンでもあるんです。

私は過去にも『老化を止めるホルモン「メラトニン」と老化ホルモン「エストロゲン」』というタイトルでブログを書いています。

詳しくはこちらをご覧ください。

⇒ 老化を止めるホルモン「メラトニン」と老化ホルモン「エストロゲン」

 

骨粗鬆症の原因は女性ホルモンの減少ではありません。

骨粗鬆症

『そして、骨粗鬆症に関する真実はこうです。へいけいに近づくとで女性の骨がより多孔性を増すわけではありません。骨粗鬆症は進行するのに何十年もかかるために、女性がある一定の年齢になって初めて症状が現れるのです。医学界はこの偶然性を因果関係と間違えて捉えています。つまり、更年期でエストロゲンが減少したことにより、骨密度が下がったのだと。本当のところは、生殖ホルモンこそ骨粗鬆症を引き起こすのです。生殖ホルモンはステロイドで、ステロイドは骨を溶かす作用があるからです。』

当院でも同じことを言っています。

「骨粗鬆症の原因は女性ホルモンの減少ではありません。

骨粗鬆症はエストロゲン減少が原因ではなくエストロゲン過剰が原因です。

エストロゲンが減って行けば骨粗鬆症は進行しにくくなります。」と。

エストロゲンの過剰により慢性炎症が起こり、過剰な血管新生(炎症の仕組みの一つで新しく血管を作ろうとする)により骨の中にモヤモヤ血管がたくさんできていることが原因かもしれません。

モヤモヤ血管について詳しくはこちらをご覧ください。

⇒ モヤモヤ血管がへバーデン結節の痛みの原因!?~血管新生が痛みを引き起こす、血管新生病?~

 

『女性ホルモンは若さの泉だと言われてきました。ただ皮肉なことに、若さとは20代、30代、40代にはないのです。真の若さは思春期以前にあるのです。』

当院でもいつも言っています。

「女性ホルモンは少ない方が健康なんですよ。子供の方が元気ですし皴もないでしょ。更年期超えて女性ホルモンがどんどん減ってくると更年期症状も治り、そしてどんどん元気になっていくんですよ!」と。

ちなみに先ほど私のブログを紹介しましたが、老化を抑えているホルモンがメラトニンです。

最近は子供の老化がひどくなってますよね。

厳密にいうと老化を防ぐというよりは、一生のリズム・月のリズム・一日のリズムを作るホルモンです。

⇒ 老化を止めるホルモン「メラトニン」と老化ホルモン「エストロゲン」

 

この本には、もう一つの病気の原因になる「EBウイルス」についてとても詳しく書かれています。

科学的なのかどうかはわかりませんが、当院でも大きな問題になるEBウイルスについては次回ご紹介します。

 

骨粗鬆症に関する記事

女性ホルモンに関する記事

※当院でおこなうフィシオエナジェティック検査は医学的な検査ではありません。どうすれば解決するのかはわかりますが、診断は基本的には行いません。あくまで診断については医療機関でお願い致します。

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