こんにちは。大阪府池田市/阪急宝塚線池田駅の自然療法整体院【関西カイロプラクティック】院長の鹿島 佑介です。
雨の日に体調が悪くなるのはなぜでしょう?
雨の日に体調が悪くなるのはなぜ
雨が続いております。
ところで、よく雨の直前や雨の日に調子が悪くなるという患者様がおられます。
どうしてでしょうか?
フィシオエナジェティック検査で調べると、これには主に2つの理由があります。
- 副腎や甲状腺など内蔵の機能低下によるホルモンバランスのくずれ
- カビやイースト菌(カンジダ菌)が増える
です。
⇒ フィシオエナジェティックについて詳しくはこちら
副腎や甲状腺など内蔵の機能低下によるホルモンバランスのくずれ
まずは1についてお話ししたいと思います。
人には常に体内の環境を一定に保つホメオスターシスという機能があります。
気圧の変化・湿度の変化・気温の変化に対して体内の環境が変わらないように、ホルモンや自律神経を駆使しているのです。
例えば副腎という臓器の機能が歪みにより低下していると、気圧・湿度・温度の変化に対応できなくなるので、ホルモンバランスがくずれます。
副腎は自律神経の交感神経を刺激するホルモンを生成する器官ですので、副交感神経が過剰に緊張状態になります。
副交感神経が過剰に緊張することによる症状
副交感神経が過剰に緊張すると、
- 昼間なのに寝ているような状態になり眠たい
- 体がだるい・ふらふらする
- アレルギー症状がでる
- 古傷が痛む
などの症状がでるのです。
健康な人はこのようなことは起こりません。
副腎の機能が低下すると
副腎の機能が低下すると様々な症状が起こります。
- アレルギー症状
- 体がだるい
- 昼間に眠たい
- 立ちくらみ
- 頭痛
- 自律神経失調症
- 低血圧
- 関節が痛む
- 頭がボーっとする
など様々です。
副腎の機能低下に対する対処法
副腎の機能低下に対する対処法を説明いたします。
- 歪みを治し、脳から副腎・副腎から脳への指令が100%届く状態にする。
- ビタミンCを摂取する。
副腎はストレスに対して対処するときにビタミンCを大量に使用します。副腎はビタミンCの貯蔵庫でもあるのです。
ビタミンCが足りなくなると副腎の機能が落ちストレスに対処できなくなります。
ビタミンCを含む物
ビタミンCはこんな食べ物に入ってます。
- かんきつ類(レモン・オレンジ・グレープフルーツ)
- その他のフルーツ(キウイ・いちご・ブルーベリー)
- 野菜(ピーマン・ブロッコリー・ホウレンソウ・キャベツ・じゃがいも・さつまいも)
雨の日は気圧の変化に対応するために副腎の機能が低下しやすくなります。
カビやイースト菌(カンジダ菌)が増える
2、のカビ・イースト菌(カンジダ菌)について説明いたします。
ジメジメすると増えるものって何でしょう?
そう。カビです。同じように体の中のカビも増えるのです。
マスクなんかしていると余計カビだらけになりますね。
その中でもイースト菌(カンジダ菌)はやっかいです。
イースト菌は酵母菌ともいわれるカビの一種です。
カンジダ菌はイースト菌の一種で腸の中に住む悪玉菌の一種です。誰の腸の中にもいます。誰の皮膚にも、口の中にもいます。
カンジダ菌が引き起こす症状
このカンジダ菌がジメジメにより増えると、カンジダ菌の毒素により様々な不定愁訴を起こすのです。
- 強い倦怠感
- 頭痛
- ふらつき(めまい)
- 頭重感(頭がボーっとする)
- 肩こり
- 耳鳴り
- 目の痛み
- うつ症状
- 口内炎、口角炎
- 発疹
- 不整脈
など。
ジメジメした日にこんな症状があったらカンジダ菌が原因かもしれません。
でも全ての人が症状を起こすわけではなく、健康な人は何の症状もでないのです。
カンジダ菌感染症は精神症状や強い倦怠感や不定愁訴があるので自律神経失調症、うつ病、慢性疲労症候群や脳脊髄液減少症と間違えられることがよくあるようです。
また口臭があったり、歯茎に白いコケのようなものが出てきたり、口内炎が多数できたりします。
カンジダ感染症は精神症状のみならず強い身体症状が特徴です。肩こり・首こり・目の痛み・めまい・頭痛などの症状を起こします。
もちろんカンジダ感染症による精神症状に抗うつ剤を投与しても、肩こりや首こりにマッサージをしても治りません。
カンジダを始めとするカビ類は腸内で炭水化物を分解して発酵させます。
そのとき作られるのがアルコールとガスです。
アルコールの作用によりまるで酔っ払ったようなふらつき感や頭痛、吐き気、息がくさい、頭がくらくらするというような症状がでます。
アルコールのなかでもメチルアルコールが産生されると視神経に悪影響があり、飛蚊症、目の痛みや急激な視力低下が起こります。
またガスが腸内に充満するので、お腹の張り、横隔膜が上に押し上げられるので心臓が圧迫されることによる不整脈、動悸などの症状が出ることがあります。
カンジダの菌糸は様々な形に変形します。中にはホルモンのように振る舞いレセプターにホルモンの真似をしてくっつきホルモン異常を引起す種類もあります。
主な症状としては月経異常、子宮筋腫、不妊、子宮内膜症 等々。
カンジダ菌が増える原因
- 歪みやストレスによる免疫機能の低下
- 便秘による腸内環境の悪化(歪みによるもの・水の摂取不足・生野菜の摂取不足など)
- 抗生物質の過剰摂取(善玉菌を死滅させるが、カンジダ菌には効果がない)
- ステロイドの使用(免疫機能を低下させます)
- ピルの使用による(女性ホルモンがカンジダ菌のエサになります)
- 過度なダイエットなどによる栄養不良(亜鉛不足など)
- 甘いものの過剰摂取(カンジダ菌のエサになります)
- 乳製品の過剰摂取(腸壁に炎症を起こし腸内環境を悪化させます。)
- アルコールの過剰摂取によるこのような原因があります。まずはこの原因を取り除くことが重要です。
抗生物質の効かない、頻繁に繰り返す慢性喉頭炎、慢性扁桃腺炎、尿道炎、膀胱炎、腎炎にかかる人や、風邪の後にノドの痛みや咳が治らない人や、生理前症候群(PMS)やジメジメした日に調子が悪くなる人はカンジダ菌の問題かもしれません。
カンジダ菌が原因だったなら抗生物質の摂取は注意が必要です。
ただし、一番重要なことは免疫力を阻害している要因を取り除くことです。