こんにちは。大阪府池田市/阪急宝塚線池田駅の自然療法整体院【関西カイロプラクティック】院長の鹿島 佑介です。
自然療法で膠原病を治すのは簡単ではありません。
では、どうしたらいいのでしょうか?
自然療法で膠原病は治るのか?
結論を出す前に、まずは免疫に関する本をご紹介します。
免疫の反逆 自己免疫疾患はなぜ急増しているか [ ドナ・ジャクソン・ナカザワ ]
膠原病を治すには、根本原因を取り除いていくしかありません。
膠原病はある日突然なるので、少し巻き戻して原因を取り除くと治るのでは、と考えてしまいます。
しかし、そうではありません。
この問題は酒樽をイメージすればわかります。
酒樽理論
この本では『酒樽効果』と訳されています。
『たやすく病気に陥ってしまう限界ぎりぎりまで追い込まれるには、幾つかの要因が絡んでいる。それを酒樽になぞらえて「酒樽効果」といってもよい。樽のヘリすれすれのところまで水を注ぎ込む。なみなみとした水は縁あたりに漂っているが、ぎりぎりのところで踏みとどまり一滴もこぼれない。しかし、ごく少量の水をさらに加えると、水は縁を越えて溢れ出す。
自己免疫疾患の患者に例えて、その要因を酒樽に流し入れる。避妊用ピルや化学物質、重金属、ウイルス、などが混ざり合って、酒樽の中身はヘリすれすれのところであふれんばかりになっている。
酒樽があふれるきっかけとなる最後の一滴は人によって違う』
実はこの考えは非常に重要になってきます。
この本は、自己抗体が出来る原因を調べつくした本ですが、膠原病(自己免疫疾患)だけではなく、酒樽効果はすべての問題に当てはまります。
効果というと何だか良いイメージになってしまうので「酒樽理論」とでも言ったほうがいいかもしれません。
急に症状がでてきたのは、なにかきっかけがあるに違いないと人は思います。
積み上げられてきたもののイメージしにくいのです。
そして急に出てきた症状なので、少し前の状態に戻せば、すぐ治るはずだと思ってしまいます。
しかし現実は、例えば樽があふれてアレルギーや自己免疫疾患になった場合、樽の水を少し減らしても結果はすぐに変わりません。
しかし患者様は少し前の状態に戻せば治るはずだと思っています。このずれを説明するのが難しいんですね。
良くしていくには、その樽にたまっているものを一つずつ取り除いていくしかないんです。
フィシオエナジェティックはその樽に溜まった物を一つずつたまねぎの皮をむくように取り除いていきます。
⇒ フィシオエナジェティックについて詳しくはこちら
膠原病に対して当院でできること
当院のフィシオエナジェティックは、クライアント様、お一人、お一人の身体の声を聴き、膠原病の根本原因を探ります。
膠原病の原因はさまざまです。
- 構造的問題(骨格の歪み、筋肉、筋膜、靭帯、椎間板など)
- 化学的問題(栄養の問題、感染症、毒素、アレルギーなど)
- 精神心理的問題(ストレス、感情、トラウマなど)
- 情報伝達の問題(経絡の流れ、電磁波、土地のストレス、瘢痕組織など)
- オーラ、チャクラなどエネルギー的問題
これらの問題を取り除くオーダーメイド治療をしています。
フィシオエナジェティックコースでは、膠原病に対して必要な治療法、必要なハーブや栄養素をどのくらいの期間どのくらいの量摂取するといいのかを調べます。
⇒ フィシオエナジェティックについて詳しくこちら
膠原病でも自然療法で治せるかもしれません。原因不明の膠原病でお悩みの方、お気軽にご相談ください。
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