こんにちは。大阪府池田市/阪急宝塚線池田駅の自然療法整体院【関西カイロプラクティック】院長の鹿島 佑介です。
先日、腎臓病と不眠症の関係についての記事を見つけました。
『腎臓病が不眠をもたらす仕組みとしては、メラトニン欠乏などによる「体内時計」障害の可能性を、タン氏たちは指摘しています。 』
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/a09d54f3d7e93984c17359b18542e60bc0a2e3b6 より引用
腎臓病によってメラトニンが減る理由
腎臓病が不眠をもたらすのか。
腎臓病とメラトニンとの関係は?
今後調べてみようと思いますが、当院の臨床ではあまり感じないのですが、何か理由があるはず。
腎臓病によってメラトニンが減る理由
腎臓病によってメラトニンが減る理由についてChatGptに聞いてみました。
腎臓病によってメラトニンが減る理由は、以下のような複数の要因が関係しています:
✅ 1. メラトニンの代謝と排泄の障害
- メラトニンは肝臓で代謝され、一部は腎臓を通して排泄されます。
- 腎機能が低下すると、メラトニンの分解や排泄に異常が起き、血中のリズム(夜に増える)が乱れたり、総合的に分泌量が減少したりします。
✅ 2. 体内時計(概日リズム)の乱れ
- 腎臓病では、睡眠・覚醒リズムを制御する体内時計(視交叉上核)との連携が乱れると考えられています。
- この体内時計がメラトニン分泌をコントロールしているため、リズムの乱れ=メラトニンの乱れに直結します。
✅ 3. 透析の影響
- 透析を受けている腎不全患者では、血中のメラトニン濃度が低下していることが多くの研究で報告されています。
- 透析の時間帯や身体への負担が、メラトニン分泌のピーク(夜)に影響することもあります。
✅ 4. 交感神経・副交感神経のバランス異常
- メラトニンの分泌は、自律神経(特に副交感神経)に影響されます。
- 腎臓病では**慢性的な交感神経優位(ストレス状態)**となることが多く、それがメラトニン分泌を抑制します。
✅ 5. 炎症や酸化ストレスの影響
- 腎不全では、体内に慢性的な炎症や酸化ストレスが起きており、松果体のメラトニン産生機能が低下することが示唆されています。
✅ 補足:どれくらい減るのか?
- 研究によると、透析患者の夜間メラトニン分泌量は、健康な人の半分以下になることもあります。
- その結果、「夜眠れない・昼に眠くなる」といったリズム障害が起こりやすくなります。
🔎 まとめ
腎臓病によってメラトニンが減少するのは、
- 腎機能の低下による排泄・代謝の異常
- 概日リズムの乱れ
- 自律神経の異常
- 透析や炎症の影響
などが複合的に関係しているためです。
この中で言うと肝臓の問題が関係するのではないか、と思います。
腎臓病の人で肝臓の機能に何の問題もないという人を見たことがありません。
不眠症は肝臓機能低下で起こることはよくありますので。
メラトニン以外に腎臓病が不眠を引き起こす理由
メラトニン以外に腎臓病が不眠を引き起こす理由もあるかもしれません。
ChatGPTに聞いてみました。
腎臓病が不眠を引き起こす理由はいくつかあります。以下に主な要因を示します:
1. 体内の毒素の蓄積
腎臓が正常に機能しなくなると、老廃物や毒素(尿素、クレアチニンなど)が体内に蓄積されます。これが全身の不快感やかゆみ、むずむず感などを引き起こし、眠りにくくなります。
2. レストレスレッグス症候群(むずむず脚症候群)
慢性腎不全の患者に多く見られ、特に夜間、足にむずむずした不快感や異常感覚が起き、足を動かさずにいられなくなります。これが入眠を妨げます。
3. 睡眠時無呼吸症候群(SAS)
腎臓病患者では、睡眠中に呼吸が止まる「閉塞性睡眠時無呼吸症候群」のリスクが高まります。特に透析を受けている患者では、この傾向が強く、不眠や日中の眠気の原因になります。
4. 電解質バランスの乱れ
カリウム、ナトリウム、カルシウムなどのバランスが崩れると、筋肉のけいれんや不安感、心拍異常が起きることがあり、これも睡眠を妨げます。
5. ホルモンの変化
腎臓病では、**メラトニン(睡眠ホルモン)**の分泌が乱れることがあります。メラトニンは体内時計に関係しており、分泌が少ないと入眠が難しくなります。
6. うつ・不安
慢性疾患としての腎臓病は、精神的なストレスやうつ、不安を引き起こすことが多く、それが睡眠の質を低下させます。
7. 透析の影響
透析後に疲れが強く出たり、透析のスケジュールが睡眠リズムを乱したりすることもあります。
まとめ
腎臓病による不眠は、身体的・精神的・生理的な要因が複雑に絡み合っているため、多角的なアプローチ(生活習慣の見直し、症状への対処、睡眠環境の改善、医師との相談)が必要です。
この内容を見ても、ピンとくるものは肝臓機能の問題しかないかな、とは思いますが、今後フィシオエナジェティック検査で調べていこうと思います。
⇒ フィシオエナジェティックについて詳しくはこちら
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