こんにちは。大阪府池田市/阪急宝塚線池田駅の自然療法整体院【関西カイロプラクティック】院長の鹿島 佑介です。
当院でストレッチ指導をすることはほとんどありません。
当院でストレッチ指導をしない理由
当院でストレッチ指導をしないのには理由があります。
- 私自身のトラウマの問題
- ストレッチは怪我の予防にもなりますが、リスクもある
1,私自身のトラウマの問題
私自身、小さなころから異常に体が固く、私より硬い人を見たことがありません。 前屈はいつも+10cm以上、伏臥上体反らしは10cm台で首しか上がらない状態。
昔ゴルフをしていた時に、何とか身体を柔らかくしようと努力したことがあります。
2年間、毎日ジムに通ってストレッチをしたり、
3年間、スポーツトレーナーをつけてトレーニングをしたり、
してました。
でもストレッチした次の朝は、からだがバキバキになり昨日より硬くなっているのではないかと思うくらいの状態に。。。
またある時、スポーツトレーナーの方に「毎日ストレッチしてる?」とか聞かれていました。カッコつけの私は「頑張ります」とへらへら答えたのですが、内心はとてもショックでした。
その瞬間、ストレッチをやめようと思いました。
まあ私自身諦めが早すぎるのも問題で、今でも続けてたらもう少し柔らかくなっていたと思いますが。。。
言い訳です笑
昔から猫背なので「背筋を伸ばして」って言われ続けてきました。トラウマでした。姿勢矯正ベルトというものを試したこともあります。
父も叔父さんも弟も私より猫背で体固いので、根本的にはある程度は遺伝なのでしょう。
2,ストレッチは怪我の予防にもなりますが、リスクもある
ある時、別のトレーナーさんに「背中がカチカチになってるけど、腕立て伏せでもした?」と聞かれました。
「ストレッチポールでストレッチしたら背中がバキバキになって」って言うと、無理に背中伸ばさない方が良いよ、って言ってくれました。
でも、スポーツトレーナーの学院長の考えは「運動前のストレッチは厳禁、ストレッチは運動後ならOK」でした。
PNF理論に独自の理論を混ぜた理論でしたので、神経のオンオフコントロールとか筋肉の繋がりを重要視していました。
こういうこともあって私個人的にはストレッチをあまり推奨していません。
実際に臨床でもバレエをしている人なんかに靭帯とか腱を伸ばし過ぎて怪我していたり、関節がルーズになり関節に負担がかかったり、周りの筋肉に負担がかかっている人をよく見ます。
ストレッチのメリットデメリット
私がお勧めしているのはストレッチより体操・ウォーミングアップですが、ストレッチが絶対ダメと言っているわけではありません。
ストレッチのメリットとリスクを理解したうえでやっていただければいいかなと思います。
◎ストレッチのメリット
ストレッチのメリットとしては、
- 運動不足の場合。適度な20秒以内のストレッチは筋肉を刺激し、固まった筋膜(コラーゲン組織など)を動かすのに役に立ちます。運動の代わりになりますね。ただし20秒以上のストレッチは筋肉が弱化したり、靭帯などの組織の損傷にもつながりますので、注意が必要です。
- ストレッチすることにより自分自身の身体を意識することができます。
- 可動域が必要な競技とか、可動域がないと大きな怪我がしやすい競技などはストレッチは必須です。
特に運動前のストレッチには要注意です。
怪我の原因になる可能性があります。
運動前はストレッチではなくウォーミングアップという感覚を持ったほうがいいですね。
×ストレッチのリスク
ストレッチしないほうが良いケースとしては、
- 痛みがある場合はストレッチをして良くなる事はほとんどありません。
- 肩こりの場合はほとんど血管や慢性炎症の問題です。血管は伸ばされるのを嫌うので注意しましょう。
- 先ほども言ったように通常は運動前のストレッチはスポーツパフォーマンスを落とし怪我の原因になるので要注意です!!
つまり痛みがある場合は安静にしておいた方が良いということ。
ただし血行不良が原因の肩こりなどの症状の場合は体を動かすと軽くなる可能性はあります。
で可動域の必要な競技者を除いては、当院では体を動かすこと、ウォーキングや体操を薦めています。
YouTubeに昔アップした、私がほぼ毎日している体操があるのですが、身体が硬すぎて恥ずかしいのであまり薦めていませんが笑