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発達障害の原因は農薬かもしれません~遺伝子発現(エピジェネティクス)への影響~

投稿日:2021年3月17日 更新日:

こんにちは。大阪府池田市/阪急宝塚線池田駅の自然療法整体院【関西カイロプラクティック】院長の鹿島 佑介です。

本日は、発達障害に関する本をご紹介します。

一般向けではありませんが、こういう情報は妊娠の可能性のある人全ての人に見ていただきたいと思います。

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発達障害の原因と発症メカニズム: 脳神経科学の視点から

 

 

発達障害の原因は農薬かもしれません~遺伝子発現(エピジェネティクス)への影響~

著者はさまざまな臨床データをもとに、主に農薬と発達障害・学習障害・ADHD(注意欠陥・多動性障害)・自閉症スペクトラム障害(自閉症・アスペルガー障害)・頭語失調症・うつ病などの脳疾患の関係について書かれています。

非常に難しい内容ですが、妊娠中、特に妊娠初期の農薬が大きく影響するんだ、ということがわかっていただければOKだと思います。

この本にも書かれていますし、以前にもお話ししていますが、日本は面積当たりの農薬使用量で韓国と1・2を争う農薬大国なんです。

農薬が遺伝子レベル(染色体異常や遺伝子変異)に影響してさまざまな病気「遺伝病」につながることもありますが、この本に書かれていることは農薬がエピジェネティクスを攪乱し遺伝子の発現のスイッチに影響する先天的な問題につながる、ということです。

言葉としては難しいですが先天的というのは遺伝子レベル(染色体異常や遺伝子変異)ではなく、胎児の細胞分裂時の後天的なエピジェネティクス的変化(遺伝子装飾の変化)による遺伝子発現の問題です。

⇒ エピジェネティクスについて詳しくはこちら

 

遺伝子の問題と遺伝子装飾の問題(エピジェネティクス)の違い

遺伝子の問題

  • 染色体異常(ダウン症など)
  • 遺伝子変異(遺伝子の問題なので変えることはできない)

遺伝子の装飾の問題(遺伝子の問題ではない=変えることができるかも)

  • 環境要因に対応するためのエピジェネティクス的問題(母親のお腹の中(先天的)か後天的)

 

複数のエピジェネティクス的変化が重なっているため、発達障害とか自閉症スペクトラム障害とかADHD(注意欠陥・多動性障害)とか正確に分けるのは非常に難しいのです。

 

エピジェネティクスによる遺伝子発現が関係する疾患

エピジェネティクスによる遺伝子発現が関係する疾患は、発達障害などの脳疾患から生活習慣病に至るまでさまざまですが、脳に影響するものを紹介します。

  • 自閉症(ASD)
  • ADHD(注意欠陥・多動性障害)
  • LD(発達障害)
  • 統合失調症
  • うつ病
  • 双極性障害
  • 気分障害
  • パーキンソン病
  • てんかん
  • 筋萎縮性側索硬化症(ALS)
  • アルツハイマー病

など。

 

エピジェネティクスに影響するのは後天的な環境要因で化学物質だけではありませんが、この本には化学物質のみを取り扱ってます。

 

エピジェネティクスに影響する環境物質(環境毒性化学物質・環境ホルモンなど)

農薬以外にも疑いのあるものが紹介されています。

  • 農薬・殺虫剤(有機リン系農薬、ピルスロイド系農薬(除虫菊など、ナトリウムチャンネル)、カーバメート系農薬(コリンエステラーゼ阻害)、ネオニコチノイド系農薬(農薬・防虫剤)、有機塩素系農薬(ナトリウムチャンネル阻害:DDT、DPE、現在は使われていませんが生物濃縮に注意))
  • 除草剤(パラコート(ミトコンドリア系を阻害)、グリホサート、など)
  • その他化学物質、環境ホルモンなど(PCB( ポリ塩化ビフェニル)・PBDE( ポリ臭化ジフェニルエーテル)、ダイオキシン、ビスフェノールA、プラスチック可塑剤フタル酸エステル、など)
  • 放射線・放射性物質
  • 水銀
  • アルミニウム
  • カドミウム
  • ヒ素
  • ニコチン(タバコ、ネオニコチノイド系農薬)
  • 薬剤(抗てんかん薬パルプロ酸、サリドマイドなど)

 

上記のものは遺伝子変異の原因にもなりますし、エピジェネティクス的に遺伝子発現のスイッチを変えてしまう可能性があります。

 

環境物質が引き起こす問題

環境物質が引き起こす問題に対しての対処療法が役立つ可能性があります。

など。

 

上記の化学物質や重金属は甲状腺ホルモン分泌を阻害するものが多いです。

甲状腺ホルモンはシナプス形成・維持や、遺伝子発現調整に関与しています。

ですので甲状腺ホルモン低下も遺伝子発現に大きく影響するということです。

逆に言うと甲状腺ホルモンをコントロールすることで発達障害などの脳疾患を防げる可能性があるのです。

 

その他の環境要因

 

化学物質以外の環境要因

この本にはあまり書かれていませんが化学物質以外の環境要因もあります。

  • トラウマ
  • 精神的ストレス
  • 性ホルモン(エストロゲンなど)の問題
  • 感染症

なども、遺伝子発現エピジェネティクスのスイッチに影響する可能性があります。

 

発達障害を予防する

この環境要因を減らす努力をすることにより予防しようというのが、この本の目的でもあります。

  • 妊娠初期の喫煙を避ける(妊娠の可能性のある人は喫煙してはいけない)
  • 水銀(大型のお魚(マグロなど)を避ける)
  • その他の有害な重金属を避ける
  • 有機リン系農薬を避ける
  • ビタミン(葉酸など)の摂取を心掛ける

など。

特に農薬を避けるのは非常に難しいですよね。

 

環境要因の世代間の影響の研究

環境要因が世代間に影響することは、さまざまな研究により証明されつつあります。

⇒ 妊娠期の化学物質曝露が孫世代の健康に影響を及ぼすメカニズム(外部記事)

 

発達障害の臨床例

 

発達障害の原因は農薬かもしれません。原因不明の発達障害でお悩みの方、お気軽にご相談ください。

 

遺伝的問題の記事

※当院でおこなうフィシオエナジェティック検査は医学的な検査ではありません。どうすれば解決するのかはわかりますが、診断は基本的には行いません。あくまで診断については医療機関でお願い致します。

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