こんにちは。大阪府池田市/阪急宝塚線池田駅の自然療法治療院【関西カイロプラクティック】院長の鹿島 佑介です。
本日は、発達障害(DD)についての本のご紹介です。
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 薬に頼らず家庭で治せる発達障害とのつき合い方 [ ロバート・メリロ ]
発達障害(DD)は右脳と左脳のコミュニケーションの問題かも
この本を読んで少し落ち込んでしまいました(笑)
気づいてはいたのですが、私には左脳と右脳のアンバランスがあり左脳の機能に問題があります。
ちなみにこの本では、右脳と左脳のコミュニケーションがうまくいかなくなったり、左脳と右脳の発育が均等でなかったりすることを「機能的ディスコネクション」と呼んでいます。
機能的ディスコネクションが発達障害や自閉症、ADHDなどの問題につながり、その原因は正しい発達の段階においての正しい五感の刺激が行われなかった問題や、生体化学的な問題(毒素や不耐症など)やストレスによるエピジェネティクス的な問題を原因として取り上げています。
右脳と左脳の発育遅延のチェックリストが載っているのですが、私は脳の発育遅延に当てはまりすぎです。
私自身、病名をつけるとしたらADHDに近いかなと思っています(病名をつけることに意味はありません)。
私自身の意識は毎日のようにどんどん変わっていっており、楽に生きれるようになってきたのですが、脳の問題は残っているような気がします。
左脳の発育遅延のチェックリスト
この本に載っている左脳発育遅延のチェックリストのうち、まさしくという部分だけ抜粋します。
下記のチェックリスとは母親からみた子どもに対する質問です。
運動特徴
- 細かい手先の動きに問題がある (⇒ 治療家としては大問題ですが、五感でカバーしています)
 - ボタンをはめるなどの微細運動が苦手
 - 年や学年のわりに字が大きい (⇒ 本文にもありますが字が汚い傾向があるとも書かれていました・・・まさしくです(^^; )
 - 疲れると言葉がつかえる傾向がある
 - 絵を描くのが苦手 (⇒ 人の絵が全く描けません(笑) )
 - 楽器などを弾くのが苦手 (⇒ 弾こうと思ったこともありません(笑) )
 
感覚特徴
- なんでも食べる (⇒ 好き嫌いがないというよりは食べることにあまり興味がないのかも)
 - 聴覚認知に問題がある (⇒ 人の言っている事、伝えようとしていることの意味が理解できない)
 - 聴覚テストは正常だが、よく聞こえていないようである
 
感情特徴
- 新しいものが好きだが、飽きやすい
 - やる気にかける (⇒ 熱中・集中することができないです)
 - 内気でシャイである
 - 過剰に注意深い、悲観的、ネガティブである
 - 人生に楽しみがあまりないようである (⇒ 小さなころからで「若じい」と姉から呼ばれていました(笑))
 - 社交は好きでないようである (⇒ 基本的には人とは自らは関わらないのですが、後のチェックリストにあるように皆が楽しんでいる場にいるのは嫌いではありません。)
 - 自分の感情に浸りやすい傾向がある
 - すぐに恥ずかしがる
 - 人が自分をどう考えているかにとても敏感である
 
行動特徴
- ぐずぐずが多い、のばしのばしにする (⇒ 夏休みの宿題は最終日に一気にやるタイプでした(^^; )
 - 特に知らない人の前では引っ込み思案
 - 非言語コミュニケーションの表現および読み取ることが得意 (⇒ 昔から集団の中ではしゃべらないで、人の観察をしていました)
 - 学校内での行動には問題がない (⇒ 学校内では一見優等生のようにみえますが、実は違います。「いっけん真面目そうに見えるが真面目とは違う」と言われたことがありますし、わたしもそう思います)
 - 社会のルールを理解している (社会のルールには敏感ですね)
 - 宿題が嫌い (答えのあるのもは全部写して持って行ってました。小学生の時にそれで呼び出されたことがあります)
 - 社会的な人との関わりは得意のようである (⇒ 先ほどもいいましたが自ら人とは関わらないのに、人が楽しんでいる場にいるのは何故か好きです。)
 - 誕生パーティなどの社会行動が好き
 - お泊りは好きではない (⇒ 人の家に泊まるのは苦手です)
 - 日課をこなすのが苦手(⇒ はい(笑)、困ったものです。)
 - 複数の支持に従う、もしくは答えるのが苦手のようである
 - 自分の感覚に敏感である
 
学術特徴
- 概要をつかむのがうまい (⇒ 概要をつかむのがうまいというより、難しいことがわからないのでそうせざるを得ないというい感じですね)
 - 感覚的で直観的思考である
 - 分析的、論理思考が苦手
 - 優先順位をつけるのが苦手 (⇒ 毎朝、今日やるべきことを書くのですが、その通りの進むことはありません)
 - 何か新しいことを始めるのに説明書をまず読むということはしない
 - 単語を読み間違えたり、省いたりする (⇒ 特にしゃべるとひどくて、肝心な部分を省きすぎて何を言っているのかわからなくなります。)
 - 長い単語を読むのが苦手
 - 読むのがぎこちない、もしくはかなり遅い (⇒ 国語の授業で文章を読まされる時は大変でした。おそらく聞いている方も大変だったでしょうね(笑) )
 - コンセプトを学ぶのに何度も見たり聞いたりする必要がある
 - 学業が安定しない (⇒ 試験勉強というのができません。)
 - 発音が苦手
 - 考える前に行動し、不注意な間違えをする (⇒ 基本的にはビビりなんですが、考えると頭が混乱してくるので考える前に行動してしまうのです。SNSでコメントに対して返信したものを後から読み返すと、だいたいおかしなことになっています。)
 - 空想をよくする (⇒ よくどっか違う世界に行っている、と言われます(笑) )
 - 行動などを正しく順序だてて行うのが苦手 (⇒ 計画はするのですが、その通りにはできません)
 - 記憶することが苦手 (⇒ 昔からの悩みではあります。いろいろ工夫しながら生きてきましたが、いまだに自宅の電話番号すら間違えます。)
 - 全体的に学業成績はあまりよくない (⇒ 小学校の時の通信簿は2段階だったのですが、半分以上は「がんばりましょう」のほうでした。毎回のように「落ち着きがない。忘れ物が多い」とコメントに書かれていました。)
 - 何度も言わないと理解しない
 - 単語書記が苦手
 - 説明書を読むのが苦手
 
免疫システム特徴
- 慢性の耳の感染症によくかかる (⇒ 中耳炎を繰り返していましたね。大人になってからは減りましたが昨年なりました。)
 - よく風邪を引く (⇒ 今でも夏でも羽毛布団を使わないと風邪を引きます。)
 
自律神経特徴
- おねしょをよくした(⇒ 小学校高学年までおねしょをしていました)
 - 不整脈や心雑音がある、もしくはあった(⇒ 不整脈でひっかかりますが、いつも様子を見ましょうと言われます)
 
この本には14歳までにプログラムを実行すれば改善することができると書かれている通り、大人になってからは改善するのが大変なのかもしれません。
親という協力者が必要ですしね。
私個人的には、上記以外の問題点はさまざまな施術を受けて改善してきました。
意識の部分もかなり変わりました。
ですが、この基礎的な左脳の部分を改善するのは、大人になってからは大変な事なんだと思います。
でも若ければ若いほど改善する可能性が高くなるということです。
この本には、さまざまなエクササイズを使って、弱い部分を強化していったり、原始反射の問題を解決したり、栄養療法をおこなったり、という方法が載っています。
方法はひとつではなく、たくさんのエクササイズをこなす必要がありますので、お母様が子どもにさせるのは大変でしょう。
ですが試してみる価値はあると思います。
ブレインジムのエクササイズも役に立ちそうですね。
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 ブレインジム 発達が気になる人の12の体操 (健康双書) [ 神田誠一郎 ]
今からでもやってみようかな、と思うんですが飽き性なので難しいかも…
だれかに強制されないとダメな左脳の発育遅延タイプなんです。困ったものです(笑)
もちろん思い込んではいけないのですが、これだけ意識が変わっても残っているということは、左脳の問題かもしれませんね。
