こんにちは。大阪府池田市の自然療法整体院【関西カイロプラクティック】院長の鹿島 佑介です。
本日は兵庫県神戸市東灘区からお越しの、自律神経失調症でお悩みの患者様の例です。
自律神経失調症は神経伝達物質の問題かも/兵庫県神戸市東灘区より来院
自律神経失調症の症状としては、
- 首を動かすと血が下がり、気分が悪くなる
- 下痢
- 頭痛
- 疲れやすい
- 動悸
- 吐き気
- 手足の冷え
でした。
自律神経失調症以外の症状としては、
- 首こり
- 皮膚の湿疹
などでした。
フィシオエナジェティック検査で、自律神経失調症などの原因を調べると、
- 水銀の蓄積
⇒ 水銀のデトックスについて詳しくはこちら - 亜鉛・マグネシウム・マンガン・セレン不足(水銀の影響)
- 活性酸素の影響(水銀の蓄積による)
⇒ 活性酸素について詳しくはこちら - リーキーガット症候群による肝臓機能低下
⇒ リーキーガット症候群について詳しくはこちら
⇒ 肝臓機能低下について詳しくはこちら - 第1頚椎の歪みによる腎臓機能低下
⇒ 上部頚椎カイロプラクティックについて詳しくはこちら - カンジダ菌感染(脳・口・鼻・喉・小腸・大腸・生殖器(膣・子宮・卵管・卵巣)
⇒ カンジダ菌について詳しくはこちら - カンジダアレルギー
⇒ アレルギー治療の流れについて詳しくはこちら - コウジカビアレルギー
- アセトアルデヒドアレルギー
- 精神心理的問題(フラワーエッセンスで対応:バッチフラワーエッセンス ロックローズ)
⇒ フラワーエッセンスについて詳しくはこちら
でした。
⇒ フィシオエナジェティックについて詳しくこちら
■神経伝達物質
ドーパミン↑ ⇒ 交感神経を刺激(交感神経が緊張状態)
アセチルコリン↓ ⇒ 副交感神経を刺激(副交感神経が抑制状態)
ギャバ↓ ⇒ 抑制系神経伝達物質が抑制
グルタミン酸↑ ⇒ 興奮系神経伝達物質の過剰
でした。
自律神経失調症(交感神経の過剰)に役立つかもしれないフラワーエッセンス
自律神経失調症(交感神経の過剰)に役立つかもしれないフラワーエッセンスをご紹介します。
■バッチフラワーレメディ『ロックローズ(克服)』
ロックローズ(Rock Rose)は、恐怖を伴う強いショックを受け、パニックになってしまったときに役立つバッチフラワーです。(http://www.pass-thyme.com/shopping/bb026.asp より引用)
ボディートーク療法の内容
- 男性恐怖症と帯状回から恐れの感情開放と鋭敏な味覚の調整をリンク
- 子午流注の調整
などでした。
⇒ ボディートーク療法について詳しくはこちら
子午流注とは?
子午流注は東洋医学の概念です。
「流注」は経絡を流れる12のエネルギーの流れを意味します。
12経絡の気の流れは別々ではなくすべて繋がっていて、1日24時間のサイクルで体中を周ります。
「子午」は「時刻」を意味します。1日24時間を12等分します。
「子午」= 時刻、と「流注」= 経絡の流れ、の関係を示す図のことを「子午流注」と言います。
それは簡単に説明すると内臓が活発に働く時間を表しています。
子午流注の影響
1日の流れの中で活発にならなければいけない時間帯にエネルギーが少ないと心身ともに影響を受けます。
このエネルギーは過剰になることも少なくなることもありますが、どちらの問題でも症状や痛み、精神症状となって現れることがあります。
人生や活動にも影響します。
本来、寝ていないといけない時間帯に起きていたり、仕事をしたりしていると、エネルギーの流れに問題が起こります。
夜勤の仕事により反転してしまうこともあります。
夜勤の交代制だと大変ですね。
この図を考えると食事に適した時間もあることもわかります。
この子午流注の概念はジョコビッチさんの本にも書かれています。
ジョコビッチの生まれ変わる食事 新装版 [ ノバク・ジョコビッチ ]
おそらくジョコビッチさんはAK(アプライドキネシオロジー)の先生かタッチフォーヘルスの先生に診てもらっていたんでしょうね。
特にタッチフォーヘルスは陰陽五行を重要視しています。
この本の中にもタッチフォーヘルスやアプライドキネシオロジーで使用する筋力テストについて軽く触れられています。
タッチforヘルス健康法 触って健康になる [ ジョン・F.シー ]
子午流注の内容
子午流注とは、われわれの身体には毎日のスケジュールがあり、それぞれ臓器が活動したり、休息する時間帯があるという考えです。
肺経(午前3~5時)から始まり ⇒ 大腸経(5~7時) ⇒ 胃経(7~9時) ⇒ 脾経(9~11時) ⇒ 心経(11~13時) ⇒ 小腸経(13~15時) ⇒ 膀胱経(15~17時) ⇒ 腎経(17~19時) ⇒ 心包経(19~21時) ⇒ 三焦経(21~23時) ⇒ 胆経(23~1時) ⇒ 肝経(1~3時)
で終わる24時間の流れです。
肺経(午前3~5時)
一日のスタート、一番最初に活動するのが肺経です。
肺経のエネルギーがピークになるのが午前5時。
この時点で新鮮な血液を全身に送り、すぐに活動が始められるように準備をしているのです。
朝5時から動けない、という方は肺経の時間帯に滞りがあるかもしれませんね。
この肺経の時間においてエネルギーの流れに問題が起こると、喘息発作が起こったり、朝起きてすぐに動けなくなったりするかもしれません。
この時間帯に咳が出るのは、肺にたまったゴミをだしているのかもしれません。
大腸経(午前5~7時)
肺経と大腸経は五行の「金」の要素で陰陽の関係性があります。
肺経から大腸経に流れ込んだエネルギーが大腸を活発にさせます。
起きてすぐに水を飲むのが大切なのは、この時間帯に大腸が体内の毒素を排出しようとするからです。
この時間帯に排泄をしてから朝食を食べるというのは重要な事ですね。
肺経から大腸経の流れが滞ると、この時間帯に排便ができなくなったり、便秘や皮膚症状などのトラブルにつながるかもしれません。
大腸は感情の排泄にも関係します。
感情をしっかり排泄できないと、精神的な問題にもつながります。
胃経(午前7~9時)
大腸経エネルギーが活発になり排便をして毒素を排泄した後、胃の動きが活発になります。
胃が活発に働くこの時間に朝食を食べるのがベストです。
この時間帯に食べる物は、一番消化吸収がうまくいきます。
大事なのは起きてすぐではないということです。
起きて身体を動かして排便してからなんです。
本来起きてすぐに食事はダメなんですね。
朝食を食べるということには意味があるのです。
朝食を抜くと健康になる、などの健康法もありますが、本来それは間違っています。
もしそれで健康になるとしたら、それはこの時間帯のエネルギーの流れに問題があるからですね。
一番消化の良い時間帯に食べないというのは一日の活動に影響します。
もし一日1食や2食にするとしたら、必ず朝食は入れなければなりません。
脾経(午前9~11時)
脾経は脾臓と膵臓を意味します。胃経と脾経は五行の「土」の要素で陰陽の関係にあります。
胃である程度消化されたあとに、膵臓の消化酵素によりさらに細かく分解されます。
吸収されたものはエネルギーになりますので、仕事や家事、勉強など活動の時間帯です。心身ともに充実し、一番仕事や家事の効率がいい時間帯です。
運動をするにも最適の時間帯です。
心経(11~13時)
心臓はそのポンプ力で血液を全身に送り、精神を安定させる働きをもっています。
循環器系の活動や精神活動がピークを迎える時間帯です。
12時は陽の頂点であり、この時間帯は陽から陰への転換点なので、活動の時間帯からゆったりと落ち着いた時間に向かうようにするのがいいですね。
心臓発作が起こりやすい時間帯は、この「心経」の時間帯だそうです。
小腸経(13~15時)
心経と小腸経は五行の火の要素で陰陽の関係にあります。小腸の役割は主に栄養の吸収です。
必要な栄養を取りこみ、全身の必要な臓器、組織、細胞に届けます。
もし間違った食べ物を与えたとしたら、この時間帯に一番強いシグナルが発せられるます。
食後に眠たくなったり倦怠感を感じる方は、食事を見直したほうがいいかもしれませんね。
この時間帯に動きすぎると、栄養の吸収がうまくいかなくなりますので注意が必要です。
膀胱経(15~17時)
膀胱は尿を蓄積し排泄する器官です。この時間帯は最も尿量が増え、尿によって体の熱を体外に放出する時間帯です。
体温が一日で最も高くなる時間帯でもあり、心拍、血圧、体力、呼気流量ともにピークになる時間帯です。
慢性的にこの時間帯に疲れるとしたら、何か過敏に反応する食べ物を摂り過ぎているという意味かもしれません。
カフェインなど腎臓に負担をかけるものは要注意ですね。
腎経(17~19時)
膀胱経と腎経は五行の水の要素で引用の関係があります。この時間帯は腎の働きが最も高まる時間帯です。
腎のエネルギーは腎臓の機能だけではなく、精力(生命活動のエネルギー)が蓄積される時間帯で、生殖、発育、ホルモン、内分泌系とも関わる、とても重要な時間帯です。
ですので、この時間帯に滞りが起こる腰痛や生殖器系のトラブル、不妊症などの問題にもつながります。
腎のエネルギーを養う食べ物を摂るのに最適な時間帯です。
心包経(19~21時)
心包は心臓を包む膜のことを意味します。
東洋医学的に言うと、邪気の侵入を防ぎ心臓を守っています。
邪気が入ると心の病になってしまいます。
喜怒哀楽の感情を司ります。
この時間帯に問題が起こると、心臓の機能のも関係しますが、心にも関係し、怒りなどの感情の問題も起こるかもしれません。
三焦経(21~23時)
心包経と三焦経は五行の火の要素で陰陽の関係です。
三焦経は主にホルモンバランス(内分泌系)に関連します。
三焦経絡は、上焦・中焦・下焦という腔に分かれており、脳下垂体、甲状腺、副腎などの内分泌系や、エネルギー・血液・水を全身にくまなく運ぶ役割があります。
三焦経に滞りが起こると、さまざまな体の不調を生み出します。
就寝に向かって内臓(消化器系)の機能を鎮め、就寝に備えます。
胆経(23~1時)
胆嚢は消化に関わる胆汁を生成、貯蔵、排泄する役割があります。
胆汁を通して肝臓で解毒した毒素を排泄します。
この時間帯は必ず寝ておくべき時間帯です。
この時間帯に起きていると、胆のう(胆石)や肝臓の病気になりやすいかもしれません。
胆石発作が一番起きやすい時間帯もこの時間帯です。
睡眠に問題があるとすれば、食べ物に問題がある可能性もあります。
もしこの時間帯に寝付けないとしたら、肝臓が体内の毒素を排除するためにフル稼働しているからかもしれません。
睡眠が最も深くなり、体を修復する成長ホルモンが多く分泌される時間帯です。
この時間にぐっすり寝ることが翌日の活動の源となります。
胆経は決断力とも関わるため、胆経の働きが落ちると、決断力や勇気を失い、おびえやすくなります。
肝経(1時~3時)
肝臓が一番働く時間帯です。
胆経と肝経は五行の木の要素で陰陽の関係があります。
肝臓での解毒や新鮮な血液を作って、血液によって組織を修復する時間帯です。
胆経の時間と同様、この時間帯はしっかり寝ておくことが重要になります。
この時間帯に起きていると解毒が進まず、新鮮な血液を作ることもできませんので、ありとあらゆる病気の原因になります。
寝ている間に思考や記憶をまとめる時間帯でもありますので、肝経に滞りが起こると日中の精神活動にも影響します。
これらのことを考えると夜は11時には寝て朝は5時に起きるというのが一番いいですし、最低限この時間帯は寝ておかなくてはいけません。
子午流注の中の陰陽バランス
隣の経絡、隣の時刻と陰陽のバランスを取らないといけないこともありますし、対角線にある陰陽のバランスを取らないといけないケースもあります。
対角というのはエネルギーの活発な状態の時間帯と、一番エネルギーが弱い時間帯とのバランスです。
胆経(陽)⇔ 心経 (陰)
大腸経(陽)⇔ 腎経 (陰)
胃経 (陽)⇔ 心包経(陰)
小腸経(陽)⇔ 肝経 (陰)
膀胱経(陽)⇔ 肺経 (陰)
三焦経(陽)⇔ 脾経 (陰)
子午流注を整えることによって経絡の流れの滞りも改善されますので、睡眠の問題だけではなく内臓疾患や精神疾患にも良い影響があるかもしれません。
自律神経失調症に対して当院でできること
当院のフィシオエナジェティックは、クライアント様、お一人、お一人の身体の声を聴き、自律神経失調症の根本原因を探ります。
自律神経失調症の原因はさまざまです。
- 構造的問題(骨格の歪み、筋肉、筋膜、靭帯、椎間板など)
- 化学的問題(栄養の問題、感染症、毒素、アレルギーなど)
- 精神心理的問題(ストレス、感情、トラウマなど)
- 情報伝達の問題(経絡の流れ、電磁波、土地のストレス、瘢痕組織など)
- オーラ、チャクラなどエネルギー的問題
これらの問題を取り除くオーダーメイド治療をしています。
フィシオエナジェティックコースでは、自律神経失調症に対して必要な治療法、必要なハーブや栄養素をどのくらいの期間どのくらいの量摂取するといいのかを調べます。
⇒ フィシオエナジェティックについて詳しくこちら
自律神経失調症は神経伝達物質の問題かもしれません。原因不明の自律神経失調症でお悩みの方、お気軽にご相談ください。
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