こんにちは。大阪府池田市の自然療法治療院【関西カイロプラクティック】院長の鹿島 佑介です。
当院でおこなうアレルギー治療の流れについて説明します。
アレルギー治療の流れ
当院ではアレルギー治療のためのプログラムを作成し、アレルギー治療にも対応をしております。
アレルギー治療の流れとしては、フィシオエナジェティックという検査法を使ってアレルギーの原因等を探っていきます。
⇒ フィシオエナジェティックについて詳しくはこちら
- アレルゲンは何なのか?豊富なアレルゲンサンプルを使い検査します。
- アレルギーを緩和する(ヒスタミンを減らす)にはどうしたら良いのか?
- アレルギーが出やすい原因は何なのか?
- 脳(視床下部)のプログラムを変更してアレルギーを緩和する方法
このような流れで調べていきます。
どういう工夫をすればいいか?をアドバイスいたします。
アレルギー疾患で多い問題
リーキガット症候群(リーキーガット症候群) | 最近になってアレルギーや自己免疫疾患の原因ではないかとされているのがリーキーガット症候群)です。 |
内臓機能低下 | 副腎機能低下、肝臓機能低下、粘膜機能低下、皮膚機能低下、肺機能低下 |
栄養不足 | 必須脂肪酸、ビタミンA、C、E、B5、B6、亜鉛、マグネシウムなどの不足 |
その他 | 予防摂取、環境汚染、有害な重金属、感染症(カビ、カンジダ菌など) |
リーキーガット症候群
小腸には表面に絨毛という小さな突起があり、さらに絨毛の表面には細やかな突起があります。
ここから消化されて細かい分子になった栄養素が体内に吸収されます。
腸壁の絨毛部分がで炎症を起こしてしまうと、栄養を吸収する穴が大きくなりすぎる場合があります。
普通は消化できていない大きな分子は吸収しません。
しかし、小腸の栄養を吸収する穴が大きくなってしまうと、未消化のたんぱく質や細菌・ウイルス・重金属・化学物質などの異物までも取り込まれてしまい、アレルギーや免疫力低下、関節炎などの原因となります。
こういう大きな分子は、本来血液中には存在しないので、防御のためにアレルギー反応が起きてしまうのです。
また、細菌やウイルスなどを取り込んでしまい感染症を起こしやすくなったり、免疫力低下の原因になります。
また、このような異物や細菌の処理のために肝臓や腎臓に過剰な負担がかかります。このような症状を、漏出性消化管症候群「リーキガット症候群(リーキーガット症候群)」といいます。
基本的に人は1歳までは皆、腸壁が未発達で漏出性消化管症候群(リーキガット症候群)状態です。
1歳までに食べたものは、すべてアレルギーになりますので、離乳食はできるだけ遅くしたほうが良いのです。
WHO(世界保健機構)では、2歳まで母乳で育てることをすすめています。
早い離乳や粉ミルクの摂取することは、子供のアレルギー疾患が増えている原因といわれています。
特に日本の粉ミルクにはビオチン(ビタミンB7)が含まれていないので、腸壁が未発達のまま成長してしまうことがあります。
リーキガット症候群(LGS)の原因
こういう人は腸壁に炎症を起こします。
- 胃酸、胆汁や膵液などの消化酵素不足(腸内環境を悪化させます)
- 抗生物質をよく飲む人( 善玉菌が減少し、悪玉菌が増えます)
- 消炎鎮痛薬をよく飲む人(粘膜に炎症を起こします)
- 女性ホルモン剤(ピル)を服用している人(悪玉菌のエサになります)
- 甘い物(白砂糖を含む食品)をよく食べる人(悪玉菌のエサになります)
- アルコールをよく飲む方(悪玉菌のエサになります)
- キシリトール製品の摂取(善玉菌が死滅します)
- カフェイン飲料をよく飲む方
- 牛乳などのアレルギー誘発物質の摂取
- 動物性たんぱく質の過剰摂取
- 必須脂肪酸欠乏症
- 悪い脂質の過剰摂取
- 食べ過ぎ
- ミネラル不足(亜鉛、マグネシウム、モリブデンなど)
- ビオフェルミンの多用(胃酸を中和する薬剤が入っています)
- 胃薬(制酸剤)の多用
- 便秘(マグネシウム不足、食物繊維不足、水不足)
- 寄生虫感染
- バクテリア・細菌感染
- カンジダ菌感染
- 重金属の蓄積
- ビオチン欠乏症(先天性・遺伝性・粉ミルク・喫煙・アルコール)
- 乳幼児期の粉ミルク(ビオチン欠乏により腸壁が未完成のまま成長)
- 乳幼児の早すぎる離乳食、早すぎる牛乳の摂取
- 未熟児
こういう方は、腸内の悪玉菌や細菌が有害物質を発生させ、その有害物質が腸壁にダメージを与えたり、カンジタ菌などが繁殖し腸壁に穴を開けてしまったり、ということが起こります。
肝臓機能低下
肝臓の機能が低下すると、化学物質の解毒が出来なくなるのでアレルギーになりやすくなります。
金属(鉄・亜鉛・アルミニウム・チタンなど)、化学物質(化粧品、洗剤、ホルムアルデヒドなど)カビ、カンジダ菌、花粉などのアレルギーは肝臓が関係することが多いです。
アレルギー治療に使うハーブ/栄養素
アレルギー治療に使うハーブ/栄養素をご紹介します。
※下記のハーブや栄養素は合わないケースもありますので一か月以上の長期使用は控えてください。
副腎機能を上げるハーブ/栄養素
副腎機能を上げるハーブ/栄養素をご紹介します。
ビタミンB5(パントテン酸)
ビタミンC
亜鉛
甘草(カンゾウ)
零芝
肝機能を上げるハーブ/栄養素
肝機能を上げるハーブ/栄養素をご紹介します。
ウコン(クルクミン)
ザクロ
ビタミンP(ケルセチン・バイオフラボノイドなど)
消化を助け腸内環境を改善する
消化を助け腸内環境を改善するハーブをご紹介します。
Gr8(FOS:フラクトオリゴ糖入り)
パパイヤ酵素
ブロメライン(パイナップル酵素)
オメガ3
当院では、フィシオエナジェティックを使って、アレルギー治療を行います。原因不明のアレルギー症状でお悩みの方、お気軽にご相談ください。
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