こんにちは。大阪府池田市/阪急宝塚線池田駅の自然療法整体院【関西カイロプラクティック】院長の鹿島 佑介です。
本日は薬に関する素晴らしい本をご紹介します。
『この薬、飲み続けてはいけません!!: 自分の体は自分で守る』
著者:内山 葉子
出版社: 三和書籍
価格:1,980円(税込み)
この薬、飲み続けてはいけません!!/内山葉子【1000円以上送料無料】
全ての薬剤師さんとお医者さん、そして薬を飲んでいるすべての人に読んでいただきたい本です。
前もって言っておきますが、当院では薬の指導は行っていません。
フィシオエナジェティック検査において薬が影響している可能性があるかもしれない、ことは言うことがありますが、あくまでお医者様の指示に従ってください。
⇒ フィシオエナジェティックについて詳しくはこちら
薬の問題点(副作用)
下記の薬の問題点について書かれています。
- 抗菌薬(いわゆる抗生物質)
- 胃酸抑制薬(胃腸悪の一種)
- 痛み止め(解熱鎮痛薬)
- 高脂血症薬(コレステロールを下げる薬)
- 降圧薬(血圧を下げる薬)
- 向精神薬(中枢神経に作用し、精神症状に影響を及ぼす薬、抗うつ薬など)
抗菌薬(いわゆる抗生物質)の問題点(副作用)
抗菌薬(いわゆる抗生物質)の問題点(副作用)については過去にも記事にしたことはあります。
今回は抗菌薬(いわゆる抗生物質)の問題点(副作用)について本に書かれている大事なポイントと、個人的な考えを書きたいと思います。
風邪に抗菌薬(抗生物質)は効きません。
『風邪の原因はウイルスであって、細菌ではありません。ですから、カゼそのものに抗菌薬は効きません。』
風邪に抗生物質(抗菌薬)は効きません。
風邪の95%はウイルスだからです。
昔、娘が風邪を引いてインフルエンザの診断を受けなくてはいけないので、仕方がなくお医者さんに行ったことがあります。
「インフルエンザではないのでとりあえず抗菌薬を出しておきます」と言ったので「抗菌薬はウイルスには役に立たないですよね?」と聞いたところ「肺炎の予防です」と言われました。
当然、お医者様は効果がないことを分かっていて処方しているのです。
悪質ですね。
抗生物質(抗菌薬)で腸のカビ(カンジダ菌)が増えます
『腸内細菌に比べると割合はわずかですが、腸のカビ(カンジダに代表される真菌類)やウイルスなども存在します。抗菌薬で腸内細菌が死滅しても、抗菌薬の効かないウイルスや真菌などは生き残ります。』
『なかでも問題なのが、腸内の「カビ」が生き残り、増殖することです。』
抗生物質(抗菌薬)はウイルスだけではなく真菌類にも効かないばかりか、逆にカンジダ菌などの真菌類が生き残り急激に増殖します。
増えたカビ(カンジダ菌)を維持するのは簡単です
『抗菌薬の使用に加えて、カビのエサとなる甘いものや糖質、腸の炎症を起こしやすいもの(パンなどの小麦製品、牛乳や乳製品、化学的な添加物など)などを過剰にとっていると、カビがどんどん増えてきます。』
一度カビ(カンジダ菌)が増えると維持するのは簡単です。
週に一回パンを食べれば維持できます。
週に一回アルコールを飲めば維持できます。
週に一回甘いものを食べれば維持できます。
逆に言うと一度増えたカンジダ菌を減らすのはとても難しいのです。
カビはリーキーガット症候群を引き起こします
『腸内のカビは多くの代謝物を出してさまざまな症状を引き起こしたり、タンパク質分解酵素を出して腸壁のたんぱく質を溶かし、細胞から栄養をとり、ツタ状に細胞にすみついて、腸の炎症を引き起こします。』
『カビによって腸壁の細胞が破壊される、つまり、この結合部が緩むと、未消化物や異物が血中に入りこみやすくなるのです。これを、リーキーガット症候群といいます。』
カビ(カンジダ菌)はリーキーガット症候群を引き起こします。
リーキーガット症候群を引き起こすのはカンジダ菌だけではありませんが、カンジダ菌が増えてしますとカンジダ菌が減らないかぎりリーキーガット症候群は治りません。
体内に異種たんぱく質や細菌などが入りこむと、アレルギーになりやすくなるだけではなく、自己免疫疾患の原因となったりや、動脈硬化になったり、脳内に未消化たんぱく質などの異物が入りこみさまざまな脳疾患を引き起こす原因になったりします。
カビ毒(カンジダ毒)が様々な症状を引き起こす
『腸内にカビがふえると、ガスがたまりやすくなったり、血糖値が下がったり、カビがアルコールに似た物質や、タンパク質を変性させるマイコトキシン(カビ毒)などを出したりすることによって、眠気やふらつき、頭痛、吐き気などの不調が起こったりします。さらに、脳にも悪影響を及ぼします。』
カビ毒(カンジダ毒)が様々な症状を引き起こします。
当院の臨床で一番多い症状は倦怠感ですね。
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