こんにちは。大阪府池田市/阪急宝塚線池田駅の自然療法整体院【関西カイロプラクティック】院長の鹿島 佑介です。
今朝も寒いですね。今年の冬は平年並みかやや寒いみたいです。
ところで先日、こんな質問がありました。
「うつ伏せ寝でないと寝られないんです」
うつぶせ寝はそもそも悪いことなんでしょうか?
問題点があるとしたら、何なんでしょうか?
うつぶせ寝の問題点~うつぶせ寝になってしまうのはなぜか?
まずは「うつ伏せ寝」が悪いのか?と言うことになりますが、結論を言うとやはり首を捻って寝ることになりますので良くないです。
呼吸の問題もありますし、血流の問題も起こりやすいです。
うつ伏せ寝になってしまう理由は様々ですが、大まかに言うと1つです。血液が必要なところを下に向けて寝るということです。
つまり体の前側に血液が必要ということです。
その理由としては、
- 消化不良もしくは寝る前に食べたものの消化が済んでない
- 血行不良(腸の血行不良など)
などが考えられます。
ではどういう対策をとったらいいか?というと、
- 寝る前に食べない。夕食を遅い時間に食べない(仕事の関係上難しいケースもありますが・・・)、夕食の食べすぎに注意!!
- 消化酵素不足の方は夕食前に消化酵素をサプリメントで摂取する(根本的には消化酵素不足の原因を治した方が良い)
- お腹を暖める(腹巻を使用する、根本的には腸の血行不良の原因を治す必要あり)
- 抱き枕をする
です。
先ほども言ったように、血液の必要な方を下にして寝ると言いましたが、夜間に血液が必要な場所ってどこでしょう?
- 解毒(肝臓・腎臓に血液を集める)
- 脳の整理(後頭部の血液を集める、前頭部は運動や思考に関わるので夜は必要なし)
- 椎間板の水分補給、首・背中・腰・の筋肉の疲労回復
うつ伏せ寝の問題点をまとめると、
- 首を捻って寝るために脳への血流が減る。
- 解毒がすすまない。
- 首・背中・腰などの疲れが取れない。狭いところで寝たり、車の座席とかで寝ると朝起きた時に体がガチガチになっていて、少し動くとましになった経験は誰でもありますよね?これが血行不良です。
- 寝返りが減る(必要なところに血液を送れない)
ただし急性のケガの場合(ギックリ腰など)は血流により出血がひどくなるので横向きやうつ伏せの方がいいケースもあります。
私も昔はうつ伏せ寝でしたが、今はほぼ治りました。それは腸が良くなったからです。