こんにちは。大阪府池田市/阪急宝塚線池田駅の自然療法治療院【関西カイロプラクティック】院長の鹿島 佑介です。
先日、認知症に関するこのような記事を見つけました。
『<リコード法における認知症の原因6タイプ>
炎症性:歯周病などの感染症、腸内環境の乱れ、栄養・食事の乱れなどによる炎症
萎縮性:ホルモンやビタミンの不足
毒物性:重金属(水銀、鉛、ヒ素など),カビ毒などの毒素
糖毒性:高血糖
血管性:血管の病気の存在
外傷性:頭部のケガなど
これらの原因因子や症状はひとりひとりで異なっているため、リコード法のプログラムは個人に合わせたオーダーメイドになる。』
https://wedge.ismedia.jp/articles/-/33181 より引用
認知症をリコード法で治す
認知症を治す方法の一つとしてリコード法という方法があります。
リコード法については過去にも記事にしたことがあります。
リコード法は認知症だけではなく、パーキンソン病や統合失調症などの脳の病気や膠原病などの内科的病気にも役に立つと思われます。
リコード法における認知症の原因①炎症性:歯周病などの感染症、腸内環境の乱れ、栄養・食事の乱れなどによる炎症
炎症という概念はとても範囲が広いですね。
歯周病などの感染症
歯周病は慢性炎症の原因になります。歯周病は細菌感染ですが、慢性感染症はその他に真菌・酵母菌(カンジダ菌)・ウイルスなども考えられます。
腸内環境の乱れ
腸内環境が乱れると、リーキーガット症候群(腸漏れ症候群)という状態になり。腸から未消化のタンパク質っや細菌などが入り込みリーキーブレイン(血液脳関門の問題)を引き起こします。
⇒ リーキーブレイン(血液脳関門の問題)について詳しくはこちら
腸の善玉の細菌が減ると腸管免疫機能が落ち、免疫力を大きく低下させます。
栄養・食事の乱れ
食事の乱れは腸内環境にもつながりますが、神経にとって重要な栄養素が不足すると脳に大きな影響を与えることがあります。
例えばビタミンB1やB12などです。
リコード法における認知症の原因②萎縮性:ホルモンやビタミンの不足
例えば、脳の健康や脳の免疫に重要な神経伝達物質としてアセチルコリンという神経伝達物質があります。
アルツハイマー病はそのアセチルコリンに関係する神経が破壊されることによって起こりますが、アセチルコリンは脳の免疫や抗炎症にも関わります。
アセチルコリンが脳内で生合成されるためにはビタミンB群(ビタミンB1やB5(パントテン酸)やコリン)やミネラル(亜鉛・マンガン)などの栄養素が必要です。
リコード法における認知症の原因③毒物性:重金属(水銀、鉛、ヒ素など),カビ毒などの毒素
重金属は血液脳関門を通り抜け脳に蓄積します。
蓄積した毒素は水銀のように直接神経を破壊するものももあれば、神経伝達物質を阻害するものもあります。
カビ毒については過去の記事にしてありますのでご覧いただければと思います。
リコード法における認知症の原因④糖毒性:高血糖
高血糖が原因なのか膵臓ホルモンであるインスリンやインスリン抵抗性が認知症と関わっているという論文もあります。
リコード法における認知症の原因⑤血管性:血管の病気の存在
脳血管性の認知症もあります。
脳血管に問題が起こる原因はさまざまあってここで説明することはとても難しいですが、脳血管の問題にも認知症の一因にもなると言われている問題がホモシステインという物質です。
リコード法における認知症の原因⑥外傷性:頭部のケガなど
外傷性のトラウマが脳に大きな影響を与えることもあります。