こんにちは。大阪府池田市/阪急宝塚線池田駅の自然療法整体院【関西カイロプラクティック】院長の鹿島 佑介です。
本日は、認知症を防ぐかもしれない栄養素ポリアミンについての記事をご紹介します。
『認知症の発症と相関関係のある腸内代謝物の一つとしてポリアミンが同定されました。ポリアミンは、プトレッシン、スペルミジン、スペルミンの総称で、すべての生き物の細胞で合成され、細胞の増殖や分化など、細胞のさまざまな生命活動に関わっています』
https://news.yahoo.co.jp/articles/b88c81c7cb1261ebf0aac46ea5055670da5cc678 より引用
認知症を防ぐかもしれない栄養素/物質ポリアミン
ポリアミンはアミノ基を2つ以上分子内に持つ炭化水素の総称で、主に細胞の生まれ変わりに関与しており、ポリアミンが不足することで細胞の老化は著しくなると考えられています。
人間の体内に20種類以上存在しており、中でも代表的なものは、スペルミン、スペルミジン、プトレスシンの3種類です。
ポリアミンは、腸内細菌によっても作り出されます。
その他、ポリアミンの作用
ポリアミンの作用としては、
- 細胞の成長
- 腸壁の保護
- 強い抗炎症作用
- オートファジーの促進
- 脳機能の調整
など、多くの動物で長寿を促すことが明らかになっています。
体内では前立腺、膵臓、唾液腺などの、精子や酵素を生成する組織に多く存在しています。
加齢に伴って体内のポリアミンの量は減少していき、ポリアミンが不足すると、老化が加速するといわれています。
認知症の防ぐポリアミンを多く含む食べ物
ポリアミンは食べ物にも含まれています。
- イカ・かき・カニ・ホタテなど
- 納豆などの発酵食品
- アブラナ科の植物
- 葉物野菜
- キノコ類
- 抹茶
- ナッツ・種子類
- 鶏レバー
- 熟成チーズ
- レンズ豆
ポリアミンとは、ウイルスから人間の細胞まで様々な生物に存在している、生きるために必要不可欠な成分で、特に脳の健康には重要な成分です。
認知症を防いでくれるかもしれません。