こんにちは。大阪府池田市/阪急宝塚線池田駅の自然療法整体院【関西カイロプラクティック】院長の鹿島 佑介です。
いよいよインフルエンザの季節ですね。
毎年のようにインフルエンザの話題をしますが、重要なポイントは何回でもします。
インフルエンザに効く薬はありません
結論から言うと、インフルエンザに効く薬は今のところありません。
「ちょっと待って!!インフルエンザの薬ってあるでしょ!!」
と思われている人がほとんどだと思います。
例えば、
タミフルという薬は世界シェアの75%が日本で20%がアメリカで消費されています。
ヨーロッパでは発売されて早々に「効かない」という発表があったため使われていません。
リレンザという薬はイギリスの会社が作っていますが、イギリスでは使われていないばかりかEUでも使われていません。
どういうことでしょう?
効かないのに、日本が大量に買ってくれるので作っているのです。商売ですね。
抗インフルエンザ薬のしくみ
インフルエンザは自分では増殖することができません。
細胞の中でコピーを作ってもらって、増えていきます。
抗インフルエンザ薬は、インフルエンザウイルスを細胞の中に閉じ込めてしまう薬です。
決してウイルスをやっつける薬ではないということ。
では、閉じ込められた細胞はどうなってしまうのでしょう?
皆さま、薬には必ずリスクがあることをよ~く考えてください。
インフルエンザ脳症
毎年のように、抗インフルエンザウイルス薬の副作用での事故が報告されています。
インフルエンザの薬を飲んだ中学生が、マンションの4階から転落死する事故があった。因果関係ははっきりしないが、インフルエンザ薬には過去にも多くの「異常行動」が報告されている。
(http://www.j-cast.com/healthcare/2017/02/18290926.html より引用)
怖いですね。
インフルエンザの時にアセトアミノフェン(カロナール)以外の解熱鎮痛薬(頭痛薬も含む)を飲むと、インフルエンザ脳症にかかる可能性があります。
これは去年のニュースです。
インフルエンザ脳症の患者数が100例に迫っています。1月28日までの1週間(第4週)に19例の報告があり、今シーズン累計で95人となりました。新たに1歳児の死亡が報告され、報告時死亡例は計7例となっています。
(https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/special/flu/topics/201802/554819.html より引用)
国立感染症研究所のインフルエンザ脳症サーベイランスによると、2月11日までの1週間に5人の患者が確認され、今シーズンの報告総数は128例となった。一方、新たに1歳児と2歳児が死亡し、報告時死亡例は計11例となった。患者数に占める死亡例の割合は8.6%で、過去のシーズンより高くなっている。
(https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/special/flu/topics/201802/554992.html より引用)
インターネットニュースでは出ていますが、テレビでは報道されていません。
肝心な部分が何も語られておらず、お医者様や薬剤師さんだけが知っていてもダメなんですけど…
インフルエンザ脳症は日本と台湾でしかほとんど発生してないらしく、原因は解熱剤(消炎鎮痛薬)や風邪薬ではないか、と言われています。
つまり、インフルエンザの可能性があれば、市販の薬は絶対に飲んではいけないということです(※大丈夫なものもあります。先ほど言っていたアセトアミノフェン(カロナール)だけです)。
病院に張り紙が貼ってあるのは見たのですが、ほとんど誰も見てないんでしょうね。
一応、まだ原因が分からないことになっていますが、薬剤師さんは全員知っていますし、インフルエンザの時に飲んでも大丈夫な解熱剤のリストが張り出せれていたのを見たことがあります。
ある程度原因は分かってるんですけどね…
皆様、注意してくださいね。
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