こんにちは。大阪府池田市/阪急宝塚線池田駅の自然療法整体院【関西カイロプラクティック】院長の鹿島 佑介です。
本日は温泉(湯治)の効能について考えたいと思います。
温泉の効能~湯治の効果って本当にあるの?~
湯治の効果って本当にあるのでしょうか?
まずは温泉の効能について、腸内細菌の変化を研究したものをご紹介します。
温泉で腸内細菌叢が変化??
九州大都市研究センターや九大別府病院の医師らの研究グループは人の腸内に住む膨大な種類の細菌に着目。日本人1万8000人の腸内の細菌環境のデータベースを活用した検査キットで、かかりやすい病気のリスクの数値化ができるという。
その結果、別府温泉のうち単純温泉に入った男性グループは痛風と過敏性腸症候群のリスクが、硫黄泉だと肝臓病のリスクがそれぞれ1割以上減った。単純温泉に入った女性らはぜんそく、肥満のリスクが1割以上減った。塩化物泉、炭酸水素塩泉に入ったグループも別の複数の病気のリスクが減ったが、1割には届かなかった。
https://news.livedoor.com/article/detail/21361531/ より引用
温泉と腸内細菌の関係を調べるなんて、よく思いつきましたね。
素晴らしい研究です!!
腸内細菌叢が調べられるようになってから、さまざまなもので腸内細菌叢が変化することが証明されてきています。
過去に書いた温泉の効果に関する記事
温泉のリスク
もちろんすべて良い変化とは言えませんし、温泉にもリスクはあります。
温泉にリスクがあるとしたらは消毒方法です。
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10900000-Kenkoukyoku/0000194770.pdf
スーパー銭湯なんか行くと塩素臭がすごいですね。
塩素は甲状腺機能に影響するかもしれませんし、マイクロバイオーム(細菌叢)に悪影響があるかも言しれません。
銀は無味無臭ですが、マイクロバイオームに悪影響があるかもしれませんし、吸収され腸内細菌を殺菌したり有害な重金属として蓄積し健康に影響するかもしれません。
それさえ問題なければ、温泉は確実に効能があります。