こんにちは。大阪府池田市/阪急宝塚線池田駅の自然療法治療院【関西カイロプラクティック】院長の鹿島 佑介です。
ピルを飲むことによって、血栓症で亡くなられる方おられます。
西洋医学は、未だそれを防ぐための対策を取っていません。
葉酸はピルによる血栓症を防ぎます~ホモシステインによる血栓症~
では、なぜピルで血栓ができるのでしょう?
それは、ピルが葉酸(ビタミンB9)やビタミンB6を大量に消費するからです。
葉酸は血栓の原因になるホモシステインの代謝や骨髄での細胞分裂による血液成分の産生に重要になります。
ホモシステインとは?
ホモシステインは、血液中に含まれるアミノ酸の一つで、通常、アルブミンなどの蛋白質と結合しています。
ホモシステインは、メチオニンの代謝過程で生成され、システインやグルタチオンの生成に必要な物質です。
コーヒーなどのカフェイン飲料はビタミンB6を大量に消費します。
ビタミンB6が不足すると、動脈硬化の原因になるホモシステインを代謝できなくなります。
ですので、脳血管障害や心臓血管障害などによる突然死が増えるのでしょう。
もちろん、コーヒーが薬になる人もいるでしょう。
すべての人に害があるわけでもないのですが、害になる人もいることを忘れずに!!
ホモシステインがきちんと代謝されないと血栓の原因になります
ホモシステインがきちんと代謝されないと血栓の原因になります。
ホモシステインは、さまざまな問題につながります。
- ホモシステインは、含硫アミノ酸で血管内皮細胞に対して悪影響を与えます。
- 血管内で活性酸素(フリーラジカル)を産生させ、動脈硬化を促進させます。
- 脂質を酸化させます。血栓症や、脳血管障害などの脳障害の原因になることもあります。
- コラーゲンに影響するため血管だけでなく皮膚組織(しわ)、骨組織(骨粗しょう症)など全身の組織に影響を与えます。
ホモシステインの代謝に必要なもの
ホモシステインの代謝に必要なものとしては、
- 葉酸(ビタミンB9)
- ビタミンB6
- ビタミンB12
は、ホモシステインの代謝に必要不可欠です。
ホモシステインはシステインというアミノ酸に代謝されます。
ビタミンB-6
P-5-P(ビタミンB6誘導体)
葉酸
葉酸塩
ビタミンB12
ピルの他にホモシステインを増やすもの
ピルの他にホモシステインを増やすものとしては、
- 葉酸(ビタミンB9)、ビタミンB6、ビタミンB12、コリン不足
- カフェインはビタミンB6を大量に消費します
- タバコはビタミンB12を消費します。
- 胃酸不足や胃粘膜の内因子の問題によりビタミンB12が吸収できないケースがあります。
- 遺伝子変異(遺伝子多型によるメチレーション異常)によりホモシステインの代謝ができない方もいるようです。遺伝的な問題がある方はメチル化されたメチル葉酸やメチルコバラミン(ビタミンB12)を摂取することにより代謝を助けることができます。
- 甲状腺ホルモンの減少によってホモシステインが増加します。
などです。
ホモシステインを減らすもの
ホモシステインを減らすには、葉酸(ビタミンB9)、ビタミンB6、ビタミンB12などです。
ピルの影響は肝臓の代謝能力によって違うので、とりあえずビタミンB群として摂取するのも一つの手ですね。
ビタミンB100 コンプレックス (ビタミンB群)
葉酸(ビタミンB9)、ビタミンB6、ビタミンB12、コリンを含みます。
TMG (トリメチルグリシン)
TMG (トリメチルグリシン)は別名ベタインとも呼ばれるアミノ酸の一種です。
ベタインはホモシステインにメチル基を供与し、ホモシステインをメチオニンというアミノ酸に変換することで、血中ホモシステイン量を下げます。
血栓症に対して当院で出来ること
当院のフィシオエナジェティック検査法を使用し、血栓症の原因を調べ、必要な栄養素も調べます。
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ピルによる血栓症は葉酸で防げるかもしれません。原因不明の血栓症でお悩みの方、お気軽にご相談ください。
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