こんにちは。大阪府池田市/阪急宝塚線池田駅のホリスティック療法治療院【関西カイロプラクティック】院長の鹿島 佑介です。
精神疾患や脳疾患の原因をフィシオエナジェティック検査で調べると、リーキーガット症候群によるリーキーブレインであるケースがあります。
⇒ フィシオエナジェティックについて詳しくはこちら
精神疾患や脳疾患の原因はリーキーガット症候群によるリーキーブレインかもしれません
リーキー(Leaky)とは「漏れる」という意味で、ガット(Gut)は腸という意味で、簡単に説明すると腸漏れですね。
アレルギー、自己免疫疾患、脳精神疾患の原因ではないかとされているのが、漏出性消化管症候群(LGS:リーキガット症候群、リーキーガット症候群)です。
リーキーガット症候群とは小腸の栄養を吸収する穴が大きくなり、通常は吸収されない未消化のタンパク質、カルシウム、細菌、毒素などが取り込まれてしまう状態です。
リーキーブレインとは?
先ほど説明したリーキー(Leaky=漏れる)とブレイン(Brain=脳)を加えた造語がリーキーブレインです。
未消化のたんぱく質が血液に乗って脳に行くと脳で炎症を引き起こしてしまい、リーキーブレインを引き起こし精神疾患の原因になることがあるのです。
血液脳関門の問題により、炎症物質(サイトカイン)などの異物が脳に入り込むと精神疾患などさまざまな症状につながります。
最近の研究ではリンパ管を通じて白血球が出す情報伝達物質や炎症物質が脳に入り込むことも分かってきています。
リーキーブレインで起こる症状
リーキーブレインで起こる症状としては、
- 頭がぼーっとする
- 無気力
- うつ
- 思考力低下
- 認知症
- その他さまざまな精神疾患や脳疾患
などがあります。
リーキーブレインで一番影響の多い問題がカゼインとグルテンです
リーキーブレインで一番影響の多い問題がカゼインとグルテンです。
小麦粉に含まれるグルテンや乳製品に含まれるカゼインといった、たんぱく質が十分に分解されないと、それらはグリアドルフィンやカソモルフィンといったペプチドの状態で消化管に残ることになってしまいます。
このグリアドルフィン、カソモルフィンという名前は、特にその英語表記から、モルヒネと非常に良く似た性質を持つものであるものです。
こういう未消化のたんぱく質が脳に入り込み、脳で炎症を引き起こすのです。
未消化のたんぱく質は小腸壁の弱ったところから血液内に入り込みます。これがリーキーガット症候群です。
その他のリーキーガット症候群により起こる症状
その他のリーキーガット症候群により起こる症状としては、
- アレルギー(アトピー性皮膚炎・喘息など)
- 慢性疲労、倦怠感
- 肌荒れ
- 頭痛
- 膝関節炎
- 血管障害
- 高血圧
- 高脂血症
- パニック障害
- 腰痛
- 肩こり
- 低血糖症(食後の眠気・倦怠感)
- うつ症状
- てんかん
- 過敏性腸症候群
- 潰瘍性大腸炎
- 肝臓障害
- 通風
などなどリーキーガット症候群に伴う症状はたくさんあります。
当院ではリーキーガット症候群になる理由をフィシオエナジェティックで調べ、日頃できる工夫があればアドバイスさせていただきます。
原因不明の精神疾患や脳疾患の原因はリーキーガット症候群によるリーキーブレインかもしれません。原因不明の精神疾患や脳疾患でお悩みの方、お気軽にご相談ください。
リーキーガット症候群に関する記事
- 腸肝相関と腸肝脳相関
- 納豆菌も乳酸菌も体内に入ると病原菌です
- 脂肪肝の原因は小腸粘膜の問題かも
- リーキーガットは嘘?トンデモ医療?
- リーキーガット(腸漏れ症候群)を治す食事療法
- 食べ物はすべて非自己、つまり異物です~消化吸収の重要性~
- 乾癬は腸から治す~『自然療法で「乾癬」を治す』おすすめ本
- 非アルコール性脂肪肝の原因はリーキーガット症候群(腸管壁浸漏症候群)かも
- 精神疾患や脳疾患の原因はリーキーブレインかもしれません
- L-グルタミン不足でリーキーガット症候群!?~リーキーガット症候群を修復するサプリメント~
- 乳酸菌も体内に入ったらただのバイ菌です~腸内細菌が動脈硬化の原因になる?~
- 狭心症/大阪市淀川区より来院 ~リーキーガット症候群は動脈硬化の原因になるかも~
- アトピー性皮膚炎は腸から治す