こんにちは。大阪府池田市/阪急宝塚線池田駅のホリスティック治療院【関西カイロプラクティック】院長の鹿島 佑介です。
突然ですが、皆さん催眠術って受けたことありますか?
実は私は催眠術を受けたことがあるんです。
催眠療法という名の施術だったはずが、結果的には1回目に催眠術をかけられて、2回目はヘッドホンでテープを聴いているだけ。
洗脳させられそうだったので途中で気づいたので大丈夫でしたが(笑)
結果的には詐欺まがいだったんですが、面白い体験をしました。
20年も前の話ですがなぜそこにいったのかというと、ゴルフのイップス病を治したいと思っていったのです。
イップス病とは?
イップス病とは、精神的な原因などによりスポーツの動作に支障をきたし、自分の思い通りのプレーができなくなる運動障害のことです。
どんなスポーツ選手にとってもイップスは致命的です。選手生命を脅かします。
私の場合はゴルフのパターのときに手が動かなくなります。
かと思ったら突然動き出した手はとんでもない行動を起こします。
グリーン上からバンカーや池に入れてみたり、二度打ちしてみたり(笑)
それを治そうと行った催眠療法は詐欺まがいだったんですが、意外な収穫がありました。
ひとつは催眠術というのは、相手が催眠をかけているというよりは、自分で自分に催眠術をかけている状態なんだということに気づきました。
自分の潜在意識が「指がくっついたまま離れない」と思うから「離れない」、「立ち上がれない」と自己催眠をかけているから「立ち上がれない」んですね。
もちろん自己催眠をかけるにはトランス状態に入るテクニックはあるんでしょうが、結局かけているのは自分自身なんですね。
それは違う!!という方も多いと思いますが私はそう思いました。
イップスも結局はいつのまにか自己催眠にかかっている状態なんだろうな~と思っていたんですが、久々にこの本を読んで思い出しました。
無意識さんの力で無敵に生きる 思い込みを捨て、自由自在の人生を手に入れる方法 [ 大嶋信頼 ]
「短いパットを打とうとすると、手が動かせなくな~る~。
そして不安に思ってることを再現したくな~る~」ってとこでしょうか?
頭が真っ白になる状態が催眠状態みたいなものですね。
私のイップス緩和法!?
「絶対入らへんわ」と言っておいて逆に「もし入っちゃったらどうしよう?」って思うようにすると、ましになります。
他にも私は人にお酒を注ぐときに手が震えるのですが、「お酒注ぐときにギャグみたいに振るえんるねん」と言っておいて「もし震えなかったらどうしよう?」って思うと震えなくなります。
「全然大丈夫やん」と・・・・「いつもは震えるんやけど」・・・ってなります。
他人を見ているとイップスになりかけている人は良く分かります。
イップス病は、はたから見ると手が止まっている時間は一瞬なんですが、本人にはとてつもなく長い時間に感じます。
ですので早く動かしたいという思いが強くなります。
ですのではたから見ると、異様にプレーが早くリズム感がなく見えます。
ですので、その恐怖から逃げないようにわざとゆっくりすると、少しましになったりすることもあります。
ただし、私はゆっくりしようとすると余計にイップスはひどくなります。
中にはプレーを早くすることによるイップスを回避できているように見えるケースもありますが、私的には危険で見てられないという感じです。
そんな状態でもゴルフトーナメントで優勝してしまう人もいるから不思議です。
でもそんな状態は長続きしません。
自分で考えたので何のテクニックか分かりませんがこれは対症療法です。
そんなこと言えない状況の時はできません。
もしかしてイップス治ったんじゃないか、と思った瞬間戻ります。
本当にイップスを治すには心理療法が必要です。
⇒ フィシオエナジェティックについて詳しくはこちら
ボディートーク療法は心理的問題が多い人におすすめです。
⇒ ボディートーク療法について詳しくはこちら
原因不明のイップスでお悩みの方、ぜひご相談ください。