こんにちは。大阪府池田市/阪急宝塚線池田駅の自然療法整体院【関西カイロプラクティック】院長の鹿島 佑介です。
ゴルフのグリップはゴルフスイングの要。
グリップをみればその人のレベルがわかります。
ゴルフのグリップはゴルフスイングの要
カイロプラクティック的なゴルフグリップのポイントについて説明したいと思います。
グリップの握り方には通常、フックグリップ、スクエアグリップ、スライスグリップ、ベースボールグリップ、オーバーラッピンググリップ、インターロッキンググリップなどがあります。
どの握り方が理想でしょうか?
正解は・・・・
どれでもいいのです。
実はポイントは他の部分にあります。
結論から言います。
ポイントは親指と人差し指の隙間を空けないこと!!
左右とも基本はこれだけです。
(左手グリップ)
(右手グリップ)
なぜここがポイントなのでしょうか?
理由を話すと長くなるのですが、実は猿から人への進化の過程が関係あります。
実は猿は物をつかむ時に親指と人差し指をひっつけた状態でしか物を持てません。
人に進化するときに親指と人差し指を空けることにより、起用に物をつかんだり動かしたりするようになりました。
ところが、実はまだ進化の途中なので親指と人差し指を開けてものをつかむのは実はストレスなのです。
ストレスがかかると、体に力がはいってしまうため全身の筋肉すべてのオン・オフの切り替えがスムースにいかなくなります。
例えば腕を伸ばそうと思っても、上腕二頭筋に力が入るためどうしても腕が曲ってしまいます。
するとバックスイングで左腕が伸びなくなったり、インパクトで両肘が曲ったインパクトになってしまうのです。
正しいグリップの握り方
親指と人差し指を離さないようにするのがポイントです。
こんなグリップならどれだけ力をいれても力みません。
右親指と人差し指を引っ付けるように力を入れまくったとしても、肘から上の力は抜ける。
これがいいグリップ。
悪い例としては、
(左手グリップの悪い例)
(右手グリップの悪い例)
こんなグリップです。
右手親指と人差し指の間から左手親指の先が見えている・・・・
最悪です。
こんなグリップではどれだけ力を抜こうとしても肘から上の力が抜けません。
これでは上腕二頭筋の力が抜けず、オーバースイングになったり、インパクトで右腕が曲り右肩が下がり肩が開くためにカット打ちになります。
プロゴルフの試合を見ていても中にはこんなグリップをしている選手もいます。
もちろん悪いグリップでもよいスイングでカバーしている選手もいます。
例えば・・
昔の石川遼選手。今は少しましですけど。
特にインパクトとフィニッシュで右親指と人差し指が離れていました。
どうしてもインパクトで右肘が曲りすぎ肩が開くために正面でインパクトができていませんでした。
最近は少しましにはなりましたね。
日本人にこんなグリップの選手が多い気がします。
その点からすれば韓国のトッププレーヤーのグリップは本当にすばらしい!!
ぜひ試してみてください!!
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