こんにちは。大阪府池田市/阪急宝塚線池田駅の自然療法整体院【関西カイロプラクティック】院長の鹿島 佑介です。
先日、このような記事を見つけました。
『3日の節分を前に消費者庁は、のどに詰まらせて窒息するおそれがあるなどとして、5歳以下の子どもにはかたい豆などを食べさせないよう注意を呼びかけています。
消費者庁によりますと、5歳以下の子どもが食品をのどに詰まらせた事故は、2020年までの10年間で全国の医療機関から141件報告されていて、このうち、大豆やピーナツなどの「豆・ナッツ類」が全体のおよそ2割を占めています。』
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240202/k10014344791000.html より引用
顎の退化~硬いものをよく噛んで食べることが重要
原因は硬いものを食べさせたからではなく、それまでに硬いものを食べてこなかったからですよね。
世の中はあまり噛まなくても食べられる柔らかいものだらけです。
それを「よく噛んで食べて」というのは無理があります。
硬いものを食べる訓練をせずに突然硬いものを飲み込んでしまうので事故になるんですね。
日本人はどんどん噛まなくなり顎が退化していっているんでしょうね。
離乳食が早すぎる問題も顎の力が退化する原因になっていると思われます。
顎のトレーニング期間が短すぎるんです。
離乳食はどんどん早くなり噛まなくても食べられるものばかり食べ。。。。
歯もどんどん退化し将来は歯が無くなる方向になるかもしれませんね。
ちなみに歯並びが悪くなっているのも要因の一つですが、これはほとんどが親などのご先祖様の生活習慣が原因ということがわかっています。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
⇒ 歯並びの悪さは親や先祖の影響かもしれません~エピジェネティクスの影響~
よく噛んで食べるという教育不足
また先日このような事故があり、給食にうずら卵を使わないようにするという記事に対して議論を呼んでいます。
『福岡県みやま市の小学校で2月下旬、給食で出されたうずらの卵を喉に詰まらせて小学1年生の男児(当時7歳)が亡くなった事故。同市の教育委員会が会見を開き、原因とみられるうずらの卵を当面使用せず、他の食材も提供する大きさを検討することを明らかにしました。』
https://news.yahoo.co.jp/articles/d995fb463c034ad783f2826814f8d230d17794d9 より引用
それに対してはよく噛んで食べろという教育がなされていないという問題があります。
よく噛んで食べるには、ゆっくり食べる必要があります。
給食の時間が短すぎてよく噛んで食べる時間がない、と言う問題です。
遊び時間が欲しくて早食いしてしまうケースもあるかもしれませんね。
いろんな視点で考える必要があります。