こんにちは。大阪府池田市/阪急宝塚線池田駅の自然療法整体院【関西カイロプラクティック】院長の鹿島 佑介です。
狭い意味でのダイオフとは、細菌や真菌・酵母菌(カンジダ菌)などが減るときに毒素がばらまかれてしまい、肝臓などに負担がかかり、さまざまな不定愁訴を引き起こすことを意味します。
広い意味では、カンジダ菌や真菌が減ることによりアレルギー反応が増えることも含みます。
抗生物質の使用により悪玉細菌が抱えている毒素が放出されたりすることもダイオフと言いますが、当院で多いのは、カンジダ菌によるダイオフ症状です。
以下はカンジダのダイオフ対策のはなしをします。
当院で行っているダイオフ対策
当院で行っているダイオフ対策は主に2つ。
- ダイオフによるアレルギー悪化に対する対策
- ダイオフによる毒素増加に対する対策
です。
この2つを確実に行うことにより、ダイオフ対策を万全にしています。
カンジダ真菌が減ることによるダイオフ対策
当院ではダイオフ対策のアドバイスを行うのですが、どうしてもサプリメントの準備に時間がかかるために、初回の治療後にダイオフ症状が出てしまうことがあります。
当院の標準治療であるアトラスオーソゴナルカイロプラクティックは副交感神経(迷走神経)を活発にさせ消化能力や免疫力を上げるため、カンジダ真菌が減りますので、カンジダによるダイオフがどうしても出ることがあるのです。
カンジダ菌の場合、3~4日くらいダイオフ症状が続くことがあります。
カンジダ菌アレルギーによるダイオフ対策
カンジダ菌が減ることにより、カンジダアレルギーがひどく出ることがあります。
カンジダ菌は生きているものより死んだものの方ががアレルギー反応が強くなります。
カンジダ菌のアレルギー反応により治療後に、
- 頭痛
- 倦怠感
- 強い眠気
- 鼻炎・耳鳴り・ふらつきがひどくなる
- お腹が張る
- ガスが増える
- 下痢症状
などのダイオフ症状が出ることがあります。
カンジダアレルギーによるダイオフ対策によく使用するハーブ
カンジダ菌のアレルギー対策に有効なハーブや栄養素はたくさんあります。
当院のフィシオエナジェティック検査ではカンジダ菌アレルギーによるダイオフ対策に役立たつハーブ・栄養素を調べます。
⇒ フィシオエナジェティックについて詳しくこちら
下記のハーブや栄養サプリメントは合わないケースもありますので一か月以上の長期使用は控えてください。
Gr8(FOS:フラクトオリゴ糖入り)
まず一番よく使用するのは乳酸菌ですね。
零芝(レイシ)
霊芝(レイシ)は副腎の機能を上げアレルギーを緩和するだけではなく、腸内環境を改善し免疫を上げる作用もあります。
ザクロ
ザクロを使用するのは主に女性ホルモンの影響を受けている女性です。男性にはあまり使用しません。
ビタミンP(ケルセチン・バイオフラボノイドなど)
アレルギー反応をひどくするヒスタミンを分解する作用があります。
月見草オイル
月見草オイルは特に生殖器系の炎症の強い方によく使います。
もちろんこれだけではありませんが、あまりたくさんご紹介してもきりがないのでよく使うサプリメントだけご紹介しました。
カンジダ菌の毒素によるダイオフ対策
カンジダ菌は、腸内細菌の1%いる常在菌です。有害な重金属や有毒物質を取り込んで分解する役目があります。
カンジダ菌が死に、有害物質がばらまかれてしまうことにより、肝臓や腎臓に負担がかかり、頭痛・頻尿・頭重・倦怠感などの症状が出るケースがあります。
とくにダイオフ対策として肝臓をフォローしながらガンジダ駆除をするのが必須の対策です。
肝臓をフォローしてダイオフ対策をする
肝臓をフォローしてダイオフ対策をする方法をご紹介します。
※下記の栄養素/ハーブサプリメントはすべての人に役立つわけではなく合わない方もおられますので、自己判断での1か月以上の長期摂取は控えてください。
ウコン(クルクミン)
ウコンには他のハーブと違う特殊な作用がありますので、注意が必要です。アルコールやカフェインをよく飲む人、タバコを吸う人は役立つかもしれません。
スーパーオドレスガーリック (無臭にんにく)
ニンニクやブロッコリーなどの硫黄成分は、肝臓での解毒に必ず必要な成分です。ただし、硫黄の代謝異常によって体調を崩すケーズもありますので注意が必要です。またにんにくはカンジダを直接減らす作用もあるためダイオフをひどくする可能性もあります。
ミルクシス(マリアアザミ=オオアザミ)
東洋のウコン、西洋のミルクシスと呼ばれるくらい西洋では有名なハーブです。ミルクシスに含まれるシリマリンという成分が有効成分です。
ダンリオンルート(タンポポ根)
焙煎するとコーヒーの苦みに似ていることから、妊娠中でも飲めるハーブティ(タンポポ茶)として有名ですね。有効成分は根の部分です。ダンデリオンルートは腸内の善玉菌を増やす作用もあります。
ブロッコリースプラウト
ブロッコリーやブロッコリースプラウトには、肝臓での解毒に必要なLメチオニンなどの硫黄成分や有効成分スルスラファンやジインドリルメタン(DIM)などが含まれています。合わない人もいますので要注意です。
ピクノジェノール
ピクノジェノールはポリフェノールの一種です。肝臓の血行を改善したり肝臓での女性ホルモンの代謝能力をあげます。特に女性ホルモン系の問題に役立ちますので男性にはあまり使わない傾向があります。
パインバーク
ピクノジェノールの材料である松の樹液です。
パインバークエキス(OPC95%含有) 240mg 90粒 NOW Foods(ナウフーズ)
ザクロ
ザクロは肝臓の血行を改善するだけではなく、女性ホルモンの代謝能力を上げます。アレルギー対策にも役立つことがあります。
当院ではダイオフ対策について必ず説明します
工夫のアドバイスをするのですが、工夫するまでの時間差があるため、どうしても初回治療後にはダイオフ症状がでることがあります。
当院でも、施術後の頭痛など不快な症状で電話がかかってくる場合、ほとんどがカンジダ菌によるダイオフ症状です。
他院で施術を受けたら体調が悪くなった、というケースも、ほとんどがカンジダ菌によるダイオフ症状です。
きちんと説明で伝えていたとしても、あまりに苦しいで、皆さま不安になって電話をかけてこられます。
本当なら、カンジダ菌が増える根本原因(消化酵素の問題や重金属の問題など)や、カンジダ菌の対処をする前にダイオフの対処が必要なのですが、どうしても時間差ができてしまうためダイオフ症状が起こります。
カンジダ菌の駆除にょってひどいダイオフ症状が起こる場合は、食事制限などの工夫も元に戻して、ダイオフの対処ができる準備が整ってからカンジダ菌の駆除を再開していただきます。
2回目以降の施術では、ダイオフが起こることはほとんどありませんのでご安心ください。
他院で施術を受けたら体調が悪くなった、もしかしたらその好転反応はダイオフ症状かもしれません。