こんにちは。大阪府池田市/阪急宝塚線池田駅のホリスティック療法治療院【関西カイロプラクティック】院長の鹿島 佑介です。
本日は貧血でふらつきの患者様の例です。
病院でふらつきの原因は貧血だという診断で鉄剤を渡されていたみたいですが、良くならず。
それで当院に来院されました。
現実に当院で調べるとふらつきの原因が貧血だった、なんてケースはみたことがありません。
なんで、西洋医学では「ふらつき≒貧血」になってしまったのでしょか?
理由はわかりませんが、原因不明だが女性は血液検査で貧血が多いから、なのかもしれません。
もちろん貧血が原因でふらつくことはあると思いますが、少ないと思います。
貧血でふらつく!?ふらつく原因が貧血なんてみたことありません
「ふらつき」の原因をフィシオエナジェティックで調べるとトランス脂肪酸の影響で小脳の機能が低下していました。
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トランス脂肪酸の影響を減らすには良い油(必須脂肪酸)をたくさん摂取する必要があります。
小脳の機能はバランスをとるだけでなく、さまざまな機能をコントロールしています。
小脳の機能
小脳の機能は、
- 継続的な運動の調整(自転車に乗る、お箸を持つ、歩行などの日常動作)
- バランス運動の統御
- 筋肉の調整
- 姿勢の制御(体の軸の感覚、平衡感覚)
- 空間認識能力
- 知覚情報の統合
などです。
今回のケースでは姿勢の制御や空間認識が今くいかなくなり、ふらつきが出ていたようです。
トランス脂肪酸とは?
トランス脂肪酸とは、乳化剤を使って固形化(乳化)された植物性油や高温で揚げた植物性油に含まれる変性した脂肪酸です。
トランス脂肪酸がたくさん含まれる食品
トランス脂肪酸がたくさん含まれる食品としては、
- マーガリン
- 人工生クリーム(ショートニング)
- 菓子パン
- コーヒーフレッシュ
- 缶コーヒー
- マヨネーズ
- ポテトフライ
- 揚げ物
- お菓子
- 焼き菓子
- ドーナツ
- レトルトカレー
- インスタントラーメン
などがあります。
必須脂肪酸とは?
体内で合成できないために摂取する必要がある脂肪酸のこと。
脂肪酸は飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸にわけられますが、不飽和脂肪酸の多価不飽和脂肪酸のことを 必須脂肪酸といいます。
必須脂肪酸はω9脂肪酸(オレイン酸)、ω3脂肪酸 (αリノレイン酸、DHA、EPAなど)、ω6脂肪酸 (リノール酸、γリノレイン酸)などがあります。
ω9脂肪酸(オレイン酸)はオリーブオイルやグリーンナッツオイル(インカインチオイル)にたくさん含まれており加熱しても酸化されにくいので、 熱を加える料理におすすめ です。
ω3脂肪酸 (αリノレイン酸、DHA、EPAなど)は魚介類(特に青魚)やナッツ類、グリーンナッツオイル、亜麻仁油(フラックスオイル)、えごま油(しそ油)、魚油(DHA・EPA )などがあります。加熱すると酸化するので熱を加えずに食べるのがおすすめ。
抗炎症作用 があります。
ω6脂肪酸 (リノール酸、γリノレイン酸)はべにばな油、サラダ油、ごま油、なたね油などに多く含まれており加熱すると酸化します。
抗炎症作用と 炎症促進作用 が両方があります。
摂りすぎると 心臓病、ガンになりやすと言われています。
必須脂肪酸おすすめの摂り方
サラダにえごま油や亜麻仁油(フラックスオイル)と醤油を少しかけて食べます。
ドレッシングに混ぜたり、スープに入れたりしてもおいしく食べられます。グリーンナッツオイルも美味しいですよ!!
食用油はできるだけ化学溶剤を使わない、「コールドプレス(低温圧搾)」のものを選びましょう。少々高いですが・・・
比較的過熱に影響を受けにくい油
必須脂肪酸は熱に弱くすぐ酸化します。熱を加える場合はオリーブオイルやグリーンナッツオイルがおすすめです。
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トランス脂肪酸は血管障害などの循環器障害につながったり、甲状腺機能低下の原因になったりもします。
必須脂肪酸をたくさん必要な臓器(脳、甲状腺、腎臓など)に影響します。必須脂肪酸とは似て非なるものなんです。
もしかしたら今回のケースは、
かもしれません。