こんにちは。大阪府池田市/阪急宝塚線池田駅の自然療法整体院【関西カイロプラクティック】院長の鹿島 佑介です。
整体が胡散臭いと思われているのはなぜなのか?
私自身も整体は胡散臭いと思っています。
何故なのでしょうか?
それには様々な問題点があると思っています。
それぞれ分けて説明したいと思っています。
本日の話しは「整体の胡散臭いポイント②「整体で保険適用」」です。
整体が胡散臭いと思われているのはなぜなのか?
それは日本独自の問題が関係しています。
整体というのは国家資格がないんです。
整体の胡散臭いポイント①「国家資格ではない」
例えばアメリカではオステオパシーやカイロプラクティックという整体があります。
二つとも国家資格になっており、ドクター扱いです。
当院で使用しているアトラスオーソゴナルの創始者のドクターやっている医院は脳神経外科からの紹介でたくさんの人がやってきます。
フィシオエナジェティックの創始者はオーストリアのオステオパシードクターの6年制学校の元校長です。
でも日本ではカイロプラクティックやオステオパシーなどの整体は国家資格ではありません。
カイロプラクティックやオステオパシーは先進国のほとんどで国家資格になっているのに。。。
当然のことながら、きちんと勉強していない胡散臭いマッサージ屋みたいなカイロプラクティック院や整体院が生まれてしまうことになるのです。
そもそも整体って何でしょう?
整骨院・接骨院と整体の違いが判らない方も多いのではないでしょうか?
少し説明します。
整骨院/接骨院と整体院の違い
ちなみに、当院は整体院です
実は整骨院や接骨院とは名乗ることができません。
何故かというと、整骨院や接骨院というのは柔道整復師という資格がないと名乗ることができないんです。
世の中には、整骨院や接骨院というところがたくさんありますね。
当院の周りにもたくさんあります。
たくさんありすぎて、過当競争のような状態になっています。
特に大阪は審査が甘いので、兵庫県の人が大阪府である池田市に店舗を探しに来る、と不動産屋さんに聞いたことがあります。
先ほど言ったように、整骨院や接骨院は柔道整復師という資格がないと開業できません。
整骨院や接骨院が多すぎるのは、柔道整復師の数が多すぎるという問題もあるのですが、資格の意味・内容と現状があってないことの方が実は大問題なんです。
整体院とは?
整体院と名乗るのに、特に何の規定もありませんし、資格も不要です。
整体院と名乗りながら、カイロプラクティックをしているところも多いですね。
当院もそうですね。
ちなみに、残念ながら日本にはカイロプラクティックの国家資格はありません。
私は柔道整復師の資格を持っていませんので、保険も効きません。
私が柔道整復師の資格を取らず整体院をやっている理由
私が柔道整復師の資格を取らなかった理由は柔道整復師ができることは限られていて意味がないなと思ったからです。
柔道整復師って何をする人、と思っておられる方もおられると思いますので簡単に説明します。
柔道整復師の治療範囲は「骨折・脱臼・捻挫・打撲」 です。
その範囲内の施術では、保険を使用することができます。
でも…マッサージで保険使えるんじゃないの、と思う方もおられると思います。
本来は柔道整復師さんは授業でマッサージを習いませんし、マッサージすることは原則禁止となってます。もともと柔道整復師の治療範囲は「骨折・脱臼・捻挫・打撲」だけなんですから。
ここで抜け道があります。
整体として肩こりでマッサージしても頚椎捻挫、腰痛でマッサージをしても腰椎捻挫などとして請求するのです。
そういう世界であることは勉強する前から知っていたので、必要ないと思って取りませんでした。
怪しい整体が減らない理由
怪しい整体が減らない理由としては、
- 日本の代替医療の法整備が遅れていること
- 日本の法律が現在の状況に合ってないということ
です。
自分自身、無資格なので資格を持っている方よりも勉強しないといけないということです。