こんにちは。大阪府池田市/阪急宝塚線池田駅の自然療法整体院【関西カイロプラクティック】院長の鹿島 佑介です。
皆様、注意していただきたいのはステロイドホルモンは自分自身がつくるホルモンです。
厳密に言うとステロイドホルモンは性ホルモンなども含みますが、ここでいうステロイドホルモンは副腎がつくるコルチゾールかコルチゾールに似せた化学物質のことを言います。
怖いステロイドのリバウンド
調子がいいからと言って簡単にステロイドをやめるのは大変危険です。
リバウンドと言われるさまざまな症状を引き起こすからです。
ステロイドのリバウンドの原因
ステロイドをやめた後に、元の症状が再発するだけでなく元の症状よりも悪化するケースがあります。
これをリバウンドと呼びます。
結論から言うとステロイドホルモンの副作用の一つとして、外からステロイドホルモンを摂取することによりと、自身のステロイドホルモン分泌能力が落ちるという副作用があるのです。
急にやめるとステロイドホルモンの分泌ができなくなっているため、急激に炎症が起こったり感染症がひどくなったりするのです。
自然療法で脱ステロイドを目指す
ただし、脱ステロイドをするときには注意しないといけないことがあります。
まずはステロイドホルモンとは何なのか、について考えていきましょう。
ステロイドホルモンとは何なのか?
ステロイドホルモンというのは、本来自分自身が作るホルモンです。
実際にステロイド薬はステロイドホルモンの一種でコルチゾールというホルモンのことです。
副腎皮質で作られる糖質コルチコイドと呼ばれるステロイドホルモンの一種です。
コルチゾールはコレステロールから作られる副腎皮質が作るホルモンです。
現実にはステロイドホルモンは他にもあり、性ホルモン(女性ホルモン(エストロゲン・プロゲステロン)、男性ホルモン(アンドロゲン)、鉱質コルチコイド(アンドロゲン)、もステロイドホルモンです。
コルチゾールはストレスから身を守るホルモンですが、血糖調節、血圧、免疫機能、脳神経の覚醒、骨の代謝の調整、脂肪代謝、抗炎症作用、関節の潤滑、アレルギー反応のコントロールなどをおこなっています。
コルチゾールの役割
コルチゾールの役割には下記のようなものがあります。
- 血糖バランスを整える
- 活力を維持する
- 血圧と血流を正常に保つ
- 炎症を鎮める
- 関節の潤滑油として作用する
- 体内システムを制御する(自律神経系)
- 免疫反応を調節する
- 栄養素吸収の増加
自然療法で脱ステロイドを目指す脱ステロイドを目指すというタイトルですが、現実にはやめたほうがいいケースと使いながら治したほうがいいケースがあるのです。
ずばり、使いながら治したほうがいいケースは副腎の機能が落ち、コルチゾールが不足しているケースです。
リバウンドが起こりますからね。
コルチゾールを少しずつ減らしながら、副腎でのステロイド合成能力を上げていくのがベストです。
十分ステロイドが作れているのにステロイドを摂取するとどうなるか?
使わないほうがいいケースは、副腎は十分ステロイドを作れているケースです。
十分ステロイドが作れているのにステロイドを摂取するとどうなるか
ステロイド過剰による副作用
ステロイド過剰による副作用としては、
- 免疫力低下による感染症(ステロイドは不足しても過剰になっても免疫力が落ちます)
- うつ症状(海馬の萎縮による)
- 交感神経の過剰による症状(高血圧・不眠症・頭痛・肩こりなど)の症状になることもあります。
- 骨がもろくなり骨折しやすくなります。
- 甲状腺ホルモンが減少します。
などです。
長期間使用するとステロイドホルモンを生成する能力が落ちてしまいす。
ステロイド薬の摂取をやめたときに、副腎がすぐにコルチゾールを作れないのでアレルギー症状や自己免疫疾患、それに感染症が急激にひどくなるリバウンド症状が起こります。
自然療法で脱ステロイドを目指す今からする話しはあくまでステロイドが不足しているケースのお話しですので、自己判断でのサプリメントの長期摂取には十分注意してください。
ステロイド分泌能力を上げるかもしれない栄養素ステロイド分泌能力を上げるかもしれないハーブ
ステロイド分泌能力を上げるかもしれない栄養素ステロイド分泌能力を上げるかもしれないハーブ/栄養サプリメントをご紹介します。
※下記のハーブはすべての人に役立つわけではありませんし、合わないひともおられます。自己判断で摂取する場合は、体調の変化に注意し、一か月以上の長期摂取は避けてください。
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亜鉛(銅を含む)
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ビタミンB100 コンプレックス (ビタミンB群)
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