こんにちは。大阪府池田市/阪急宝塚線池田駅のホリスティック療法整体院【関西カイロプラクティック】院長の鹿島 佑介です。
スピリチュアルを否定すればするほど「分離」の意識で苦しむことになります。
私も昔はスピリチュアルを極端に嫌がるタイプの人間でした。
ちなみに「スピリチュアルとは、精神性とか霊性と呼ばれる分野」のことです。
スピリチュアルを否定すればするほど「分離」の意識で苦しむことになります
スピリチュアルを否定すればするほど「分離」の意識で苦しむことになります
「分離」という概念を説明するのは非常に難しいです。
「分離」にはいろいろな意味がありますが、あまり深いところを考えると宗教的になってしまうのでサラッと説明します。
- 右脳と左脳の分離
- 顕在意識と潜在意識の分離
- 自己と他人の分離
- 集合意識と自己の分離
などなど。
その一番深い部分は「集合意識と自己の分離」いうことになります。
この考えを最初に提唱したのがスイスの精神科医であるユング氏です。
ユング氏が提唱した心理学はユング心理学と呼ばれます。
「集合的無意識からの分離」は自分と他人という概念を生み、自我を生み、それが2極化を生みます。
2極化とは「善」か「悪」か、「良い」か「悪い」かを判断することです。
2極化が起こると「自分」と「他人」を分けるようになり人と比べるようになります。
でも自分と他人を分けるのは当たり前のように聞こえますよね。
でも「集合的無意識からの分離」の意識は、例えば、自分は他人より優れている、という間違った信念システムが生まれます。
他人と自分を比較することになるのです。
比較することから、怒りや嫉妬などの感情や、争いが生じます。
当院で行うスピリチュアルヒーリング
スピリチュアルな部分のヒーリングのことをスピリチュアルヒーリングと呼びます。
自分と他人につながりを意識することで、自分も他人も同じ人間、と意識することになり、怒りを怒りや嫉妬を感じなくなったり、争いが無くなります。
当院でおこなうボディートーク療法には分離の意識という項目があります。
⇒ ボディートーク療法について詳しくはこちら
分離の意識から信念システムや無意識の問題が生まれます。
これらはスピリチュアルな部分なのですが、ボディートーク療法はスピリチュアルだけを見るヒーリングではなく、肉体的な部分もみます。
ですのでスピリチャルな部分の問題が出てくるとは限りません
分離の意識についてのおすすめ本
この部分を説明するのに一番わかりやすい説明をしている本があるのでご紹介します。
以下、以下の文章は引用です。
『まずは「たった一つの命」風船に例えるところから始めてみよう。イメージしてほしい。とても伸縮性に富んでいて、突いても伸ばしても決して割れない風船があるとする。
この風船が「存在のすべて」、唯一無二の「命」だとしよう。「神」とか「愛」、「ソース」や「空」と言ってもいい。そしてその風船の中に詰まっている空気を「意識」と呼んでみよう。これがいわば、「分離」という幻想世界が生まれる以前の「神の意識」だ。
じゃあ今度は風船(神の意識)に細工をして神以外の意識(人間の赤ちゃん)をつくってみよう。風船の一部をつまんで、内側から外側に向け圧力をかける。するとそこに小さな膨らみが生まれるだろ。この小さな膨らみが「赤ちゃん」として現象界で認識できる時限に突き出る。それは、新たな命が誕生したのではなく、風船の形状の変化があったということだけのことだ。で、その小さな膨らみの根元に「捻じれ」を加えてやると・・・元の意識との間が閉ざされる。ここでできた出っ張り、小さな膨らみの中に隔離されている空気(意識)が「私」という独立した感覚を生む。これを繰り返すことで人口は増加する。元は一つの同じ意識(空気)だが、「捻じれ」というエネルギー(私と私以外のものを分ける壁)が出現したことで、それぞれが独立して感じられるようになる。
この小さな空間に隔離されている意識が「自我」や「顕在意識」と呼ばれるもの。またこの「分離」の感覚を生む「捻じれ」のことを「カルマ」と呼ぶ。
だから、「自我という何か」が存在しているのではなく、「自我という状態」があるということ。
また「カルマという何か」が存在しているのではなく、捻じれという状態がある、ということなんだ。
この関係から「カルマ(捻じれ)が解消されることで、自我(分離意識)は消失する。
ほらこのねじれ画なくらると・・・・ポンッ!この「ポンッ!」の瞬間が、いわゆる「さとり」や「見性」、「目覚め」と呼ばれている現象だね。
さらにこの「捻れのない状態」=「分離感覚の消失」=「全体としての意識」という自覚が「ワンネス」という言葉で表現されているんだ。
捻れという運動とは別の、「データとしてのカルマ(命に吹き込まれた記憶)」だ。この風船の中には、生命活動のありとあらゆる記憶が内包されている。
誰かの誕生の際、この記憶データの一部が、意識とともに「小さな膨らみ」に流入されるんだ。そのデータが、生まれながらの性格や気質、才能、趣味嗜好、または性別や体形などといった特徴を決定づける。
だから、1人が「たくさんの前世の記憶」をもっていても当然だし、同じ前世の記憶を持つ者が複数人いても不思議じゃない。』
(引用終わり)
全ての人のなかに神がいる
究極は宗教的表現になるかもしれませんが、すべての人がもともと神だということですね。
神はユング心理学でいう集合意識です。
「全ての人の中に神がいる」「すべての人が繋がっている」と思うことにより怒りや嫉妬、争いがなくなります。
スピリチュアルを否定している人は「分離」しているため、他人の中にも神がいる、ことを理解できないため、他人に対して怒りや嫉妬や争いが生まれるのです。
もちろんスピリチュアルにだけに傾き過ぎても、地に足着かない状態になってしまいますので何事もバランスが重要ですね。
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