こんにちは。大阪府池田市/阪急宝塚線池田駅の自然療法整体院【関西カイロプラクティック】院長の鹿島 佑介です。
本日は意識や心理に関する本をご紹介します。
『ちゃんと生きない。〜自分を優先する勇気〜』
著者:いっせい
出版社: サンクチュアリ出版
価格:1,760円(税込み)
心と身体がつながっているというのは、皆様、体感したことがあると思います。
自分自身の意識(無意識)がからだの症状を引き起こす、健康になるための意識のコツ、のようなことが書かれた本です。
著者はもともと理学療法をしておられて現在は整体師さんのようです。
その中で、気になったポイントについて一部引用します。
姿勢が悪いのは胸を反りすぎているから?
『胸を思いっきり反って、力を抜いたときに首がストンと前に落ちる人。
その人は、ストレートネックと呼ばれる状態。
本来、骨盤の上にまっすぐ座っているはずの首が、前に出ている。
内臓の治まりも悪くなり、お腹もぽこっと出てしまう。
一般的にはスマホやパソコンのせいだと言われるが、本質は違う。
ストレートネックの原因は、「背筋の伸ばしすぎ」にある。
言い換えると、「胸を反りすぎている」のが原因。
胸椎には交感神経のスイッチがある。
人は過度な競争を強いられると、胸を反るスイッチが入ってしまう。
勉強でもスポーツでも、「がんばらねば」で、疲弊していく。
競争をやめれば、緊張がほどけて姿勢も体調も良くなっていく。』
これ、私のことですね。
姿勢が悪いのは胸を反りすぎているからって、、、逆じゃないの、と思われる方が多いと思います。
胸を反ると姿勢が悪くなる理由については過去にも記事にしました。
この記事にも書いていますが、父親から「姿勢が悪い、胸張って」と言われ続けました。
ある気功師さんに「親に胸を張れ、って言われてきたんじゃない?」「肩ひじ張って生きてきたんだね」と言われて泣きそうになったのを覚えています。
私の競争相手は今から考えると父親でした。
父親が卓球部だったと聞けば無意識に卓球部に入り、ゴルフ部だったと聞けばゴルフ部に入り。。。
とても変な行動ですよね。
無意識に父親と比較し、負けないようにと頑張り、結果ゴルフでは父親にかなわなかったですからね。
そして勝手に挫折。
私のように猫背の人がすべて意識や心理の問題から来ているわけではありませんが、意識や心理によって猫背になっている人は多いです。
この本はそんな心理と意識について書かれた本。
症状すべてが心理的問題で解決できるわけではありませんが、とても面白い本です。