こんにちは。大阪府池田市/阪急宝塚線池田駅の自然療法整体院【関西カイロプラクティック】院長の鹿島 佑介です。
先日このような記事を見ました。
『日本人が赤ワインを飲んでも害のほうが多い?
以前、赤ワインが動脈硬化を防ぐと話題になりました。フランス人は肉やバターなど動物性脂肪を多く取っているのに、狭心症や心筋梗塞などの心臓病による死亡率が欧州で一番低い。それは赤ワインに含まれるポリフェノールという物質が悪玉LDLの酸化をさまたげ、動脈硬化を起きにくくするからだというのです。これを聞いて、日本でも、ちょっとした赤ワインブームが起こりました。
じつは、日本は心臓病の発症率が世界で最も低い国の一つで、死亡率もフランスより下なのです。心臓病の予防を目的にわざわざ赤ワインを飲むのは、「隣の芝生は青い」そのものです。』
https://news.yahoo.co.jp/articles/592f6e55570e21f8b79389d4a3bc16ba26675c16 より引用
赤ワインは体に良い?体に悪い?
赤ワインは体に良いのでしょうか?
悪いのでしょうか?
答えを先に言うと「悪い」です。
嗜好品が体に良いという情報はほとんどウソなんです。
よく考えてみてください。
なぜブドウやぶどうジュースではなく赤ワインなんでしょうか?
赤ワインだったら葡萄ジュースのほうがいいに決まってます。
なぜ赤ワインなのでしょうか?
これはワインを売りたい人の力がかかっていますよね。
政府の力かもしれません。
ポリフェノールとは?
『それにポリフェノールは赤ワインにだけ含まれているわけではありません。果物で言うと、ブドウよりブルーベリー、スモモ、イチゴに多く含まれ、コーヒーにも赤ワインと同じくらい入っています。これ以外にも、ニンジン、ホウレンソウなどの緑黄色野菜、大豆、ゴマ、ニンニク、ナッツ類、海藻、魚、緑茶など、身近な食物にいくらでも入っており、好き嫌いなく食べていれば十分摂取できるはずなのです。』https://news.yahoo.co.jp/articles/592f6e55570e21f8b79389d4a3bc16ba26675c16 より引用
そもそもポリフェノールは、植物にすべて含まれている物質です。
フラボノール(フラボノイド)はポリフェノールの一種で抗酸化のある色素です。
ポリフェノールそれ自体に血管拡張作用や抗酸化作用はあるでしょう。
でも、、、上記の記事にも問題があります。
結論から言うと、コーヒーにはそれ以上に血管収縮作用(覚醒作用)のある物質(アルカロイド)が入っているんですよ、ということ。
健康情報に騙されないで!!
『健康効果を医学的に証明するには、第1章で見たコホート研究のように数万人規模の参加者を長期にわたって厳密に観察し、その結果を判定する必要があります。
しかし現実には、少数の参加者を対象に、ごく短期間おこなった簡単な調査結果をもとに健康効果をうたったり、データの一部を都合よく切り取ってセンセーショナルに報じたりする例があとをたちません。それどころか健康効果と呼べないものさえあります。』
https://news.yahoo.co.jp/articles/592f6e55570e21f8b79389d4a3bc16ba26675c16 より引用
世の中にはいろんな健康情報があって、本当にどれが正しいのか?が分らなくなってきます。
健康情報に騙されないでくださいね。特に嗜好品。
皆様よく考えてみてください。